だから囁くのさ

音楽の話とかとか


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DAW

WindowsノートPCでDTMをやるために必要なスペック

外出先のスキマ時間でもDAWをいじりたいなー歌ってみたMIXしたいなーと思ってノートPCを導入してみた。
機種選定にあたってはMacBookとかは選択肢から除外していた。
今までずっとWindows使ってきたから今からMac覚えるの面倒だしということで。

そんなわけで色々検討した結果「dynabook F8/P の少しカスタマイズしたやつ」を導入した
他に何を検討したかとか、決め手は何だったのかとかは書き始めると泣けてくるから今回は書かない。
(2022/3/3追記)
だがしかし、買ってから半年経つが結論から言うと今回買ったノートPCで普通にDTMできている。
バッテリーモードでも30トラックを超える歌ってみたMIXは余裕だ。
電源に繋げば、ソフトシンセを多用する楽曲の制作も全然問題ない。

ということを踏まえて、僕が導入したPCのスペックを参考にして欲しいです。

note_dtm


基本スペックは…
CPU:第11世代 インテルRCore™ i7-1165G7 2.80GHz(最大4.70GHz)
メモリ:16GB
SSD:1TB
サウンド:オンボード(ASIO4ALL・バッファ 512サンプル・レイテンシー30ms)
DAW:StudioOne5 Professional (Songサンプリングレート: 48kHz )

意外で嬉しかった最大の誤算は、オンボードのサウンドカードでも思ったよりレイテンシーが小さかったこと。
30ms前後なら僕の用途では十分。
リアルタイムレコーディングしないし、打ち込みでテクノ作ったり、ボーカルミックスする作業なら全然問題ない。
持ち運びしやすい小さなオーディオインターフェースを買い足そうかなと考えていたけど差し当たっては不要かな

さて、このノートPCでどれぐらいの作業までならできるかなと実験をしてみた。

(1) 6分ぐらいの.wav波形をコピーして77個作ってDAWに取り込む
 合計で5GBちょっと。
 キャッシュが効かないように物理的に別のファイルにした。
 モノラル・ステレオが混ざっちゃってたなー検証としては片手落ち…
(2)各トラックにいくつかのプラグインを挿す
(3)バス・トラックを7個追加し、77個のオーディオトラックを適当にバスに振り分ける。
 バスにプラグインを挿す

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(1) の77トラックのオーディオトラックを単に再生するだけならCPU負荷は10%ほどだった。
CPU負荷的には余裕あるはずだが、極稀に音飛びが発生することがあった。
77tracks


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(2) 77個のオーディオトラックにそれぞれ3つのプラグインを挿した
 僕がよく使うプラグイン
bx_console 4000E
MaterialComp
FabFilter ProQ-3
CPU負荷は50%くらいで、まだまだ余裕があった。
230個のプラグインが使われている状態で、、これもなかなか驚きの結果であった。
track_effects

track_stress


============================================
(3) 7個のバスを追加する。通常のミックスでオーディオトラックをグルーピングしたりすることを想定。
バス・トラックには少し重めの3つのプラグインを挿した。こんなふうな使い方をすることは自分はあんまりないけれどストレスチェックということで。
この状態でCPU負荷は70〜80%くらい。100%を振り切ってはいないけれど音飛びが発生するようになってきた。
TrueIron
Pulsar Mu
Shadow Hills Mastering Compressor
bus_effects
bus_stress



=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#

さて、ここまでの実験は、、、なんと省エネモードでやっていた!?!?!
今までノートPCを所有したことがなかったのでそういう機能があることが頭から抜けていた。
そこで、最大パフォーマンスモードで実験してみたところ(3)の250個のプラグインが稼働している状態でも60〜65%くらいで音飛びもしなくなった。
バッテリーは全然持たないけどな!!
パフォーマンス設定



=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#=#
今の所の結論
・電源使わせてもらえるカフェや会社の社食とかでならフルパワーで使える
・省エネモードでも歌ってみたMixなら十分使えそう
・昔のイメージでオーディオインターフェースがないとDAWは使い物にならんと思いこんでたが、時代は進んでいた


あとは↓については、また別の機会にレポートします。
・リバーブ・ディレイなど他の種類のプラグインを使ったり、バスが多段になったときなど、実践的なプロジェクトで作業結果
・Mixではなく作曲段階でのVSTiとか重いシンセを使ったときの挙動

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今回検証に使ったプラグインのご購入はこちら。僕がレギュラーで使ってるお勧め達です!




