だから囁くのさ

音楽の話とかとか

DTMerと繋がりたい

【無料のアナログ感】WARMY EP1A TUBE EQ

プロの方が仕事でもガチで使えるってことでTwitterで紹介していた無料プラグイン。
気になったのでひとまずPluginDoctorにかけてみた!

『Warmy EP1A Tube EQ』




■ ひずみ特性
こんな感じで倍音が足されていた!
EP1A_ひずみ特性1
EP1A_ひずみ特性2

ちなみに!EQをBypassしても歪み(倍音)は付与された状態だった。
EQはいらないけど、質感だけほしいみたいな大人な使い方もできるってわけか!
EP1A_ひずみ特性3_EQ_BYPASS



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【無料】低域をタイトにミックスする『BASSLANE』

今回のM3の新譜制作で使ったプラグインでめっちゃ感動したものがあるので紹介する!

今までも曲を作ってて、どーも低音がボヤっとしてて締まらないなぁ〜悩んでいた。
低域(ローエンド)の処理はミックスの中でも躓生きやすいポイントだと思う。
さて僕の楽曲をアナライザで確認してみると次のように、低域のステレオ幅が広がっていた。
キックのリバーブ成分や、ステレオ音源のベースがモワっと広がっていたのだ。
01_basslane_before

このモワっと広がった低域を締める処理をするために「BASSLANE」というプラグインを使った。


このプラグインは指定した周波数より下のステレオ幅を調整することができるというもの。
言い換えると、指定周波数以下の低域をモノラル化する機能だ。

今回は300Hzより下の帯域をほぼほぼモノラル化してみた。
basslane_操作

そうすると、こんな感じで200Hz以下がほぼほぼモノラル化する。
02_basslane_after


こうするとどんな風な音になるかというと次のような感じ。
前半がBypass、後半がBASSLANEを使った状態。
好みはあるかと思うけれど、僕はBASSLANEを使って低域が締まった感じのほうが好きだあーと思ってる。

basslane_効果

さて、、、僕は今回たまたまBASSLANEというプラグインを発見したおかげで低域を締める処理をできたんだけど、このプラグインは大昔からあったわけではなくって、割と最近出てきたものだ。
ということは、低域を締めるための処理はもっと他にもあるということだと思うんだけど、、
ひとまず僕の中で低域のミキシングのテクニックの引き出しが一つ増えたということで紹介してみたけど

ほかの人のテクニックをもっと知りたい…


ところで今回紹介した無料のBASSLANEの上位版である有料の「BASSLANE PRO」というプラグインも存在する。こちらも興味あるんだけどパラメータが多すぎて僕には使いこなせる自信がないw
でも、興味ある人はドゾーー


謹賀新年 同人イベント参加を再開したいです!

あけましておめでとうございます!!
今年も宜しくお願いします〜

謹賀新年2023



今年は…

オリジナルボーカル曲を作ったり


歌ってみたMIXをやったり!


そして、少しお休みしてましたが、M3などのイベントにも参加していきたいなって思ってます!!

というわけで、次回のM3に申し込みました
Cut2023_01_H_small


頑張るぞぉぉぉぉぉぉ!!!

ようやく?ボカロP デビュー?

もう年末ですね…
今年の初め、僕は何て言っていたでしょう???


そうです、ボーカル曲を3曲作るなどとのたまってました。
大言壮語も甚だしい。

そして、今月に入るまで1曲も出来てませんでした…チャレンジはしてたんだけどね。
年初に懸念していた通り作詞が鬼門でしたわ。
もちろん、メロディやアレンジも僕にとってはすごく難易度高いんだけど。

1曲も完成しない…それはさすがに悔しいと思って、作詞はAIに任せ、ボーカルは「Synthesizer V Basic(無料版)」の「花隈千冬」を使わせてもらってやりました!

ものすごーっく拙いけど良かったら聴いてください!

※Synthesizer V AI 花隈千冬 ライト版を使用


余談ですが、花隈千冬の声をやってる「奧野香耶」さんとい方は、僕が以前応援していたWakeUp、Grils!のメンバーでした。
Synthesizer Vでもとっても可愛い声で懐かしく思いました。
これも何かの縁だなーって思います。


来年は、もっと肩の力を抜いて曲作りを楽しんでいこうと思います。

ではでは良いお年を!


 



MIX師をやらせていただきました!

今年もMIX師としての活動もやらせていただきました!
体調や仕事の都合などでお引き受けできない時期もありご迷惑をおかけしてしまいましたが…

僕がMIXした楽曲を聴いていただいて依頼してくださる方やリピートしてくれる方も徐々に増えてきてとても嬉しいです。
今後も精進していきますので、来年もよろしくお願いします!

マスタリングにもこだわってるので、良かったらマスタリングだけでもご依頼ください〜





それでは、今年MIXを担当させていただいた曲を紹介していきます。
※納品した時系列順です













ではでは!来年もご依頼お待ちしております!



