だから囁くのさ

音楽の話とかとか

VST

Pulsar Massiveのアナログ感 : Plugindoctorで遊ぶ

先日Pulsar Audioから「Massive」というManley Massive Passive EQをモデリングしたイコライザプラグインがリリースされた。
MassivePassiveの実機を触ったことはないから深い思い入れがあるわけでもないのだが、
Pulsar Audioというと、僕が愛用しているMu,1178,Smasherの発売元なので興味がわいた。

とても有名なイコライザのモデリングプラグインだけに、すでに多くの人がレビューしているから僕が書き足すことはほとんどないんだけど、Plugindoctorで観測しながらプリセットをみていて気付いたことを書いてみる。

次の2点につて。
・歪み特性
・Analyzer画面が不自然?
・負荷


■ 歪み特性
プリセットを見たりぐりぐりつまみを弄っていて気付いたのだが、一番左側のバンドのGainを上げ下げすると歪み(倍音)が発生する。
こんな風に。
PulsarMassive_歪み特性

ぐぐっとアナログ感がが出るのだ。

そして、次のように左側2バンドをシェルビングにしてブースト&カットすると、周波数特性的には大きなブースト・カットが発生していないのに歪むというアナログ感をニュルっと足すことができる。
PulsarMassive_Shelfブーストカット_サチュレーション

プリセットを見ていても、そのように設定しているものがあった。
これは面白い効果だなぁと思った。



■ Analyzer画面が不自然?
これまたプリセットを次々に切り替えながらPlugindoctorで観測していて思ったのだけれど、、、、

MassiveのAnalyzer画面に表示されている黄色いラインと、Plugindoctorで観測された周波数特性とで形が大きく異なっている。
どちらを信じるか…だが、、、MassiveのUI表示の方に違和感がある。
ウーム。

次の例は、気になったプリセットをいくつかピックアップしたものだ。
PulsarMassive_temp_femalevocal
PulsarMassive_temp_metalkick
PulsarMassive_temp_rockbass
PulsarMassive_temp_sweet_saturation

うーん、MassiveのUIは微妙に違和感があるから↓のようにアナライザ部分を非表示にして運用して耳で判断した方がよさそうに思う。
この方がアナログ機材感も出るしね!
PulsarMassive_SimpleUI


■ 負荷
処理負荷は結構高い…
Pulsar Muや僕が愛用してるチャンネルストリップ bx_console SSL 4000Eなどと比べると4倍以上の負荷になっている。
バスやマスターで使うことになるかな。
PulsarMassive_負荷


最後に音ですが・・・・
前半Bypass、後半 ON


うーん、自分の耳では凄さとかよくわからないけどwww
これから多用することになるかもしれん…

あとあと、2022/6/26まで、イントロセールでPulsarユーザは€59でゲットできるからお早めにね!!
PulsarMassive_intro_sale


↓めちゃめちゃ良い感じのレビュー記事



PluginBoutiqueでのご購入はこちら



Plugindoctorで遊ぶ: Tape MELLO-FI (Arturia)

去年末に公開記念で無料で配布していたArturiaの Tape MELLO-FI というテープシミュレータを試してみた。
tape_mello_fi


昔Arturiaのソフトシンセを使ったときに激重だったので当時の悪印象が残っていたが、このプラグインはかなり軽量だった。

以下の機能を見ていこう
・テープストップ
・フラッター、WOW
・トーン
・フィルター
・サチュレーション(コンプ)

■テープストップ
再生停止ボタンを押したらゆっくり止まるアレな感じの再現だ。
テープを止めるスピードを選択することができて、最大8小節の長さで止めることができる。
この機能を使うためだけに導入してもいいんじゃないか?って思ったw
音を聴いてみてほしい

tape_stop


■フラッター、WOW
テープの回転速度を不安定にする設定かな?強めにひねるとピッチがグネグネ。
これも、わざと効果を狙った場合にはすごくハマる感じ。
ボーカルにかけると音痴に聴こえてしまうけど、パッド系とかに使ったらいい感じに厚くなったりするのかも

tape_mello_flutterw

■トーン
ON・OFFボタンがついていて、ONにするだけでかなり極端な周波数特性になる。
ノブをひねると、低域・高域のどちらに寄せるかを選ぶことができる。
今回はボーカル素材にかけてみて、少し高域に寄せてみた。

ラジオボイスというか、古めかしい音になる。昔のテープはこういう音だったのか??

良い感じに汚れるので、オケの中でもどっしりした感じになる印象だった。
極端な音の変化になるので、この音を狙って出したい場合はピンポイントで使える感じ。

tape_mello_tone


■フィルター
Qが狭いLPF,HPFだ。
エフェクティブに使う感じも良いかも。

tape_mello_filter

■サチュレーション(コンプ)
挿しただけで奇数倍音が発生していて、Driveを高めると暖かな音になる印象。
入力がピークを越えると緩やかにコンプがかかる。ちょっとだけクリップさせるとヌルっと歪んで良い感じ。
tape_mello_saturation
tape_mello_comp

WEARというノブがよくわからないんだけど、ちょっとひねるだけでノイズのようなものが発生する。
音もザラつくような印象で。これもローファイ感を出したいときに使えばいいのかな〜
tape_mello_wear


■■ まとめ ■■
定価99ドルになってるプラグインだけど、その価格で買うか?というと微妙w
セール時期に、また安くなったり無料配布とかあるかもしれないから、それを狙うのが良いかなぁ。

テープストップの質感はすごく気に入った。
SoftubeのTapeより良い感じだから、この効果を使いたいときは迷わず立ち上げるだろう。

ラジオボイスとか古めかしい音をわざとらしく作りたい場合にも活躍しそう!

Default設定でサチュレーション効果をうっすらかけるだけでも良いかもね!

そんな感じで〜


歌ってみたMIX師な一年でした

今年の趣味の思い出は歌ってみたのMIXをやったことかなぁ…
1年で約50曲ちょっとやらせてもらいました。


事情により一部は非公開としてます

去年は「DTMerな一年でした」ということで去年レギュラ入りしたプラグインを紹介しました。
今もほとんどのプラグインが現役レギュラーで活躍してます。



今年は歌ってみたMIXをする中で新たにレギュラー入りしたブラグインが結構あるので棚卸として記録しておきたいと思いまーす


■トラックの基本プラグイン
  • LINDELL PLUGINS 50 SERIES
    FX 1 ・ インサート ・ 1 - Lindell 50 Channel 2021-12-24 1

    bx_console 4000Eと並んでツートップのチャンネルストリップ
    EQの効きがねっとり、マッタリしている印象。
    bx_consoleのEQはガツっと音が変わるのに対してこちらは滑らかにかかる。
    スマホ録音された音源のハイが足りないときに、このプラグインでハイをブーストすると比較的自然に持ち上がるので重宝している

  • Material Comp
    FX 1 ・ インサート ・ 2 - Material Comp 2021-12-24 14.08.

    国産のコンプ。
    VCA、FET、OPT、TUBEなど6種類のスタイルを選べる。
    アナログ感を足す機能も心地よい。
    何気にステレオイメージャとしての性能も高い。
    以前はトラックに挿すコンプとしてWavesのC1, H-Compを好んで使っていたが、今はMaterial Compでキマりだ。

各トラックは『チャンネルストリップ(4000E or 50Series)→MaterialComp→Pro-Q3』の流れで最初の音作りをしている。


■ボーカル処理
  • soothe2
    vo All ・ インサート ・ 6 - soothe2 2021-12-24 14.18.15

    結構いいお値段がするから買うのをかなり悩んだが最近の黒金セールで購入した。
    ディエッサーとレゾナンスサプレッサー機能。
    耳につく痛いところを良い感じにリダクションしてくれる。
    UIも分かりやすくて特に自分が気になると思うところを重点的に処理させるように設定することも可能だ。
    鋭い歯擦音には弱いイメージがあるので、ボーカルの歯擦音の除去をするプラグインの後段に挿すのが個人的にはお勧め。
    これを買うまではPro-Q3のダイナミックEQで1個1個リダクションポイントを設定していたがsoothe2を導入したらそれが不要になった

  • Sibilance
    vo All ・ インサート ・ 4 - Sibilance Stereo 2021-12-24 1

    前からライセンス持っていたが最近になって使い始めたw
    さ、か行の歯擦音のリダクションに強いイメージ。
    soothe2の前に挿してる。

  • Maag Audio EQ2
    FX 1 ・ インサート ・ 3 - Maag EQ2 2021-12-24 14.13.03

    AIR BANDっていうネーミング、表記が良いね!
    ボーカルトラックの抜け感を少し足したいときに最後段で高域を軽くブーストする感じで使う


  • MAutoVolume
    FX 1 ・ インサート ・ 5 - MAutoVolume 2021-12-24 14.13.10

    音量差が大きいところを均す目的で使います。
    コンプで一気にぶっ潰すより、このプラグインで軽く均してからコンプを書けるほうが自然にダイナミクスを揃えることができる
    WavesのVocalRiderと使い比べをしたけれど、僕にとってはこっちが使いやすかった。
    ↓でも紹介


  • MAutoPitch
    FX 1 ・ インサート ・ 4 - MAutoPitch 2021-12-24 14.13.06

    ケロ、ロボットボイスを作る時や、ハモリを機械っぽく無機質にしたいときに使ってる。
    Auto-Tune Accessと同じくらいの機能、やいもう少し細かく調教できるのに無料で提供してくれてるプラグイン。凄すぎるのよ!