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ノートPCに負荷をかけたら放熱・排熱が必須!ということで、僕が使ってるノートPCスタンドも紹介してます。
DTM用のノートPCにお勧めのスタンド(自宅用・持ち運び用)


コンプにサイドチェインEQを搭載してほしい理由(Pulsar1178を買ってみて)

※キックをトリガーにダッキング……今更な話です。
※どちらかというとPulsar 1178 すげーーーー を伝える記事です
LFOTool使えよ…とか突っ込まれそう

最近発売するコンプレッサープラグインの多くはサイドチェインシグナルに対してEQする機能が備わっている。
最低でもHPFはついてる、、、というのが定番な気がする。

しかしながら、、、Wavesのプラグインの多くはサイドチェインEQを搭載していない。
少なくとも、僕が良く使うC1, HComp, RComp, SSL Bus CompにはサイドチェインEQは未搭載だ。
※ver.10からアップグレードしていないからもしかしたら最新バージョンでは状況が変わってるかも??

なぜなんだ…

自分は、StudioOneに付属のFatChannelのコンプやPulsarMuを使い始めてからサイドチェインEQの便利さに気づいた。

とはいえ、効果的に使いこなせているかというと自信はない。
今のところEDMでキックに合わせて周囲の音をダッキングさせるアレの場面で多用している。
↓前半はダッキングなし、後半ダッキングあり

sc_kick_compare

アレをWaves C1でやろうとすると↓のようになる。
テクノ、トランス系の太い波形のキックをトリガーにすると、ダッキングしている時間が長くなってしまう。
sc_kick

そのため、HPFをかけてアタックの部分だけがコンプに送られるようにして調整したりする。
この手段だと、元のキックのチャンネルとは別にバスを1本追加してHPFをかけたのち、コンプに信号を送るということをやらなくちゃいけなくて面倒
sc_vst_hpf_c1
sc_kick_hpf

サイドチェインEQが搭載されていると↓のようにサイドチェイン信号にHPFをかけてアタックでトリガーするというのが、コンプ内で完結出来て非常に楽ちん。
sc_vst_1178
sc_kick_1178

それはそうと、Pulsar 1178は最近発売して速攻で買った。
Pulsar Muがお気に入りで、このメーカーを絶対的に信頼してる、、というのがある。
FETコンプのプラグインを物色しているときにタイムリーで発売してくれたので嬉しくって!

オリジナルの機材を知らないので再現度がどうとかは分からないんだけど、操作性は抜群だし、コンプのかかり具合いは良いし、今回弄ったサイドチェインEQはFabFilter Pro-Q3をリスペクトした感じだし、最高の最高!
Pulsar1178_sc_eq


EQ操作も気持ちいいんだけど、InputとOutputを同時に弄れるところが気に入っている。Pulsar Muも同じ操作性だった。
Inputを上げると同時にOutputが下げる(その逆も)というのが便利。
pulsar_1178_input_output
※Wavesはこういう部分の操作性もおざなりにしてる気がする…

というわけで、徐々にWaves離れをし始めてるんだけど、まだまだいろんなプラグインをWavesに依存してます…

※購入はこちらから

Plugindoctorで遊ぶ:(注意点) Waves Nx Ocean Way Nashville(Virtual Mix Room)

※「こちら(入力ゲイン注意? Nx Ocean Way Nashville)」の検証記事もご覧ください〜
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去年、先週と、ヘッドホンした状態でスピーカーの音を再現するプラグインを実際にいくつか試した
スピーカ音をヘッドホンで再現するVSTプラグイン(BlueCat'sAudio Re-Head)
スタジオの音をヘッドホンで再現するVSTプラグイン(Nx Ocean Way Nashville)

そこで、ちょっとした注意点が見つかった。
「いやいや、当たり前だろ!」って言われそうな内容だとは思うんだけど。
自分でもそうかな?って思っていたことが、Plugindoctorの計測結果で確認できたというか。

↓は、「Waves Nx Ocean Way Nashville」と「DeeSpeaker」に-10dBの入力をした時の周波数特性。
2dB〜10dB持ち上がってる箇所があることが観測できた。
PluginDoctor_NxOceanWayNashville
PluginDoctor_DeeSpeaker


