だから囁くのさ

音楽の話とかとか


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PluginAlliance

Plugindoctorで遊ぶ: Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違い

どっかで、PluginAlliance版Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違いによる音の変化が分かりづらいという記述を見かけた。
試してみたけど、うん、自分でもよく分からんかった…

これは、、、気分で変えるパラメータなのか…

自分の耳がへぼいからPlugindoctorで計測してみることにした。
サンプリング周波数が低い時は周波数特性に大きな違いが分かりづらく、192kHzにあげてみたらそれぞれに少しだけ特徴がみられた。
サンプリング周波数が低いといっても48kHzというのはDTMerとしては普通の作業環境なんだが…
shadow_hills_48_192

NICKELは高周波に突起があり、STEELは高周波が下がっていて重心が低い方にあるように見受けられる。
この結果を見てから聴いてみると、そういう風に感じなくもない…
とはいえ、可聴域外の周波数での出来事が楽曲全体に影響するのだろうか。

とりあえず計測結果を載せておく〜

■48kHZの時
shadow_hills_freq_48
拡大してみてね

■192kHZの時
shadow_hills_freq_192
拡大してみてね

購入はこちら

Plugindoctorで遊ぶ: bx_console SSL 4000E

僕が数あるチャンネルストリップPluginの中で特に気に入っている BrainWorx の SSLコンソールモデリングプラグインを紹介する。
アナログコンソールを使っている気分を味わえるだけでなく、その効果を存分に享受できるぞ!

『bx_console SSL 4000E』


WavesのSSL Collectionをすでに所有しているのに、なぜあえて買ったのか…
一つはWaves離れをしたいというのもある。。。
あと、一番の魅力はTMT(Tolerance Modeling Technology)という機能。セッションの中で、bx_consoleを複数のチャンネルに挿したとき、それぞれに微妙に違う特性を持たせて画一的な音にならないようにする?アナログ感の再現?っていうコンセプト。
Waves NLSに似たコンセプトはあるけれども、TMTの方がいろいろ利点を感じてるし(後述)、Waves SSL Echannelにはそういった機能はない。

まぁ、細かい機能のことやレビューは他の方がすでに色々書いてくれてると思うので、あとは淡々とPlugindoctorに突っ込んだ結果を書いてみる。

まず最初に……プラグインを通しただけの状態の周波数特性を見ると???となった。
エキスパンダーが結構効いた状態になっていて、計測結果を見る分にはちょっと邪魔だったので切った。
SSL_EQ_FIRST1
SSL_EQ_FIRST2

Waves SSL EChannelとの比較
EQ、コンプの特性は、まぁ、ほとんど変わらないかなぁという感じ。
SSL_EQ_QSSL_EQ_DynamicsAttk


V GAINのつまみ。アナログっぽいノイズの分量を調整できる。
WavesはON,OFFのみしかないので、bx_consoleの方が細やかな調整ができる(それが必要かどうかはさておき)
SSL_V_GAIN


そしてTMT!個人的に一番注目している機能です。
EQのかかり具合が番号によって結構違う。ステレオのLRでもEQの効き具合が違ってる!!
こんなに特性が変わるもんなのか〜
いい意味で(?)音が滲むような効果になるのかなー
SSL_TMT



UIだけでいうと、bx_console Nが好き!
bx_console 4000Eを使いつつ、気に入ったら、bx_console Nの試用版も触ってみよう。

もーーーーーーアナログ感のプラグインは沼すぎる

購入はこちらから!『bx_console SSL 4000E』


BrainWorxのチャンネルストリップシリーズはほかにもいっぱいあるからチェックしてお気に入りを見つけてほしい!
個人的に 4000E のボタン、ノブの配置が扱いやすく音の変化もわかりやすくて気に入ってるってことで今回紹介しましすた。続きを読む
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