  • VoxDoubler
    FX 1 ・ インサート ・ 6 - VoxD Widen 2021-12-24 14.13.19

    ダブラープラグイン!
    ハモリを厚くするのに良い感じに使える!




■コンプ
  • SSL Native Bus Compressor2
    vo All ・ インサート ・ 2 - SSL Native Bus Compressor 2 2

    スピード感を出したいときに使ってる。
    って、なんかプロが言いそうなことを言ってみる。
    勢いのあるボーカルのピークをガツっと潰してパンチを出すイメージで使うことがおおい。

  • Pulsar 1178
    vo para ・ インサート ・ 1 - Pulsar 1178 2021-12-24 14.20

    こちらはボーカルが細いときにパラレルコンプで厚みを出したいときにこれを使ってます。
    ガツっとつぶれるのに汚くならない感じが好きっす




■空間系
  • Imperial Delay
    DD vo ss ・ インサート ・ 3 - Imperial Delay 1.5 2021-12-

    処理が軽いからトラックにも躊躇なく挿せる感じ。
    前までよく使っていたReplikaの出番が消えた?とはいえ、ねっとりした感じはReplikaが強いかな


  • Gem Mod
    DD vo ss ・ インサート ・ 7 - Gem Mod 2021-12-24 14.22.11

    いわゆるコーラスプラグインだが、デジタルっぽいうねりがないナチュラルな感じが凄い
    期間限定でフリーで配布されていた時にゲットした
    廉価版だからと侮るなかれ。めちゃくちゃ良い感じ!
    ボーカルに直接かけたり、ディレイ、リバーブ音の後段に挿しても良い感じ
    ↓でも少し語ったので見てほしい。


  • LX480 Essentials (RELAB)
    DD vo ss ・ インサート ・ 6 - LX480 Essentials 2021-12-24

    まとわりつくような残響感が好き。
    実機とかは全然知らないんだけどね。


  • SSL FlexVerb
    DD vo ss ・ インサート ・ 8 - SSL Native FlexVerb 2021-12

    StudioOneのRoomReverbが意外と使えるかな?なんて書いたけれども、やっぱりちょっといいリバーブ使いたいよね。

    初期反射と残響を別々に調整できるし、イコライザが内蔵されてるのが凄く使いやすい。
    それからサイドチェインコンプ的なことも内蔵されていて、入力音があるときは残響音を少し抑えるとかが、このプラグインの中だけで出来る。
    値段だけのことはあるな。。。セールで安くゲットしたけど



■その他
  • VSM-3
    vo All ・ インサート ・ 7 - Vertigo VSM-3 2021-12-24 14.2

    サチュレータ。
    ディストーションよりは軽く歪ませたいときに使う。
    スマホ録音のボーカル素材の足りない高域を補強するのにも使ったりする。

  • Auto-Key
    inst ・ インサート ・ 3 - Auto-Key 2021-12-24 14.25.26

    音を読み込んでキーを検出するプラグイン。
    ハモリ生成をするのに曲のキー、スケールを把握するのが必須になるけれど、それを自動でやってくれる。
    ちゃんと耳コピしてやってもいいんだけど、これを使い始めて楽を覚えてしまった。


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無償MIX師は機材がしょぼいといわれるけど、素人としては結構投資してる方だとは思う…上には上がいるけどね。
これらを使いこなして更に良い音源を届けられるように精進します!

さて、今年の投稿はこの記事が最後です〜!
2年位前から週末に投稿するのを続けてきた結果ほんの少しずつ見に来てくれる人が増えてきてます。ありがたや!
なので今後もできる限り続けていきたいなーと思ってます。

ではでは、良いお年を!


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今回紹介したプラグインは PluginBoutique のセールを狙って少しずつ買いそろえました!
ウィッシュリストに入れておくといいよ〜








Plugindoctorで遊ぶ: Vintage Warmer2...それでも俺はマキシマイザーを求めるのか

VintageWarmer2


かなり昔に自分が作った曲の迫力を出すことを模索している時に「音を大きくする本」に出会い、おそらく間違った解釈で突っ走った結果ますます音が貧弱になった苦い経験がある。
それは、↓で懺悔したが。

音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks3)
永野 光浩
スタイルノート
2006-11-13



だから、この本に対しては不信感しかない。
そして今回話題にしようとしているVintageWarmer2はその著者が激推ししていたプラグインである。
今日までは、その苦い経験から VintageWarmer2を避けてきていた。
値段もそれなりにするし、、、というのもあった。

しかし、ここのところの黒金の散財の結果、VintageWarmer2のセール時の価格はそれほど高くもないかなという感覚になってきて、じゃぁ、せめて試用版だけでも試してみるか。。。と、この記事につながる。


まずは自分の音源にかけてみる。
次の3種類が連続で流れる。音量感は揃えた。
Bypass→VintageWarmer2オン→ちょっと強めにかけた

※選んだ音源が悪かったか、、、ちょっと違いが分かりづらいかな。

いわゆるマルチバンドコンプ+リミッター(マキシマイザ)的な働きをするプラグインなので、ゲインリダクションが上がれば飽和感も増して音にまとまりが出るような気がする。
強くかけすぎると音のパンチは損なわれておとなしくなった印象だけど、2番目の音源くらい適度にかければグッと締まった音になる気がする。

結論からすると、、、、結構使える!!!
次のセールで買おうかな…

少なくとも10年以上前から存在しているかなーり古いプラグインだけれどVST3にも対応してるし定期的にメンテナンスが入ってるみたいだし普通に売れ続けてる製品なのかな。
CPU負荷が高いというレビューもあるが、さすが古いプラグイン。今どきのPCなら全然気にならない負荷だった。
具体的にはPulsar MuのOverSampling無しの時より少し重いかな、くらい。
さらに、トラックに使用することが想定されているMicroWarmerはPulsar Muよりだいぶ軽い。


さて、そんなわけで、実際に使うとなったらどんな挙動なのかを目でも把握しておきたいからPlugindoctorで遊んでみた!!

ちょっとググると「Kneeを上げてDriveを下げる」というのが定番設定とあった。
そうすると、なるほど、ヌルっとコンプレッションがかかる感じになるのかな。
VM2_定番設定

では、Knee,Driveをそれぞれ別に動かすとどうなるのかな?というのを見てみる。

まずはDriveを上げて最終出力ゲインを少し下げると。。。
なるほど、リミッター的な挙動になる。
ここまでは予想通りと。
VW2_Limitter


Kneeを上げる。
スレッショルドより下の音量が持ち上がってどんどん飽和感が増していく。
なるほど。
VM2_Knee


Kneeを上げた状態でDriveを下げていくと、、、ヌルっとしたつぶれ具合いになっていく。
VM2_GainDown


というわけで、まずはGRメータを見つつ、KneeとDriveの上げ下げで良い感じのところを見つける感じかなー。
5dB以上潰すとちょっとつぶれすぎかなーって感じる。
ガツっと潰してMIXを下げてパラレルコンプ的な使い方も良いかもしれない。

あとGRが生じている時の倍音がなんか複雑に出てるなぁと。アナログ感マシマシなのかな?わからんけど。
VM2_倍音


VintageWarmer2のレビューはさすがにいっぱいあるけど、この記事のPlugindoctorの計測結果は自分のメモと誰かの参考になればなと。


あとは僕が参考にしたレビューの一部


黒金で散財した………しかし。。。

↓で挙げたプラグイン、全部買いました…黒金セールが始まるより少し前に買ったSpireも含めるとかなりの散財…



しかし、、、

試す暇がないというか、色々余裕がないところでストレス発散買いをしてしまった気もする

すまん、、、、すまんのだ。
各方面に頭が上がらないのだ

余力が出たら自分なりのレビューとか書いてみたいのだ。

Plugindoctorで遊ぶ: PUNISHは暑苦しい?