つまり、これらのプラグインに通す音はかなりのヘッドルームを確保している状態にする必要があると、、、自分は理解した。
ずっと昔にDeeSpeakerを試用したときは、L3でつぶした上に -0.3dBFSくらいまで音量を上げた状態の音をDeeSpeakerに流し込み、「なんか音が極端に悪くなったな…」と感じたのだけど、そら、-0.3dBFSから+2dB以上音量が上がれば音割れするよね…

ヘッドルームを十分に確保した状態で作業をするにはK-20メーターを使うのが合理的だね。


というわけで「Waves Nx Ocean Way Nashville」を買った。
しばらくこれでMixしてみようと思う。

M3まであと3週間!

なのに書くことがなんもない…!?

仕事が忙しくてここ2週間ほどまともにDAWを起動してない…
ゲームはやってたけども…
毎日DAWを起動している時期もあるのに曲が完成しないのはなんでなんだろう。。。

去年のコレ↓の続編「ACID HIIT」を作る予定なんですが…


頑張るぞ!!

周波数の器を意識して引き算するEQ

※今回はあえて「音圧」という単語を使用しています

先日『ミックス&マスタリング音圧アップの鍵は「EQとコンプ」』という本を購入して一通り読んでみた。
自分の曲の音圧を上げたいからだ…



結論から言うと、まだまだ全然、ほかの人の曲と比べると音圧が低いと感じる。
でもこの本を読んで色々実践した結果、以前の自分よりは成長している気がする。
EQとコンプについて書かれていたけれど、とりあえずEQについて。

昔っから「EQはカットが基本」とか「引き算のEQ」とかいう話はいろんなところで見聞きしていた。
でも天邪鬼の僕はどーーーもうまく呑み込めなくて理解できていなかった。
しかしこの本を読んで、サンプルの音を聴いて、「周波数の器」という言葉と図を使った解説を読んで、よーやく腹落ちしたような、、少しわかってきたような感じ。

ちょっと語弊がある書き方になるけれど、理系的な機械的な思考で表現すると、
「このパートは、どの周波数帯域を埋める目的を持っているか?」
ということ考えながらEQするってことが分かってきた??合ってるかな。

言い換えると、「各パートが担当する周波数帯を決める」ということになるかな。

↓の絵の例ではだいたいこのように役割分担を決める。
・Bassは50Hz-200Hz
・シンセは400Hz〜2kHz
・ハイハットは2kHz〜4kHz

そしてやみくもにカットするわけじゃなくて『担当外の帯域は他のパートに譲る』ということを意識して『引き算のEQ』をするってことがだんだんわかってきた。

今回選んだベースの音色は単体で聴くと2kHzくらいまで良い音が鳴ってるんだけど、その帯域は上物のシンセに担当させたいから一歩引く意味で500Hz、1kHzあたりをカットしている。
結構カットしたんだけど、ちゃんと低域を支える役割は果たしているように聴こえる(聴こえる?)

周波数の器を意識したEQ


あと、この本でも説明されてたことだけど、↓の動画も勉強になりました!
めちゃお勧め動画です。
・『EQ操作は相対的なものだ』
 低域をブーストすれば結果的に高域が弱まる。
 低域をカットすれば、相対的に高域が強まったように感じる。
・『音の重心をどっちに置くんだ?』ということを意識しながらEQをする
ざっくりEQするときは、このパートは低域を担当させたいのか、高域を担当させたいのかってことを意識して、高域を担当させたいなら低域をカットしてみるということ。
この場合もちろん高域をブーストしても良い。

という話がかなーりしっくり来た。(理解が間違ってるかもだけど…)
ありがとう、、、、ありがとう、、、!!!!





と、いうわけで、
  • 各パートの担当周波数を決める
  • 担当外の周波数で大きく鳴ってたらカットする
    担当外の周波数の音が大きくなければ別にEQする必要すらない
  • 担当帯域が弱いと思ったらブーストも検討
  • 全体の音を聴きながら調整
    カットしすぎに注意

ってとこかしら…

↓今の成果。うーん、ここまでいろいろ能書きを書いてからのこの音源。ダサいな。


成長、、、したかな!?!?!?!
とりあえず、この音源でHIITトレーニング動画でも作ります。

やっぱり L3 を使おう(回帰)

やっぱりマキシマイザーだよね!