セール:LX480 Essentials(リバーブ) とか

(2023/1/14)
PluginBoutiqueのセールは終わっちゃったんだけどオフィシャルサイトではセールやってて$29になってるよ!



自分はLX480 Essentialsを使ってて、めちゃくちゃ重宝してます!
Sonsig Rev-Aも気になってるんだけど、値段的に手が出ないんだよなぁ。


購入はこちらから!

以前の紹介記事もよかったらみてね!

【セール】Pulsar Audio

僕が好きなプラグインメーカー「Pulsar Audio」のセール情報!
僕はすでにほとんどのプラグインを持ってて気に入って使ってるので心からお勧めしちゃう。
2023/6/30までだよー!
pulsar_sale_20230630






僕が特にお勧めしたいのは「Mu」と「1178
是非体験版を触ってみてほしい!


↓Pluginboutiquelで買いたい人はこちら



Pulsar製品についての僕が書いた記事はこちら〜ご参考までにどうぞ!







Pulsar Massiveのアナログ感 : Plugindoctorで遊ぶ

PulsarMassive_SimpleUI


先日Pulsar Audioから「Massive」というManley Massive Passive EQをモデリングしたイコライザプラグインがリリースされた。
MassivePassiveの実機を触ったことはないから深い思い入れがあるわけでもないのだが、
Pulsar Audioというと、僕が愛用しているMu,1178,Smasherの発売元なので興味がわいた。

とても有名なイコライザのモデリングプラグインだけに、すでに多くの人がレビューしているから僕が書き足すことはほとんどないんだけど、Plugindoctorで観測しながらプリセットをみていて気付いたことを書いてみる。

次の2点につて。
・歪み特性
・Analyzer画面が不自然?
・負荷


■ 歪み特性
プリセットを見たりぐりぐりつまみを弄っていて気付いたのだが、一番左側のバンドのGainを上げ下げすると歪み(倍音)が発生する。
こんな風に。
PulsarMassive_歪み特性

ぐぐっとアナログ感がが出るのだ。

そして、次のように左側2バンドをシェルビングにしてブースト&カットすると、周波数特性的には大きなブースト・カットが発生していないのに歪むというアナログ感をニュルっと足すことができる。
PulsarMassive_Shelfブーストカット_サチュレーション

プリセットを見ていても、そのように設定しているものがあった。
これは面白い効果だなぁと思った。



■ Analyzer画面が不自然?
これまたプリセットを次々に切り替えながらPlugindoctorで観測していて思ったのだけれど、、、、

MassiveのAnalyzer画面に表示されている黄色いラインと、Plugindoctorで観測された周波数特性とで形が大きく異なっている。
どちらを信じるか…だが、、、MassiveのUI表示の方に違和感がある。
ウーム。

次の例は、気になったプリセットをいくつかピックアップしたものだ。
PulsarMassive_temp_femalevocal
PulsarMassive_temp_metalkick
PulsarMassive_temp_rockbass
PulsarMassive_temp_sweet_saturation

うーん、MassiveのUIは微妙に違和感があるから↓のようにアナライザ部分を非表示にして運用して耳で判断した方がよさそうに思う。
この方がアナログ機材感も出るしね!
PulsarMassive_SimpleUI


■ 負荷
処理負荷は結構高い…
Pulsar Muや僕が愛用してるチャンネルストリップ bx_console SSL 4000Eなどと比べると4倍以上の負荷になっている。
バスやマスターで使うことになるかな。
PulsarMassive_負荷


最後に音ですが・・・・
前半Bypass、後半 ON


うーん、自分の耳では凄さとかよくわからないけどwww
これから多用することになるかもしれん…

あとあと、2022/6/26まで、イントロセールでPulsarユーザは€59でゲットできるからお早めにね!!
PulsarMassive_intro_sale


↓めちゃめちゃ良い感じのレビュー記事



PluginBoutiqueでのご購入はこちら



コンプのリリースタイムの意味とは?

先日、コンプレッサーの挙動を可視化するWebサイトを見つけた。
Threshold、Ratio、AttackTime,ReleaseTimeを変化させたときの波形の変化をリアルタイムに表示してくれるものだ。
一部「ん?」って思う挙動もあるけれど概ねよくできている。
コンプの各パラメータの働きがリアルタイムに確認できるので初心者にとってもすごくわかりやすいと思う。


コンプの挙動_00_いろいろ動かしてみた


このサイトを色々試していたところ、リリースタイムの挙動の理解が進んだなぁというか、僕自身の理解が間違っていたところに気づけた部分があったので紹介したい。

リリースタイムは「入力信号がスレッショルドを下回ってから圧縮をやめるまでの時間」と説明されることが多いように思う。
確かに、次の画像のようにその通りではあるんだけれど…実際に音がどんなふうに変化するのかの説明になっていない。
これが初心者がコンプを難しいと感じる一因のような気がする。
コンプの挙動_01_リリースタイムの基本

さて、次のように全体のゲインを上げて、圧縮後の波形のピークが元の波形とだいたい同じくらいになるようにしてからリリースタイムを変化させてみた。

コンプの挙動_02_リリースタイムの本当の姿

こうすると、リリースタイムが短いと元の波形の減衰部分が膨らんで波形が太ることがわかる。
これを見るとリリースタイムをどういう意味合いで設定すればいいかがイメージしやすくなるんではないだろうか??