先日PluginBoutiqueSpireを買ったらおまけでPUNISH LiteっていうPUNISHの機能限定版が無料で付いてきた。
punish



今回はこれを試してみた〜。
もともとPUNISHというプラグインには興味持ってたんだけど、Liteはワンノブのサチュレータかな?なら試さなくていいや、というくらいに思ってた。
でもでも、UIを見ていたらGR(ゲインリダクション)メーターがついてるのに気づいた。
あれ、コンプ的な挙動もするのかな??とちょっと興味がわいたので試してみようという気になった。

まずは今回試した音源を…
それぞれ前半がバイパス状態、後半がPUNISHをかけた状態。
今回はメインのシンセと、キック以外のドラムバスにかけてみた。



特にシンセの音の変化が分かりやすくて、オケの中で細いなーと思っていた音が厚みを増して存在感が出てる。
ソロで聴いてみると特にわかるけど、ザラザラとしたオーバードライブ感も加わってるからオケの中でも輪郭が出てくる効果があるように思う。

波形を見てもグワッとコンプがかかっているのが分かる。

punish_wave


ではPluginDoctorでも見ていく。PluginDoctorの登場は久しぶりー


まずは素で通してGRがかかっていない状態。この状態でもすでに歪み(倍音)が加わってのが分かる。
plugindoctor_default


Inputと中央のノブを強めていくとコンプレッションがかかりそれに応じてひずみも増加した。
punish_歪み


中央のノブを強めるとスレッショルドが下がる感じかな?↓のようになった。
punish_compress_knob


コンプレッションの具合いを見ていくと結構Ratioが高いことに気づく。
ガツンとつぶれる感じかな?
ガツンと潰すコンプということでPulsarSmasherとも比較してみようと思い立った。
punish_compress


ふむふむ。。。。Ratioの感じがとても似てる。
これ以外にCPU負荷はほとんど同じだし、バスには不向きで単パートにかけるのに向いているという特徴も同じ。
ということは、PUNISHじゃなくてももともと持ってるSmasherで良くない?
Pulsar大好きだし!!!

っていうことで、音と波形を見比べてみる。

smasher_punish_wave


音のつぶれ具合いは似てるんだけど、PUNISHはディストーションというかオーバードライブというか、より歪み感が加わっている。
ふむ、、、PUNISHにもちゃんと個性があって目的に合わせて選ぶべきプラグインだということが分かった!!

今回比較してみて、PulsarSmasherのつぶれ具合いが思っていたよりもクリーンだということも分かった。


■今回の結論
  • PUNISH、SmasherともにCPU負荷は低いので単パートにガツンとコンプをかけたいときに使う
  • PUNISHはより汚したいときに使う
  • PUNISHはディストーションも加わるため、あまりに多くのパートに使うと暑苦しくなりすぎる
    実際PUNISHをベースにも挿してみたらものすごく暑苦しくなってダメだった


余談ですがバスにガツンとコンプをかけたいときは、僕の手持ちの中ではPulsarの1178が好きです!


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Spire買いました

割と今更だけど主力となるアナログモデリングシンセをようやく1個買った
※今まではReasonのシンセを使っていた。

Spire!!!

同じぐらいの価格・グレードでは他にSerumSylenth1Massiveなど有力なソフトシンセがある中で敢えてSpireを選んだ理由は??

ズバリ見た目!
spire_ui


制作のテンションを保つには重要な要素だよね。
上に挙げたシンセのUIもそれぞれ洗練されていて素晴らしいんだけど、その中で一番僕のハートが求めたのがSpireだったという感じ。

とはいえ、さすがに1万を超える価格の買い物を見た目だけで決めるわけにもいかないので試用版で音や使い心地を確かめた。
↓はドラム・ボイス以外のシンセ音は全部Spireから鳴ってるもの。
それぞれ昼休みに20〜30分で作った8小節……



メロディがダサいのはさておき…使った感触は…

■プリセットが即戦力
約1000個のプリセットはどれもすぐに使える感じのものだった!
音を選んでから、その音に合いそうなフレーズを考えるっていう久しぶりのワクワクする感覚〜
今回の試用でもほとんどプリセットのまま。

■UIが分かりやすい!
プリセットをちょっと好みのように直したいって時にそれぞれのパラメータへのアクセスが凄くいいね!
エンベロープ、LFOの設定、各パラメータへのアサインが凄く分かりやすい〜

■軽い
ノートPCの省エネモードで動かしているのを忘れるくらい軽かった。
シンセの起動自体もめちゃくちゃ早いから、今作業中の音色を保留しつつ、ちょっと別の音色を試したいって時に躊躇なく新しいインスタンスを立ち上げることができる。
軽いってのは使い心地を決める最重要ファクターだよね!
spire_6_instance
spire_performance


まだ買ってから数日なので、今後ももっと使い倒していきたいなと。
ReasonがVST化してしばらく嬉しくて小躍りしていたけど、なんやかんや重いからSpireの軽さになれてしまうとReasonの出番が減りそうだな…

当面はSpire,Nexus2(まだ3にしてない)が主力になりそうな予感
最近は時間がなくてほとんど曲作りできてないけど〜、今回みたいに小一時間でサクッとメロデーをスケッチするというのは今後も続けていきたいなと。



SANDMAN PRO (高機能?ディレイプラグイン)

全然余力がないけれど日曜日に投稿するという自分のおきてを守るために…最近、無料で手に入れたディレイプラグインを使ったデモ曲というかスケッチを投稿しておこうと思います〜


SANDMAN PROっていうんですが、ディレイの各パラメータにモジュレータをアサインするときReasonみたいにグラフィカルにモジュレータをケーブルで繋ぐ感じが直感的で、しかも楽しい!ってのが気に入りました。
sandman_pro_anim

欲しい効果を自在に得ることができるようになるには時間がかかりそうだけど、、なにより楽しい!(2回目)

絶対もらっとけ! GEM MOD (アナログコーラス プラグイン)

2021/12/14更新
【無料】Roland SDD-320 Dimension Dをエミュレートした、OverLoud「GEM MOD」(通常$99)が1週間限定無償配布開始!
またやってるよ!!!絶対もらっとけ!!!

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GemMod

今まで知らなかったプラグインメーカー Overloudから Gem MODULAという製品が発表され、その発売記念なのか、Gem MODULAの中の1ユニットを切り出したプラグインが期間限定で無料配布している。
詳細は↓のサイトを!
【無料】Roland SDD-320 Dimension Dをエミュレートした、OverLoud「GEM MOD」(通常$99)が1週間限定無償配布開始!

この無料配布は明日9/27まで。この期間が終わると$99だか99ユーロだかで販売になるらしい。
今言えることは
「めちゃくちゃ良いから、とにかく貰っとけ!」

これまでプラグインメーカーが製品版のLite版を無料にしたというプラグインを何度か試してはがっかりしてきたが……
これは定価1万にするだけのことはあってものすごく質が良い!
僕が感じたことはそのまま↓のレビューに書かれていたのだけど、本当に音が良い!
変にうねった音にならずにナチュラルに音が広がる感じ。
Overloud Gem Modレビュー

僕の手元の音源で試したものを載せておく。
効果が分かりやすいように、ちょっとわざとらしく強めにかけているよ。
※ボーカル(SOLO)Bypass→ボーカル(SOLO)GEM MOD → 曲全体Bypass → 曲全体 ボーカルにGEM MOD


それから、コーラスとはちょっと違うけど、ダブラープラグイン「VoxDoubler」との比較もやってみた。
vox_doubler_gem_mod

VoxDoublerはものすごく良いプラグインだけど、GEM MODも全然負けてない。別の方向性で音を広げる感じ。
ディケイの短いルームリバーブをフワッとかけた感じというか。
※Bypass→VoxDoubler→GEM MOD


最後に、、、音のこととは全然関係ないんだけど、プラグインの前面にポストイット的な感じでメモ書きが置ける。
このプラグインを複数のトラックに挿した時に、どのトラックに挿したのかパッと見でわかるギミックだ。
ニクイね!
VST3の標準機能にしてもいいんじゃないかと思ったよ。
GemMod_説明