L3なマスター


ここ半年ほど、ハイレゾミックスだの、ラウドネスノーマライゼーションだの、ゲインステージングだの、VUメーターだの、スペクトルアナライザだの、サチュレーションだの、、、、
しまいには「マキシマイザーを使うのをやめたら好きな音に近づいた…」だの、頭でっかちDTMerの典型を突っ走ってたけど曲作りが全然進まねぇぇぇぇぇ

こんなゴテゴテしたミキサーとはおさらば!!
無駄なミキサー

もう、こまけぇこたぁ良いんだよ!の精神でシンプルなプラグイン構成で行こう

●マスター
L3だけ!!!といいつつ、やっぱりスペアナは挿しちゃう
マスター

●トラック
極論SSLチャンネルストリップと、Pro-Q3だけでいい気もするけど、なんとなく気分で。
トラック

●バス
SSLバスコンプも好きだけど、今はPulsarMuがお気に入り。
Bus

●リバーブ
StudioOne付属のOpenAirを見直した…結構いい。。。
リバーブ

●ディレイ
前から使ってるREPLIKA、、、設定が簡単で音も良い〜
ディレイ


Pro • Q 3
Pulsar Mu
SSL E-Channel
PuigTec EQs(Pultec)
Radiator
REPLIKA
S1 Stereo Imager
H-Comp Hybrid Compressor

制作中、音作り以外のプラグインはもうこん感じで良いよ!サンプリングレートも48kHz!
曲が完成してからマスターのL3を外してMixのあれこれを考えよう。

ようやくそこに気づいたか、気づくのが遅すぎる…

とはいえ、これまでいろいろ試したのは完全に無駄というわけでもなかった
制作中に必要な最低限のプラグインはコレってのが自分の中で明確な意図をもって決めることが出来たし。続きを読む

Waves ゴールデン ミックスコンテスト

いま、Media Integrationが主催しているミックスコンテストに取り組んでみている。


ユニークなルールがこちら

WavesのGoldバンドルに含まれているプラグインだけを使用して課題曲をミックスする
※DAW標準搭載のプラグインも使用不可

使うDAW以外は参加者の条件は一緒かー、、、ということで、参加の敷居が下がったような気もする。
(逆か、、ミックスの腕前の差が明確になる気がする)
あとGoldバンドルのプラグインだけでどれだけのことができるのかを確認することで、これからプラグインを買い足すときの指標にもなるかもと思ったり。

そんなことを考えつつ賞品にも惹かれて参加を決めた。スピーカー欲しいです。
※どうせ入賞にはかすりもしないと思うけど。

そんな折、@gyokimaeさんがこのコンテストに自分がもし参加するならこうするかも、みたいなことを話すYouTube配信があり、そこでの話題で「全トラック、バス、FXチャンネルにサチュレーション効果のあるプラグインを挿す」というものがあった。

アナログ機材でミックスすると、アナログ機材を通過するたびに音声信号に高調波歪み(倍音?)が足されて、それが積もり積もって全体の音の暖かみみたいなものになるのでは?
フルデジタルのDAWのなかでは、意図的にサチュレーション効果のあるプラグインを挿していかないとアナログでミックスした感じにはならない。全トラックにサチュレーションプラグインを挿しまくろう。
という僕の理解で要約するとそんな感じ。

WavesGoldバンドルのプラグインの中でサチュレーション効果(倍音付与)の目的として、全トラック、バス、FXチャンネルに挿してもよさそうなのは何かな?
ということで、これだ!!

とりあえず、全チャンネルに挿してみた。
全部OFFにしたのと聴き比べると、、、ほんのちょっと違いが感じられたように思う。
プラシーボ効果かな。

前回の記事でWaves NLS, True Ironの音を聴いたり比較したりして「違いが分からん!!!」って嘆いたけど、ソロで聴いたときや、ほんの数パートに挿しただけでは効果が感じられないのも当たり前かー。
ほんのちょっとの変化の積み重ねで全体が暖かくなるってのいうのが少しわかってきたので、今回のコンテストでは使えないけど、全チャンネルにアナログモデリング系のチャンネルストリップをとりあえず挿すってのをやってミックスにチャレンジしてみようかな。

