だから囁くのさ

音楽の話とかとか

倍音

Vocalトラックのハイ・シェルビングEQは意外と強め 【歌ってみた】

ちょっと前にゲットしたVSM-3というエンハンサーのようなサチュレーターのようなプラグインがものすごくグッときたから紹介する記事にしようかなーと思ったんだけど、、、
このプラグイン自体は古いものですでにいろんな人が紹介記事を書いているので僕が書いても今更感があるなと。
そんなわけで、このプラグインを僕の最近のMIXの中でどういう風に使ってるかをメモとして書いておこうかなと思った次第。

最近は歌ってみたMIXをやらせてもらうことが多く VSM-3をボーカルの処理にも多用しているので、ボーカルに使った例を紹介しようと思います。
※マスタートラックに挿してガッツを追加することも多々あります

まずはボーカル音声を。
前半が処理前、後半が処理後です。
後半の方がボーカルの音量自体は下がってるのですが埋もれずに前に出てるかなと。

vocal:けいかちん

そして今回のボーカルトラックにかけたプラグイン
vocal_effect_chain2
LALA(LA-2Aモデリング)VSM-3SSL4000Emaag EQ2

さて、VSM-3の使い方の紹介といいつつ、この記事のタイトルにも繋がるのですが、まずはEQの話を。
この後書く内容は、あくまで僕のやり方…です。

音圧が高くにぎやかなオケの中でボーカルを目立たせるためにハイのシェルビングEQで高域を持ち上げます。
これが僕がボーカルMIXを本格的にやり始める前に想像していたより結構がっつりなんす。
もちろん録音状況や素材によって実際のブースト量は変わりますが、今回の素材ではシェルビングで
●チャンネルストリップで8kHzより上を10dBくらいブースト
●後段の Maag EQで10kHzより上を3.5dBブースト
と2段構え。
一口にシェルビングといってもカーブはEQごとに違うので、なんとなーく音を聴きながら良い塩梅を探してみました。
1段で済む場合もあります。

あ、余談だけどハイをがっつりブーストした結果、なんかちょっと線が細くなったなぁ。。という場合は200〜400Hzあたりを軽くブーストするとコシが強くなる感じがします。
今回もチョコっと低域も持ち上げてます。

=====

ここまでの話だけだと、EQでハイをブーストすれば良いだけということになるのだけど、
EQでブーストするといっても元の素材に高域の成分が含まれていないと全然高域の音量は上がんない。
そこで、サチュレータとかの出番!というわけ。
※この辺りも既に語りつくされたテクニックだと思うけど

VSM-3は元の素材に倍音を加えまくってもともと存在しなかった(少なかった)帯域に音を足してくれる感じ
(かなり嘘を含んだ言い方のような気もするけど雰囲気はそんな感じかな…)
VSM-3_倍音

EQの前にVSM-3を挿すことによって、EQで高域をブーストした時に伸びが良くなるような感じがします。
なので、今回の話でいうと、VSM-3を別のサチュレーターに差し替えてもいいんだけど僕が持っているプラグインの中では現時点でVSM-3がダントツに使いやすい!!
というところです。

VSM-3がどんなに凄いか!ってのは僕以外の人がいっぱい記事を書いてくれてるので色々検索してみてみてください!

Plugindoctorで遊ぶ: GSatPlus (Free Plugin : TB ProAudio)

今回はTB ProAudioというメーカーが無料配布している『GSatPlus(GSat+)』というサチュレーションプラグインを見ていく。


TB ProAudioといメーカー名をちゃんと認識していなかったのだけど、このメーカーが無料配布しているISOL8というプラグインを既に使っていた……
日常的に使っているプラグインの配布元はちゃんと覚えようぜ…俺。

さて本題。
久しぶりに淡々とPlugindoctorの計測結果を貼り付けていく。

◎まずは「ODD」「EVEN」
それぞれ、奇数倍音、偶数倍音のかかり具合を調整するツマミ
gsat_sat2


◎「STAGES」
数値を上げていくと倍音の付加具合を強まる感じかな。
STAGESを挙げている状態でEVEN(偶数倍音)のツマミをひねると奇数倍音も付加される。
gsat_sat2


◎「CLIP」
意図的にデジタルクリップを発生させられるボタン。
オーバードライブというか、ディストーションというか、ぐしゃっと潰れた音をワザと作れる。
gsat_clip


◎サイズ変更
プラグインの右下をドラッグするとキレイにサイズを調整することができる。
DAWの中でじゃまにならないサイズ感で操作することができそう!
gsat_scale



◎所感
実際に使ってみるとシンセ系の音を太くするのには効果的な感じだった。
しかし、僕の手持ちのプラグインだとTrueIronで事足りてしまいそうなので…残念ながら僕は使わないかも…