StudioOneのRoomReverbが意外と使えるという話

しっかり書こうと思ったんだけど駄目だぁ…体力と気力と時間の限界…

まずは次の音源を。「ルリコアイシテル」という気持ち悪い僕の声にはStudioOneというDAWに最初からついているリバーブだけを使用している。


このボイストラックには次のように2個のRoomReverbを使用した。
StudioOneRoomReverb

1個めは狭い部屋の鳴りのような感じで初期反射を強調し「リバーブ掛かってる感」を出す。
2個めはいわゆるリバーブっぽい響きがあとから付いてくるようにプリディレイを長めにしつつ初期反射を聞こえないようにして残響だけになるように設定。

このリバーブを2段がけするテクニックは色んな人が解説してるので知ってる人が多いと思うけれど、僕は↓の和田さんの説明が一番わかりやすかった。


このテクニックをStudioOneのRoomReverbだけで行ったのが冒頭の音源というわけ!
ちょっと急いで作った音源なので詰めが甘いけど、意外と使えるっしょ?ってのが少しでも伝わればいいなぁ〜と。

まぁ、こんなことを書きつつVintageVerb買おうかなぁとか、他にボーカル用に使いやすいリバーブないかなぁとか探して入るところです

Vocalトラックのハイ・シェルビングEQは意外と強め 【歌ってみた】

ちょっと前にゲットしたVSM-3というエンハンサーのようなサチュレーターのようなプラグインがものすごくグッときたから紹介する記事にしようかなーと思ったんだけど、、、
このプラグイン自体は古いものですでにいろんな人が紹介記事を書いているので僕が書いても今更感があるなと。
そんなわけで、このプラグインを僕の最近のMIXの中でどういう風に使ってるかをメモとして書いておこうかなと思った次第。

最近は歌ってみたMIXをやらせてもらうことが多く VSM-3をボーカルの処理にも多用しているので、ボーカルに使った例を紹介しようと思います。
※マスタートラックに挿してガッツを追加することも多々あります

まずはボーカル音声を。
前半が処理前、後半が処理後です。
後半の方がボーカルの音量自体は下がってるのですが埋もれずに前に出てるかなと。

vocal:けいかちん

そして今回のボーカルトラックにかけたプラグイン
vocal_effect_chain2
LALA(LA-2Aモデリング)VSM-3SSL4000Emaag EQ2

さて、VSM-3の使い方の紹介といいつつ、この記事のタイトルにも繋がるのですが、まずはEQの話を。
この後書く内容は、あくまで僕のやり方…です。

音圧が高くにぎやかなオケの中でボーカルを目立たせるためにハイのシェルビングEQで高域を持ち上げます。
これが僕がボーカルMIXを本格的にやり始める前に想像していたより結構がっつりなんす。
もちろん録音状況や素材によって実際のブースト量は変わりますが、今回の素材ではシェルビングで
●チャンネルストリップで8kHzより上を10dBくらいブースト
●後段の Maag EQで10kHzより上を3.5dBブースト
と2段構え。
一口にシェルビングといってもカーブはEQごとに違うので、なんとなーく音を聴きながら良い塩梅を探してみました。
1段で済む場合もあります。

あ、余談だけどハイをがっつりブーストした結果、なんかちょっと線が細くなったなぁ。。という場合は200〜400Hzあたりを軽くブーストするとコシが強くなる感じがします。
今回もチョコっと低域も持ち上げてます。

=====

ここまでの話だけだと、EQでハイをブーストすれば良いだけということになるのだけど、
EQでブーストするといっても元の素材に高域の成分が含まれていないと全然高域の音量は上がんない。
そこで、サチュレータとかの出番!というわけ。
※この辺りも既に語りつくされたテクニックだと思うけど

VSM-3は元の素材に倍音を加えまくってもともと存在しなかった(少なかった)帯域に音を足してくれる感じ
(かなり嘘を含んだ言い方のような気もするけど雰囲気はそんな感じかな…)
VSM-3_倍音

EQの前にVSM-3を挿すことによって、EQで高域をブーストした時に伸びが良くなるような感じがします。
なので、今回の話でいうと、VSM-3を別のサチュレーターに差し替えてもいいんだけど僕が持っているプラグインの中では現時点でVSM-3がダントツに使いやすい!!
というところです。

VSM-3がどんなに凄いか!ってのは僕以外の人がいっぱい記事を書いてくれてるので色々検索してみてみてください!

Plugindoctorで遊ぶ: 音を太くする OneKnob Phatter (Waves)

先日、無料配布していたOneKnob Phatterをゲットしてみた。


ツマミをグイっとひねるだけで音が太くなる(良い感じにしてくれる)、、、と。
こういうプラグインこそ中で何が行われているのかPlugindoctorで見たくなるなー
Phatter_Freq


ふむ、、、シェルビングっぽい感じで低域が持ち上がってる……だけ??

歪みは…
Phatter歪み


1kHz以下にぐしゃぐしゃっと。
500Hzいかに多く倍音が発生しているような。。。

ふーむ、、、Pro-Q3で周波数特性を真似して音を比較してみるかぁ。
次のようにPlugindoctorで計測しながらPhatterと同じ周波数特性になるようにPro-Q3を操作する。。。

Phatter_ProQ3


実際に次の曲のピアノのトラックに適用してみる。↓
4小節ごとに Bypass → OneKnob Phatter → Pro-Q3 → Bypass

ふーむ、、僕の耳にはほぼ同じ音に聞こえる
もう、EQでいいじゃん!!

ちょっと前にEQの使い方を解説してる動画を見て、目的の音に近づけていくのにまずシェルビングでブーストorカットをする話を見たが、今回の結果も踏まえて更に納得したというか腹落ちした。

音を太くする、重心を下げるという目的でシェルビングでLowをブーストすればいいんだな!みたいな。

自分はいろんなプラグインを試してはいるけれど、実際に使うプラグインの種類はできる限り少なくしたい、選択肢をシンプルにしたいと思ってるので、こういったほかのプラグインで同じこと実現できるものは捨てていこうと思う。

今回はEQで同じようなことができるということで Phatter は不採用!

余談:
↑を書き終えて気づいた恥ずかしいこと…
「太い=Fat」と「Phat」を勘違いしてました、ごめんなさい!!!www
もともと低域成分が少ない素材に対して低域成分を足しつつシェルビングで持ち上げるという処理を1ノブでやってくれるってのは便利かもしれない。

↓にしっかり「ローシェルフ・フィルター」って書いてあった、ハズカシーーー



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Delayプラグイン比較: 普段使いの ImperialDelay

セール情報が流れてきて試した Imperial Delay というディレイプラグインがかなり良かった!というお話。



=== 本題 ========
少し前から軽くて使い勝手のいいディレイプラグインを探していた。


手持ちのプラグインではAnalog Delay(StudioOne)と、昔から使っているREPLIKA(Native Instruments)が機能・音・使い勝手ともに申し分ないんだけども、いかんせんCPU負荷が高いのがネック。
デスクトップPCで作業していた時は全く気にならなかったがノートPCで作業し始めたら地味に気になってきた。
Send-Returnで使う形で1,2個立ち上げる分にはあまり気にならないけど音作り用で何個も立ち上げられる感じではない…

今日までフリーのものも含めていろいろ試してきたけど、ようやくしっくりくるプラグインに巡り合えた。

それが Imperial Delay!(Boz Digital Labs)

定価は$149.00で全く買う気が起きない値段だけどセールで$29.00だったので試用したうえで気に入ったので買った!
Delayとして基本的な機能はそろってるうえで使い勝手が洗練されている点は価格からの期待通り。

今まで試したプラグインと比べて今回購入の決め手となった点は以下の点。

■CPU負荷が圧倒的に低い!
StudioOne上の数値だけどだいたい「1〜2」を行ったり来たりしていた。
AnalogDelay,Replikaの1〜2割くらいのCPU負荷だった。

もうちょっと客観的な比較だと、チャンネルストリップbx_console 4000Eと同じかちょっと低いくらい。
トラックに躊躇なく挿す系のプラグインと同等の負荷ということで安心感がある。
delay_cpu2
ValhallaのプラグインのCPU負荷もかなり低いんだよなぁ〜

■LRチャンネルのディレイタイムをずらすことができる
これ、音作りの過程では地味に欲しい機能なんだよね。
ダブリング専用のプラグインを立ち上げるまでもないんだけど、ちょっと厚みを加えたいときとか。
さらにこのプラグインにはコーラスエフェクトも搭載されてるから、ボーカル、シンセの音作りが手軽になりそう。

■モノラルディレイモードがある
これも地味ながらほしかった機能。
むやみにステレオイメージを広げたくないときに便利。

他のプラグインでもWIDTHパラメータでモノラルに近くできたりするんだけど、なんとなく音の感じがしっくりこなかったけど、このプラグインのモードはよき!