ともかく、、こんな感じでコンテストに参加します〜

こちらが課題曲。何回も聴いていたら、好きになってきた。


ところで、サチュレーション効果を期待するプラグインをバシバシ使うときは、ハイレゾでミックスした方がよさそうという話も出ました。
多分、こういうことかな…?
高周波数帯の倍音が生成されたとき、48kHzでミックスしてると、可聴域まで大きく影響が出てしまうけど、96kHzなら影響が少なく済む…
●上が48kHz、下が96kHz
可聴域への影響

●元の周波数に対する倍音(48kHz)
高調波_倍音成分_48k

●元の周波数に対する倍音(96kHz)
高調波_倍音成分_96k


アナログ感 "Waves NLS" vs "True Iron"

アナログ感(?)を出すために、なんか倍音とかを足したりしてくれるプラグインとして、Waves NLSを好んで使っています。
が、僕の耳では、効果が出てるのか?実はよくわかってない。
音が変わるのは間違いなく感じるんだけど、肝心の良い方向に変わってるのか?というのが感じ取れていない。。。

そんななか、最近 True Ironというプラグインを知ったので早速plugindoctorで調べてみよう!と思ったんだけど、僕の手元ではうまくプロットされなかった
@gyokimaeさんから資料をいただきました!ありがとうございます!!

↓でTrueIronの特性をPlugindoctorで見れるようになりました!(※2020/10/15更新)



僕の手元ではスペアナを使ったりして周波数特性をなんとなく見つつ、手元の音源に使ってみた。
結論としては、違いや効果がよくわからない…という情けないことに。

まずは、音源を。。。

ベースとシンセサイザーにかけています。
プラグインのOutputを調整して、Bypass時と音量感は同じようになるようにしています。

・シンセ、ベースのみ


・ミックス状態


うーん、僕の耳ではあまり違いを感じれない…
Mixの中での分離感も変わるんじゃないか??と思ってミックス音源を聞き比べても全然違いが分からない。。。。
SoundCloudに、元音源の.wavもダウンロードできるようになっているので、もし聞き比べて違いが分かった方は教えていただけると救われます…

・Bassの設定
nls_vs_iron_bass

・シンセの設定
nls_vs_iron_synth



そんなわけで「TrueIronは買いか??」を検証するのが目的ではあったんだけど、、、、
まだわからない状態。
Wavesから離れるならTrueIron買いかなー。40$なら今のうちに買うのが吉か…

おすすめポイントとかあれば教えてください!

WavesNLSは、Diamondバンドルに入ってるのに、同じようなグレードのHorizonバンドルには入ってないので、今後Wavesアップデートにお金を払い続けるにしても、やめるにしても、ちょっと扱いが面倒なので、余計にTrue Ironにも心が揺れます。






iPhoneをセカンドモニタにしてDAWのアナライザを表示する

DAWで周波数アナライザ、Phaseモニターとかを常に表示しておきたいんだけど、画面占有率が結構高い。
以前はもう少し広い部屋でマルチモニタにしていたんだけど、今は狭い部屋でシングルモニタでやってるので↓の状態では全く作業ができない…
画面が狭い

ということで、iPhoneをセカンドモニタにすることにしてみた。
スマホ、タブレットをWindowsのセカンドモニタとして使えるようにするアプリを少し調べて2個試してみた。
結果的にはDuetDisplay(1200円)というアプリを使うことにした。


僕の作業場でも↓のようにアナライザ系を視界の片隅に置くことができるようになった。
※写真右側のスピーカーの手前
IMG_2072

若干の遅延はあるものの、アナライザを表示するだけなら特に問題ない。
USB-ライトニングケーブルでPCと接続しておく必要があるので、ケーブルの取り回しは面倒かもしれない。
Wi-Fi接続をするには、年間2000円くらいを支払う必要があり今回は見送った。


もう一つ試したのは「spacedesk」というアプリ。

こちらは、iOS,Android,HTML5など対応プラットフォームが広く、スマホとPCをWi-Fi接続できそうなことが書かれていたけれども、うまく接続することができなかった。
PC側のファイヤーウォール設定とかポートを開ける必要があるのかなとか思ったけど、試すのが面倒で今回は見送った。。。。。。

他にも何か良いものがあれば情報ください!



