最近、Mixの時の各トラックの音作りの最初の工程でシェルビングカーブでイコライジングすることが増えた。
それからボーカルミックスの最後の一押しの時もHighをシェルビングで軽く持ち上げることがちょいちょいある。

Highをシェルビングカーブでブーストするときに次のように感じた。
Waves API-500Bを使うといきなり煌びやかになるなぁ
bx_console 4000E滑らかにすぅーーっと上がるなぁ

このように感じたことをとりあえず理屈として納得したかったのでPlugindoctorで計測してみることにしてみた。

比較したEQは次の5種
Pro-Q3 (Q=0.5)
API 500B(Waves)
Maag EQ2
bx_console 4000E
SSL Native Channelstrip

これらで、5kHzを2dB、6dBブーストした時の結果を見てみた。
●+2dB
5k_2dB

●+6dB
5k_6dB


  • API 500Bはかなり下の帯域からがっつりブーストされた。
  • Maagは+2dBの時は比較的穏やかに持ち上がっていたのに対してブースト量が増えるほどに派手になっていった。
    あと、ツマミが0dBの時でも少しだけブーストされた状態だった。
  • SSL系は bx_consoleもSSL Nativeも優しく持ち上げる感じだった。
    bx_consoleは上の方を少しだけ落としているせいか少しだけ音が柔らかい気もする。
  • Pro-Q3はデジタルらしい素直なカーブだった。

普段の音作りは最近使い慣れてきたというのもあるけれどbx_console 4000Bが良いね。
少しだけアグレッシブにしたいときにMaag EQを、かなりがっつり弄りたいときに API-500Bをっていう感じの使い分けを今後試してみようかな。

Shelving_eq_comp



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