■WIDTHパラメータの効きが使いやすい
かなり個人の好みの部分ではあるけど、このパラメータの効き具合が自分の好きな感じにハマった。

さて、処理負荷を比較するついでに音の効き比べもしてみたので一応載せておく。
正直ディレイの音の違いってそこまで極端なものではない気もする。。。(耳が悪い)
なので使い分けの決め手はやっぱり軽さと操作性・使い勝手かなぁ。
delay_gui


と、、、

最近の俺テクノ





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Plugindoctorで遊ぶ: DIABLO LITE (Free ドラム エンハンサー)

ドラムエンハンサー…とりわけキックを熱くするプラグインというと気になってしまう今日この頃。
今日はFreeのプラグインの『Diablo Lite』を見てみる。


この類のプラグインで「PUNCH(パンチ)」という何やらふわっとしたパラメータって、結局何してるんだろう?と気になる。
それを探るため今回もPlugindoctorに通してみたのだった。

Punchのつまみを回してみる…
diablo_punch


なんてことはない…アタックを強める作用をしているだけだった。
トランジェントシェイパー的な感じか。

では「CLIP」を回してみると…
diabo_clip


ひずみが加わるがっぽいが「SOFT」と「HARD」とでひずみのかかり方が違うようだ。
↑は「SOFT」の時の挙動。CLIPを上げると滑らかに(?)ひずみが加わる。
微調整がしやすい。

一方「HARD」は次のように閾値を超えた瞬間に歪む
diablo_clip_hard


ちなみに「SOFT」にした状態で「INPUT」を上げても滑らかに歪んでいく
diablo_input


余談だけど、OUTPUTでクリップさせてもあんまり歪まなかった。あくまで出力Gain調整に使うもののようだ。
diablo_output


次に、手元のデモ曲のキックに使ってみた。
↓のように、「元キック」→「コンプでアタックを少し強調したもの」→「DIABLOを使ったもの」を聴き比べてみた。
diablo_kik


波形のピークはつぶされて原音より下がっているが良い感じに汚されたせいかオケの中では埋もれず聴こえてくるような気がする。
無理やりCLIPさせているので、波形としては抑揚のないものになったような気がするけど、アタックの成分の密度が増したようにも見えるので、そのおかげでオケに埋もれにくくなったのかもしれない。
kick_hikaku



こういうあからさまに歪ませたりクリップさせたりするプラグインはあるようで持っていなかった。
マキシマイザーともリミッターともちょっと違う挙動のようにも感じる。
ディストーションとも違うけどオーバードライブっぽいというか。


もしかしたらシンセベースを熱くするのにも使えそうな予感がするから試してみようかな〜


◎参考

https://sawayakatrip.com/post-6148629810

Plugindoctorで遊ぶ: GSatPlus (Free Plugin : TB ProAudio)

今回はTB ProAudioというメーカーが無料配布している『GSatPlus(GSat+)』というサチュレーションプラグインを見ていく。


TB ProAudioといメーカー名をちゃんと認識していなかったのだけど、このメーカーが無料配布しているISOL8というプラグインを既に使っていた……
日常的に使っているプラグインの配布元はちゃんと覚えようぜ…俺。

さて本題。
久しぶりに淡々とPlugindoctorの計測結果を貼り付けていく。

◎まずは「ODD」「EVEN」
それぞれ、奇数倍音、偶数倍音のかかり具合を調整するツマミ
gsat_sat2


◎「STAGES」
数値を上げていくと倍音の付加具合を強まる感じかな。
STAGESを挙げている状態でEVEN(偶数倍音)のツマミをひねると奇数倍音も付加される。
gsat_sat2


◎「CLIP」
意図的にデジタルクリップを発生させられるボタン。
オーバードライブというか、ディストーションというか、ぐしゃっと潰れた音をワザと作れる。
gsat_clip


◎サイズ変更
プラグインの右下をドラッグするとキレイにサイズを調整することができる。
DAWの中でじゃまにならないサイズ感で操作することができそう!
gsat_scale



◎所感
実際に使ってみるとシンセ系の音を太くするのには効果的な感じだった。
しかし、僕の手持ちのプラグインだとTrueIronで事足りてしまいそうなので…残念ながら僕は使わないかも…

TrueIronとかと比べた場合のアドバンテージ
(1)TrueIronよりは軽い
(2)無料
 サチュレーター系のプラグインを1個も持ってないならまずはこれを使ってみるの良いんじゃない?
(3)奇数・偶数倍音をそれぞれ調整できる
『SSL X-Saturator』でそういう雰囲気の機能があって気になっていたんだけど、この無料プラグインで実装されてるという。X-Saurator持ってないならGSat+を使う動機になりえるかな。

と、素人ながら考えてみた。

そうそう、冒頭に話題にした ISOL8 ですが、僕は↓のように『スマホやノートPCのスピーカーや安いイヤホンで聞いた場合の雰囲気を再現するために100Hz以下、10kHz以上を切る』という目的で使ったりしてます。
完全に余談でした
ISOL8


他の方の『GSat+』のレビュー


Pulsar Over Sampling

現在(2021/05/29時点)セール中のPulsar Muですが、最近の更新でオーバーサンプリングの設定に変更があったみたいですね。いや、結構前から?
Pulsar 1178も同様の設定項目が追加されてました。


↓のように、オーバーサンプリングの値をリアルタイムとオフラインとで別々に設定できるようになった!制作時はオーバーサンプリング無し(2x)とかにして、Wavに書き出すときは8xにするということができるようになった〜便利!
Mu_oversampling


そのような設定にしてみたところ、オフラインバウンスなのに書き出し速度がリアルタイムになってた(通常の再生時と同じ)
オーバーサンプリング設定してないときは少なくとも4倍位で書き出していたような気が…
offline_bounce


手持ちの他のプラグインでは…TrueIronも同じような意味合いの設定があった。
true_iron



基本的にはオフラインバウンス時に高精度・高負荷の処理をやらせるというのは良いと思うんだけど、制作時に聴いている音とは違う音が出力されるということだよね。
劣化するはずはないと思いつつ...
こういう機能が各プラグインにあると良いなぁ〜と思う一方で心配になってしまうのでしたw

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※関連記事



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【ACIDBOX】TB-303クローンPlugin

先日ゆにばすさんのサイトでTB-303クローンのVSTプラグインのセール情報を見かけた。
ACIDBOX」だ。


9.99$(約1100円)ということで脊髄反射で買ってしまったが……

ひとまず同じフレーズを ACIDBOXと TB-03 とで聴き比べてみることにする。
前半がACIDBOX、後半がTB-03


うーん、同じようなニュアンスの音にすることはできなかった。
ACIDBOXの音もそんなに嫌いというほどでもないんだけど……大きく2点ほど不満があり、今後使うことはないだろうなぁ、という結論。

◎操作性
まず致命的なまでに操作性が悪い 
音階の入力は、下記のUIをマウスで上下にドラッグすることで行うのだが非常にやりづらい
G#,G#,F#,G#と打ち込みたいだけなのに、上下に大きくドラッグしないといけない。。。
せめてプルダウンで選択できるかMIDIキーボードからステップ入力できればよいのだけど。
AcidBox
AcidBox_Op


◎フィルター・レゾナンスの効きが悪い
つまみを回すと、ある特定のポイントの前後で急激に音がガラリと変わる。TB-03とのニュアンスとも全く異なる。
ジワリジワリとフィルターの開き具合を変化させても音に反映されないため思ったニュアンスが全然出せない。

うーん、、、安いとはいえ使えないという結果になってしまったので、試用版を試してから買うべきだったと反省。

TB-303クローンのVSTプラグインに興味を持ったのは、PCの中だけでACIDベースのフレーズを考えるのを完結させて、最後にTB-03に打ち込んでレコーディングすることで作業効率を上げたい…という目論見もあったりした。
今回のACIDBOXではその目的を達するどころか損なう結果にしかならなかったので断念することにする。。。