ヘッドホンでミックスしてるのにスタジオのスピーカーの音みたいに聴こえるプラグイン(BlueCat'sAudio Re-Head)

2021/02/03 : Wavesの新しいプラグインも試しました
「スタジオの音をヘッドホンで再現するVSTプラグイン(Nx Ocean Way Nashville)」

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防音設備が貧弱な環境で曲作りをしてるお宅DTMerの僕としては、スピーカーで大きな音を出せる時間帯も限られてるし、ヘッドホンで作業することも多いです。
そんなとき、ヘッドホンでもスピーカーの鳴りを手軽に確認できたらいいなという気持ちになることが度々ある。

ということで、スピーカーの鳴りを再現してくれる、いわゆるスピーカーシミュレーターPluginを少し試してみました。

過去にいくつか試してしっくりこなかったんだけど、似たようなコンセプトの新しいプラグインが最近出たので試してみた。

最初に僕的お勧めを書いちゃうと先入観が入っちゃうかもだけど、コスパと機能を込々で考えると「Blue Cat's Re-Head」が良いと感じた。



では実際の音を聴いてみてください。もちろんヘッドホンでね!

あんまりステレオ感がない音源なので違いが分かりづらいかも。。
Bypass→ BEYER → DeeSpeaker → RE-HEAD → AbbeyRoadStudio3
speaker_model_sample


・BEYER DYNAMIC( Free )
残念ながら使い物にならないです。音は悪いし、勝手にゲインが上がるし、その割に出力Gainを調整できないし。


・DeeSpeaker
実は試すのは今回が2回目。
前回は常に3dB以上リダクションした状態のマキシマイザを通した音にこれを突っ込んだから、音がさらに汚くなったように感じたのかも。
今回試した結果では、うたい文句通り、なんとなく左右45度の前方に音が定位したように感じました。
無料でこのクオリティなら、ちょっと気分を変えてチェックするときに使えるんじゃないかなと思った。


・BlueCat's RE-HEAD
今回、一番気になっていたのはこれ。
スピーカーの左右の広がり、上下の傾きをグラフィカルに設定できるので、より前方に定位したように聴こえた。
これは、、、買うか迷うね〜




・Waves AbbeyRoadStudio3
これを取り上げるとWaves信者かと言われそうだけどw
今回の実験はRE-HEADがきっかけなんだけど、類似品はないかな?と思って探して見つけた。
以前にも広告とかを見ていたのかもしれないけど、今日まで特に興味がなかったのか記憶になかった。
音を聴いてみると、うん、スタジオで聴いてるみたい、、、、行ったことないけど。
反響を抑えた防音室で聴いてるような感じ。定位も前方に寄ったような、そんなような。。。
今ならRE-HEADの定価と同じくらいの値段で買える…
Nx Head Trackerというものを使えば、ヘッドホンをしたまま、顔の向きに合わせて音が聞こえてくる方向が変わる…という。。。(それは特に欲してないが)



結論
・DeeSpeaker 使える!
RE-HEADは価格を考えるとかなり良い感じ。左右の広がりの調整が直感的にやりやすい。
・AbbeyRoadStudio3はお好みで…自分はテンションは上がりそうだけど使いづらそうだなと感じた。
・これらのプラグインを常にONにした状態でミックスした方がいいのか??はまだ分からない。

注意
speaker_model_setting
・マスターバスの最終段に挿そう
・これらのプラグインにマキシマイザでつぶして0dbFS付近に張り付いた音を通すとダメ。
音の定位感を弄るプラグインなので、少なからず波形のピークが変わるんだと思う。
だから0dBFSぎりぎりの音だとクリップしまくって音が汚くなるのだと思う。
ヘッドルームにある程度余裕があったほうが、プラグインの意図通りの音になる気がする。
以前、DeeSpeakerを試してイマイチだなと感じたのは、当時は海苔波形万歳で0dBFS張り付きまくりの曲を作ってたからです。ほんとごめんなさい。


さて、ここまで試してみて思ったんだけど、実際、スピーカーで音楽を聴いてる人よりイヤホンやヘッドホンで音楽を聴いている人の方が最近は多くない??
スピーカーでミックスもするけど、イヤホンでどう聴こえるか確認した方が良くない?

つまり、ヘッドホンで、スピーカーの鳴りを確認することにあまり意味なくない?
なんて本末転倒なことを考えてしまったりしまったり

おまけ
こんな風にスタジオを見回すことができます。。。ちゃんと音の聴こえる方向も変わります。
テンションは、、、上がるかもしれません。
AbbeyRoadStudio3


やっぱりオラはWaves信者なのかなー

↓こちらもどうぞ!



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