自分自身の勉強にもなったので情報共有ってことで載せます。

DTM(音楽)用のディザリング・プラグインの比較

DAWでミックス、マスタリングは32bit float(もしくは64bit float)で行うのが一般的だ。
これをCD用、配信用に書き出す場合、ビット深度を16bit、24bitに変換する必要があるのだが、この工程で通常は音質の劣化を緩和するためにディザリング(Dither)を行う。

このディザにはいくつか異なるアルゴリズムや実装があるので、今回はいくつかのプラグイン、ソフトウェアの比較を行ってみた。
※独りよがりな検証なので自信ありません。ご意見、情報がありましたらコメント貰えると嬉しいです



まず、次のピアノの音源を用意した。


比較結果が分かりやすいように、以下の手順のようにかなり極端な編集を行い比較した。
  1. 音量を-90dBする(ものすごーく小さな音にする)
    minus90db

  2. この状態で24bitの.wavファイルに出力する
    この時、各種プラグイン、ソフトウェアでディザリングを行う
    out_48k24bit

  3. 出力した.wavファイルを開きノーマライズして聴こえる音量に戻す。


まず(2.)の時にディザリングを行わなかったらどうなるか聴いてみる
音が消えていく後半、オーバードライブをかけたような歪みが聴こえる。

次に各種ディザプラグイン、ソフトウェアでディザリングを行った結果を載せる
  1. Sakura Dither
  2. Good Dither
  3. Waves L3
  4. Studio One 5
  5. iZotope RX7 (古いバージョンしかなくてごめん)

まず、SakuraDitherはダメだった……いや、評判良いからきっと良いんだろうけど、入力音が小さいときに勝手にディザリング処理をやめてしまうので今回のテストではディザがかからなかった…
入力音が小さいときに自動でディザリングをやめるのは実用面では余計なノイズを減らすということで有用なんだろうけど、僕は意図せず機能がOFFになる挙動はあまり好きじゃない。

そのほかのプラグイン・ソフトウェアの結果は全体的にサーッというホワイトノイズのようなものが乗っているが、ディザリング無しの時のような、残響音が消えていくところでオーバードライブっぽい歪みは発生しなくなっている。

ぱっと聴いた感じは「あれ、StudioOneのディザ、なかなかよくね???」だった。
しかし、、、波形を比較してみると……
dither_wave


StudioOneの波形は結構ノイズレベルが高い。しかし極端に高周波に寄っている。
そのため、老化した僕の耳には高域のノイズがあまり聴こえなくて「なかなか良くね?」と思ってしまったのだ。

GoodDither、Waves L3、iZotope RX7のノイズレベルは大体一緒で十分に小さいといえると思う。

その中で、Waves L3が少しだけ大きく、どちらかというと高域に寄っている。
うん、シャカシャカしてるEDM系の曲だったら全然問題にならなそうだし、実用上もきっと問題なかろう。

Good Ditehr, RX7は似た傾向にあるかな?
RX7の方が低域にもわーッとしてる感じ。

今回比べた中では、Good Ditherが十分にノイズが小さく、一番耳障りの良いノイズのように感じた。

■僕なりの結論
まず今回の比較を行った動機はWaves離れをしたい!!!という思いからだ。

DTMを始めた当初、Wavesにあこがれて愛用していたのだけれど、昨今、2年ほどかけてWaves以外のメーカーのプラグインを買いそろえ遂にWaves離れが完了しようとしている。
そう、ディザリングプラグインを除いて!!!

今、ディザリングのためだけにWaves L3を使っているのだけど、これを何としてもWaves以外の製品に置き換えたかったのだ。

第一候補はUIの見た目も良いSakura Ditherだったのだが、前述のとおり僕の好みではなかった……惜しい、、、残念だ。

そして今回の結果を踏まえると普通のポップス、EDMとかならStudioOneのディザでも良くね?とも思い始めたw

もうちょっとちゃんとするならGood Dither かなぁ〜


今回は比較対象が少ないから他の人のにとって有益な情報になるか自信ないけど、そもそもディザリングのプラグインって探してもあんまりないんだよねぇ。
あとは PSP X-Ditherとかだけど、試用版の期限が切れてて試せんかったw
パラメータがゴテゴテしてるから僕の好みじゃないから敢えて頑張らなかったというのもある。

そんな感じ!

ディザについては、下記のサイトの説明が分かりやすいです



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