↓で紹介されている「AudioRealism ABL3」「D16 Group Phoscyon」の試用版を次の機会に試してみることにする

どんな素材にも合うコンプレサープラグイン『Material Comp』- Plugindoctorで遊ぶ

先日ゆにすさんのショップで「MaterialComp」というコンプレッサープラグインがセールだったので開店ご祝儀もかねて購入した。
以前レビューを見かけたときからちょっと気になってたんだよねーというのもあり。

このコンプは「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」をそれぞれ設定することができるので、このコンプだけでいろんな音に対応できそうな可能性を感じる。
少なくとも方向性を決めるための試行錯誤をこのプラグインの中で完結できそう。

↓は制作中の曲のピアノのパートに適用したセッティング。ほんの少しの試行錯誤でバシっとハマる設定が見つかった。
MaterialComp_ピアノへ
Optでゆったりつぶしつつ、倍音を足したりしたり。
さらにステレオイメージャーがついてるのでうっすら広げたり。低域はそのままに高域を広げてくれるらしい。

さて、どんな機能があるかとか細かいことは他の人のレビューを見てもらうということでリンクを最後に張ります。
ここでは以下を淡々と。
・処理負荷
・「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」のPlugindoctorの測定結果

●処理負荷

MaterialComp_負荷
トラックに挿すコンプとして使用頻度の高いC1, H-Comp, FatChannelに比べるとちょっと負荷が高い。
バスコンプとして使用するSSL BusComp, PulsarMu と同じか少し高い。
うーん、各トラックにガンガン挿すのはちょっとためらっちゃうかな?と思ったけど、今のPCだったらそれほど問題ないかな。

●Plugindoctor測定結果

「コンプの種類」
Tubeタイプの時だけ第2,3倍音が足される雰囲気。
MaterialComp_CompMode_Tube


「プリアンプ(Preamp)」
周波数特性は「RETRO TAPE」を選択したときだけ特徴的な感じになった。
倍音特性はご覧の通り
MaterialComp_Preamp_周波数特性
MaterialComp_Preamp_倍音


「アナログフレーバー」
倍音特性に大きく違いはなかった。うっすらノイズが乗る感じかな。
周波数特性はそれぞれ特徴的だった。結構、派手にEQをかけたような感じになる。
耳で聴いてピタッとハマるのがあればそれを使うし、なければ別途EQを挿すって感じになるかなぁ。
MaterialComp_AnalogFlavor_周波数特性



とにかく弄りがいがあるプラグインなので今後かなり使用頻度が高くなると思われる続きを読む

Plugindoctorで遊ぶ: Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違い

どっかで、PluginAlliance版Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違いによる音の変化が分かりづらいという記述を見かけた。
試してみたけど、うん、自分でもよく分からんかった…

これは、、、気分で変えるパラメータなのか…

自分の耳がへぼいからPlugindoctorで計測してみることにした。
サンプリング周波数が低い時は周波数特性に大きな違いが分かりづらく、192kHzにあげてみたらそれぞれに少しだけ特徴がみられた。
サンプリング周波数が低いといっても48kHzというのはDTMerとしては普通の作業環境なんだが…
shadow_hills_48_192

NICKELは高周波に突起があり、STEELは高周波が下がっていて重心が低い方にあるように見受けられる。
この結果を見てから聴いてみると、そういう風に感じなくもない…
とはいえ、可聴域外の周波数での出来事が楽曲全体に影響するのだろうか。

とりあえず計測結果を載せておく〜

■48kHZの時
shadow_hills_freq_48
拡大してみてね

■192kHZの時
shadow_hills_freq_192
拡大してみてね

買っちゃった Shadow Hills Mastering Compressor(VST プラグインです)

(2021/03/20) ちょっとした計測結果を載せてみた
「Plugindoctorで遊ぶ: Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違い」

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買っちゃった!!!だって29.99$だったんだもん

和田さんという方のYoutube動画を観ていたら、ちょうどいいタイミングでPlugin Allianceからセール情報が来て、90%OFFの30$ってことでポチってしまった。


Shadow Hills Mastering Compressor(デデデんッ!!!)
Shadow Hills Mastering Compresso

自分が良いなーと思ってる人が使ってるプラグインを使いたくなってしまう。
スポーツとかでもプロ選手が使っているシューズやグローブを使いたくなっちゃう心理に似てるような、似てないような。

PulsarMuとともにマスターにうっすらかけてみた…けど…
Mu_and_Shadow_hills


自分にはよくなったのかどうなのか、何が変わったのかよく分からん。
トランスを切り替えても音の変化が分からん
モニター環境(スピーカー、ヘッドホン)が悪いのか。

まぁ、完全なる自己満なんです〜
曲作りは進まないのに道具だけ増えてく現象〜

(2021/04/26 ↓追加)

コンプにサイドチェインEQを搭載してほしい理由(Pulsar1178を買ってみて)

※キックをトリガーにダッキング……今更な話です。
※どちらかというとPulsar 1178 すげーーーー を伝える記事です
LFOTool使えよ…とか突っ込まれそう

最近発売するコンプレッサープラグインの多くはサイドチェインシグナルに対してEQする機能が備わっている。
最低でもHPFはついてる、、、というのが定番な気がする。

しかしながら、、、Wavesのプラグインの多くはサイドチェインEQを搭載していない。
少なくとも、僕が良く使うC1, HComp, RComp, SSL Bus CompにはサイドチェインEQは未搭載だ。
※ver.10からアップグレードしていないからもしかしたら最新バージョンでは状況が変わってるかも??

なぜなんだ…

自分は、StudioOneに付属のFatChannelのコンプやPulsarMuを使い始めてからサイドチェインEQの便利さに気づいた。

とはいえ、効果的に使いこなせているかというと自信はない。
今のところEDMでキックに合わせて周囲の音をダッキングさせるアレの場面で多用している。
↓前半はダッキングなし、後半ダッキングあり

sc_kick_compare

アレをWaves C1でやろうとすると↓のようになる。
テクノ、トランス系の太い波形のキックをトリガーにすると、ダッキングしている時間が長くなってしまう。
sc_kick

そのため、HPFをかけてアタックの部分だけがコンプに送られるようにして調整したりする。
この手段だと、元のキックのチャンネルとは別にバスを1本追加してHPFをかけたのち、コンプに信号を送るということをやらなくちゃいけなくて面倒
sc_vst_hpf_c1
sc_kick_hpf

サイドチェインEQが搭載されていると↓のようにサイドチェイン信号にHPFをかけてアタックでトリガーするというのが、コンプ内で完結出来て非常に楽ちん。
sc_vst_1178
sc_kick_1178

それはそうと、Pulsar 1178は最近発売して速攻で買った。
Pulsar Muがお気に入りで、このメーカーを絶対的に信頼してる、、というのがある。
FETコンプのプラグインを物色しているときにタイムリーで発売してくれたので嬉しくって!

オリジナルの機材を知らないので再現度がどうとかは分からないんだけど、操作性は抜群だし、コンプのかかり具合いは良いし、今回弄ったサイドチェインEQはFabFilter Pro-Q3をリスペクトした感じだし、最高の最高!
Pulsar1178_sc_eq


EQ操作も気持ちいいんだけど、InputとOutputを同時に弄れるところが気に入っている。Pulsar Muも同じ操作性だった。
Inputを上げると同時にOutputが下げる(その逆も)というのが便利。
pulsar_1178_input_output
※Wavesはこういう部分の操作性もおざなりにしてる気がする…

というわけで、徐々にWaves離れをし始めてるんだけど、まだまだいろんなプラグインをWavesに依存してます…

入力ゲイン注意? Waves Nx Ocean Way Nashville(Virtual Mix Room)

ちょっと前に、ヘッドホンでスタジオ・スピーカーの音を再現する系のプラグインの入力音は、ヘッドルームを十分にあけておく必要がある。。。みたいなことを書きました。


現代のDAWにおいて、これは必ずしも正しくないかも…と思い、取り急ぎ「Nx Ocean Way Nashville」で検証しました。

下図のように「Nx Ocean Way Nashville」に対して
(1) ヘッドルームに余裕がある音を入力する
(2)クリップするような音量を入力して、「Nx Ocean Way Nashville」の出力ゲインを下げる
というパターンを検証
ocean_way_nashville_input_gain


その結果がこちら↓
うん、後半の入力をクリップさせた場合でも特に音に変化はなさそう。
少なくとも音割れしてるとかはなさそう。


波形もそれほど違いはなさそう。
ocean_way_nashville_input_gain_wav



というわけで、内部処理が32bit(64bit)floatで処理されている現代のDAWやVSTにおいては、最終出力でクリップしなければ、途中でクリップしてても問題ない!!!!!

と、いうような気がする。間違ってること書いてるかも。

とはいえ、クリップした赤いランプが点いてるのは精神衛生上よくないし、「Plugindoctorで遊ぶ:入力ゲインを気を付けよう」でも書いたけど、プラグインによっては入力ゲインを上げすぎない方が良いものもあると思うので、やっぱり各チャンネル・プラグインの入力ゲインには気を付けようと思う。


Plugindoctorで遊ぶ:(注意点) Waves Nx Ocean Way Nashville(Virtual Mix Room)

※「こちら(入力ゲイン注意? Nx Ocean Way Nashville)」の検証記事もご覧ください〜
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去年、先週と、ヘッドホンした状態でスピーカーの音を再現するプラグインを実際にいくつか試した
スピーカ音をヘッドホンで再現するVSTプラグイン(BlueCat'sAudio Re-Head)
スタジオの音をヘッドホンで再現するVSTプラグイン(Nx Ocean Way Nashville)

そこで、ちょっとした注意点が見つかった。
「いやいや、当たり前だろ!」って言われそうな内容だとは思うんだけど。
自分でもそうかな?って思っていたことが、Plugindoctorの計測結果で確認できたというか。

↓は、「Waves Nx Ocean Way Nashville」と「DeeSpeaker」に-10dBの入力をした時の周波数特性。
2dB〜10dB持ち上がってる箇所があることが観測できた。
PluginDoctor_NxOceanWayNashville
PluginDoctor_DeeSpeaker


つまり、これらのプラグインに通す音はかなりのヘッドルームを確保している状態にする必要があると、、、自分は理解した。
ずっと昔にDeeSpeakerを試用したときは、L3でつぶした上に -0.3dBFSくらいまで音量を上げた状態の音をDeeSpeakerに流し込み、「なんか音が極端に悪くなったな…」と感じたのだけど、そら、-0.3dBFSから+2dB以上音量が上がれば音割れするよね…

ヘッドルームを十分に確保した状態で作業をするにはK-20メーターを使うのが合理的だね。


というわけで「Waves Nx Ocean Way Nashville」を買った。
しばらくこれでMixしてみようと思う。

ヘッドホンでミックスしてるのにスタジオのスピーカーの音みたいに聴こえるプラグイン(Waves Nx Ocean Way Nashville)

※(2021/02/23) 追検証記事のリンクを末尾に追加

スピーカーで大きな音を出せない環境だからヘッドホンでDTMを楽しんでると、
スピーカーから大音量で音を出してMixしたい…という欲求が定期的に噴出する。
以前もそんなこんなでスピーカー音を再現してくれるVSTプラグインをいくつか試した。
以前の記事:ヘッドホンでミックスしてるのにスタジオのスピーカーの音みたいに聴こえるプラグイン(BlueCat'sAudio Re-Head)

最近、Wavesからこのヘッドホンにスタジオを再現するコンセプトのプラグインが出たので試してみた。
Nx Ocean Way Nashville(Virtual Mix Room)」だ。


Wavesは既に「Abbey Road Studio 3」を再現したプラグインを出しているけど、それの「Ocean Way Nashvilleスタジオ版」という感じかな。

さっそく、音を。
8小節ずつ「バイパス→HR5→HR1」の順番に流す。


HR5は、うんうん、自分の前方向に置いてあるスピーカーで鳴ってる感じがする。
HR1は、うぉぉぉぉ、大口径のスピーカーで鳴ってる気がする!!!
となった。

うん、よくわかってないけどHR1ってけっこう大きなスピーカーなんだよね?


「HR1」を選択している状態の音でミックスしたら、無駄な低域を入れすぎてしまわないで済みそうな気がするっていうのと、何より、なんかテンション上がるなーって感じだった。
このスタジオは、きっとオーケストラとかアコースティックな楽曲をレコーディングしたりミックスしたりするスタジオなんだろうけど…
僕が作るような電子音を大音量で鳴らしてもきっと気持ちいいんだろうな…

今、イントロ価格で35ドル…Abbey Road Studio 3(50$)より安い。うむ。。。
実際のスタジオに行ったこともないし、一般的なレコーディング・ミックススタジオも行ったことないから再現度がどうとかは全く分かんないんだけど、これ良いな!って思い始めてる、

!!!注意!!!
このプラグインには、「頭部の大きさ」「耳と耳の距離」を設定する場所がある。
ここの設定値を動かすと結構音が変わる。
なので、ちゃんと自分の頭のサイズを測って設定するのが結構重要な気がする。
nx-ocean-way-nashville-head_size

ocean_way_nashville_manual


Wavesはこのコンセプトで、いろんなスタジオを再現するっていうプラグインのシリーズ化できるんじゃ。
5種類くらいできたらバンドルになりそう。

※2021/02/23 宜しければ追検証した結果もご覧ください〜
Plugindoctorで遊ぶ:(注意点) Nx Ocean Way Nashville
入力ゲイン注意? Nx Ocean Way Nashville


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ルリコアイシテル(REVERB+DELAY)

現在取り組んでいる『歌ってみたミックス」でちょっとうまくいった処理があったので自分的メモもかねて

曲の大サビの手前でちょっと曲全体が静かになって、しっとりとしたボーカルを聴かせたいところ。
リバーブだけだとちょっと空間の広がりが足りないなーというときの小技。

↓のように「Vo → Reverb」「Vo→Delay→Reverb」の音を混ぜるといい感じになった!

ruriko_vo_send


特にDelayは常にかけっぱなしではなくて、言葉の印象付けたいポイントをSendする感じでオートメーションを書く
↓のように。
ruriko_vo_send


依頼してもらってる楽曲の製作途中をここに載せるわけにいかないので自分の音源で処理結果を紹介〜
キモイ声ですみません。

「Reverbだけ→Delayだけ→Reverb+Delay」の順に流れます。
3番目のパターンの広がりが気に入りました。
Delayタイムは曲のテンポや出したい雰囲気で微調整。


結構いい感じですYO!

割と使い古された手法だと思うし、こういうことを一発でやるようなプラグインもあるのかもしれないけど〜

Plugindoctorで遊ぶ: Pulsar Mu の Ratio

去年「Pulsar Mu」というコンプレッサープラグインをゲットしてから常に使っている。
バスコンプとして使ったとき、複数のトラックが滑らかに馴染むような…そんな錯覚を与えてくれる。

さて、このコンプを使い始めた時、あれ?Ratioのツマミがない…と当惑した。

マニュアルを見ると「スレッショルドの設定がRatioにも影響するよ」と書いてある。。
Threshold---
the compression ratio also depends on this setting.
The lower the Threshold, the higher the ratio.


どんなふうに影響してるんだろ?ってのをPlugindoctorを使って調べてみた。
Mu_Input_Threshold


以下は「DUAL INPUT」「Threshold」を弄って、圧縮率がどう変わるか計測したっ結果。

●Threshold低め→Ratio低め
mu_threshold_ratio2


●Threshold高め→Ratio高め
mu_threshold_ratio1



The lower the Threshold, the higher the ratio.

あれ?マニュアルには「スレッショルドが低いほど、圧縮率(Ratio)が高くなる」って書いてあるように見受けられるんだけど…結果は逆のように感じる。

「スレッショルドの高低」を僕が間違えて理解してるのか…?
「スレッショルド -10dB より、スレッショルド -20dBの方が低い」って表現すると思ってるのだけど。。。
「スレッショルドを下げる」っていう言い方もするし。

「スレッショルドが浅いほど、圧縮率(Ratio)が高くなる」という解釈なら納得。こっちかな。


うーん、よくわからないけど…以下のように覚えることにしよう。
  • Ratio高めにピークを潰す場合はThresholdを右に捻る
  • Ratio低めに優しくコンプかけるときはThresholdを左に捻る

で、リダクション量は「DUAL INPUT」で調整する。。。と。


※なんか自信ないので、、、間違ってるところあったら教えてほしいです。




DTMerな一年でした

今年の最初のころにラウドネスノーマライゼーションといものを知ってからミックスについてや、海苔波形についていろいろ考えたり実験したりした一年だったなぁ。
頭でっかちDTMerとなって迷走した日々もあったけれど。

音を大きくするために、アタック0のコンプやマキシマイザーで波形をぶっ潰して海苔波形を作っていたところから、大きく方向性が変わったのは確か…
お恥ずかしい話だけど、コンプのアタックタイムを10msより大きな値で使用したことがなくって、それによって失われていた色々があったんだなぁ、、と気づかされ勉強になったり。
まだまだ全然使いこなせてないけど。

去年までの音源と比べると、マキシマイザーでつぶした時のような窮屈感は減ってるかなーと思ってるけど、どうかなぁ…
もっとすっきりした音にしたいとは思ってるけど。


それから、Wavesのプラグインばっかり使っていた去年と比べて、別のメーカーのプラグインを試すようになった。
Plugindoctorというアプリを知って、プラグインの特性を調べたりするのも楽しくなってきた日々だった。
今年、いろいろ試した結果「常に使う」ってぐらいまで手になじんできたプラグインを棚卸的に書いておこう。
  • Pulsar Mu
    主にバスコンプとして使うようになった。つねにどっかで使ってる、っていうくらい気に入ってる。
    WavesのSSL Busコンプも好きなんだけど、MuはサイトチェインにEQをかけれるのが使い勝手が良い。
    あと、ゲインリダクションゲージの針の振れとは別に、ちょびっと飛び出すピークを綺麗に違和感なく均してくれてる気がする。
    オーバーサンプリングも付いてる
  • Pro-Q3
    ほとんどのトラックに挿すくらい使ってる。
    とにかく操作性が良すぎる。EQポイントの個数が最初から決まってるわけではなく好きなように増やしたり削除したりできるのが良い。
    特にカット方面で音を補正したいときに使いやすい。
  • Radiator(LittleRadiator)
    アナログ感プラグイン。
    ちょっと負荷は高いんだけど、音を荒々しく汚したいって時に使いやすい。
    リバーブの前後どちらかに挿すといい感じに広がるようにも感じる。
  • True Iron
    アナログ感プラグイン
    めちゃくちゃ主観だけど音に「丸み」と「艶」を出してくれるような印象
  • bx_console 4000E
    WavesのSSL EChannelをよく使っていたんだけど最近乗り換え。
    TMT機能が良い。
    特にEQを使ったときにステレオトラックが絶妙に滲んで広がる印象がある。
    思い込みかもしれないけど、他のトラックとの馴染みが良くなったような…
    セールで29$とかになるタイミングが狙い目
  • FAT2
    これも最近になって導入した。
    レゾナンス付きフィルターとしてめちゃくちゃ優秀で使いやすい。
    値段も安いのでおすすめ!
    ↑の曲でもいくつかのトラックで使った。
  • COSMOS
    Nomad Factoryというメーカーを初めて認識した。
    低域のエンハンサーとして薄くかけるのが気に入ってる。
    あんまり大胆に使うと嘘っぽくなるから。
    セールでゲットしたけど、ここまで使用頻度高くなるとは思ってなかった。
  • BUTE Limiter
    TruePeakリミッターとしてWaves WLM Plus Loudness Meterを使っていたんだけど、Waves離れしたいなと思っていたところにちょうどセール情報を見かけたのでゲットした。
    マキシマイザ的な使い方はできない。
    1dB以内のリダクションで軽く頭を押さえる程度に使う。
    ラウドネス計測して最終的な音量を決めるときの最終段に挿すイメージ


Plugindoctorでいろんなプラグインを計測したり試用版を試したりしたけど、今年、新たに「よく使う」っていう状態になったプラグインはこんなところかな。
Wavesのプラグインもまだ結構使ってるけど、、、Wavesの適当なバンドルを数万円で買うくらいなら、FabFilterのプラグインと bx_consoleシリーズを揃えた方が良いよ!みたいな気持ちになりつつある。

さて、、なんかまとまりないけど、2020年のBlog(日記)はこんなところで終わりかな。
仕事と生活に急激な変化があって、趣味の時間がどんどん減ってるので、来年は書くネタあるかな…週一投稿のペースは維持したいけど難しいか…

では、よいお年を

FAT2 フィルタープラグイン-黒金の衝動買い-

(2020/12/13) 追検証しましたー 『Plugindoctorで遊ぶ:FAT2 音調べ』
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テクノ・トランスでシンセとかにかけるハイパス・ローパスフィルターで良い感じのを今まで色々探してたんだけど、あんまり良い感じのが見つけれてなかった。
シンセの音だけなら、シンセについてるフィルターを弄るといい感じの音になるんだけど、バス全体にフィルターをかけたい…という用途でしっくりくるものが今まで見つからなかった。

で、今回の黒金セール情報を見ててようやくしっくりくくる「レゾナンス・フィルター」のプラグインを見つけることが出来た!

「FAT 2」だ。


ローパス、ハイパス、バンドパスという定番のものでもそれぞれ5つのバリエーションがあるし、エフェクティブな「あー、あるある!」って感じのフィルターのプリセットが5個ある

これにレゾナンスの強さも調整できるので、あー、これこれって音が簡単に作れる。
モジュレーションはUIがイマイチ直感的じゃなくて使いづらかったけれど、、オートメーションを自分で書けば問題なし!

こんな感じのシンプルでピンポイントなプラグイン、今まで、ありそうでなかったような気がしてるんだけど、ほかにお勧めあれば教えてください!

↓は自分の音源で試してみた感じ
Pro-Q3 → WavesREQ → FAT2

↓の記事でもいろいろ試してみた。







もう、道具は揃っている…セールに踊らされるな……って思っていても20$を下回るプラグインで実用的で確実に使うというものはついつい買いたくなるのであった。


Plugindoctorで遊ぶ: SSL X-Saturator - アナログ感

今回は SSL Native X-Saturatorでアナログ感の検証

インストールしてPlugindoctorに通してみたり自分の音源に挿してみたりした。

まず何よりUIがかっこいい
全体的に立体感がありつつもソリッド。
中央のアナログメーターのライトの感じ、針の動きが気持ちいい。。
※気分の問題ではある。。。

HARMONICSのつまみ
基本的にはサチュレーション効果(倍音付加?歪み負荷)な挙動をするんだけど、
HARMONICSつまみで偶数倍音を強めるか、奇数倍音を強めるかを調整できる。
自分の音源ではベースは偶数、メロディシンセは奇数倍音を強めると締まりが良くなったきがする。
音源に合わせて調整しやすい気がした。
SSL Native X-Saturator_2nd
SSL Native X-Saturator_3rd


負荷が低い
先週Inflatorの負荷が低いということを書いたが、X-Saturatorはもっと低い。
躊躇なく挿せる。全チャンネルに挿したくなっちゃう。。
SSL Native X-Saturator_負荷
↓は先週計測した各種アナログ感VSTの負荷
Inflator_cpu


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Plugindoctorで遊ぶ: Sonnox Oxford Inflator V3 - アナログ感 -

2020/11/29 よろしければ、↓の記事もドゾー。個人的にはInflatorより、X-Saturatorが好みです。
Plugindoctorで遊ぶ: SSL X-Saturator - アナログ感
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前からずーっと気になっていたプラグイン「Sonnox Oxford Inflator V3」がナウでセール中
77%オフというとすっごい安い、買おうか迷う。


しかし手元には「WavesNLS」、それから今年に入って「TrueIron」「SoundToys Radiator」などなどをセールでゲットして、アナログ感、サチュレーション効果用のプラグウインがそこそこ増えてきている。
ここにきて安いからといって買っていいものか…

そこでPlugindoctorの計測結果を見て、一つの判断指標とすることにした。

以下の設定にて、、、
EFFECT:50%、CURVE:50(最大)、OUTPUT:「-3.0dB」

聴覚上は同じかちょっと明るいかな?くらいだった。
しかしピークメーターは -0.5dBだった。

Inflator_gain


何が起きてるかっていうと、「TrueIron」とかとほとんど同じなんだけど、倍音が付加されている感じだった。
特に、第3,5倍音。ノイズとかはなし。
Inflator_freq1
Inflator_freq


こうして倍音特性をみると、WavesNLSやTrueIronとかと似てるんだけど、処理負荷が軽い。
StudioOne上の表記だけど、↓のような感じだった。
Inflator_cpu

Inflator:1
WaveNLS :2
TrueIron:3
LittleRadiator:3
Radiator:7

圧倒的に軽い。
TrueIronを使うよりは気軽にトラックに挿していけるような感じだ。

とうことで、買おう
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