TrueIronとかと比べた場合のアドバンテージ
(1)TrueIronよりは軽い
(2)無料
 サチュレーター系のプラグインを1個も持ってないならまずはこれを使ってみるの良いんじゃない?
(3)奇数・偶数倍音をそれぞれ調整できる
『SSL X-Saturator』でそういう雰囲気の機能があって気になっていたんだけど、この無料プラグインで実装されてるという。X-Saurator持ってないならGSat+を使う動機になりえるかな。

と、素人ながら考えてみた。

そうそう、冒頭に話題にした ISOL8 ですが、僕は↓のように『スマホやノートPCのスピーカーや安いイヤホンで聞いた場合の雰囲気を再現するために100Hz以下、10kHz以上を切る』という目的で使ったりしてます。
完全に余談でした
ISOL8


他の方の『GSat+』のレビュー


どんな素材にも合うコンプレサープラグイン『Material Comp』- Plugindoctorで遊ぶ

先日ゆにすさんのショップで「MaterialComp」というコンプレッサープラグインがセールだったので開店ご祝儀もかねて購入した。
以前レビューを見かけたときからちょっと気になってたんだよねーというのもあり。

このコンプは「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」をそれぞれ設定することができるので、このコンプだけでいろんな音に対応できそうな可能性を感じる。
少なくとも方向性を決めるための試行錯誤をこのプラグインの中で完結できそう。

↓は制作中の曲のピアノのパートに適用したセッティング。ほんの少しの試行錯誤でバシっとハマる設定が見つかった。
MaterialComp_ピアノへ
Optでゆったりつぶしつつ、倍音を足したりしたり。
さらにステレオイメージャーがついてるのでうっすら広げたり。低域はそのままに高域を広げてくれるらしい。

さて、どんな機能があるかとか細かいことは他の人のレビューを見てもらうということでリンクを最後に張ります。
ここでは以下を淡々と。
・処理負荷
・「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」のPlugindoctorの測定結果

●処理負荷

MaterialComp_負荷
トラックに挿すコンプとして使用頻度の高いC1, H-Comp, FatChannelに比べるとちょっと負荷が高い。
バスコンプとして使用するSSL BusComp, PulsarMu と同じか少し高い。
うーん、各トラックにガンガン挿すのはちょっとためらっちゃうかな?と思ったけど、今のPCだったらそれほど問題ないかな。

●Plugindoctor測定結果

「コンプの種類」
Tubeタイプの時だけ第2,3倍音が足される雰囲気。
MaterialComp_CompMode_Tube


「プリアンプ(Preamp)」
周波数特性は「RETRO TAPE」を選択したときだけ特徴的な感じになった。
倍音特性はご覧の通り
MaterialComp_Preamp_周波数特性
MaterialComp_Preamp_倍音


「アナログフレーバー」
倍音特性に大きく違いはなかった。うっすらノイズが乗る感じかな。
周波数特性はそれぞれ特徴的だった。結構、派手にEQをかけたような感じになる。
耳で聴いてピタッとハマるのがあればそれを使うし、なければ別途EQを挿すって感じになるかなぁ。
MaterialComp_AnalogFlavor_周波数特性



とにかく弄りがいがあるプラグインなので今後かなり使用頻度が高くなると思われる続きを読む

Plugindoctorで遊ぶ: SSL X-Saturator - アナログ感

今回は SSL Native X-Saturatorでアナログ感の検証

インストールしてPlugindoctorに通してみたり自分の音源に挿してみたりした。

まず何よりUIがかっこいい
全体的に立体感がありつつもソリッド。
中央のアナログメーターのライトの感じ、針の動きが気持ちいい。。
※気分の問題ではある。。。

HARMONICSのつまみ
基本的にはサチュレーション効果(倍音付加?歪み負荷)な挙動をするんだけど、
HARMONICSつまみで偶数倍音を強めるか、奇数倍音を強めるかを調整できる。
自分の音源ではベースは偶数、メロディシンセは奇数倍音を強めると締まりが良くなったきがする。
音源に合わせて調整しやすい気がした。
SSL Native X-Saturator_2nd
SSL Native X-Saturator_3rd


負荷が低い
先週Inflatorの負荷が低いということを書いたが、X-Saturatorはもっと低い。
躊躇なく挿せる。全チャンネルに挿したくなっちゃう。。
SSL Native X-Saturator_負荷
↓は先週計測した各種アナログ感VSTの負荷
Inflator_cpu


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Plugindoctorで遊ぶ: Sonnox Oxford Inflator V3 - アナログ感 -

2020/11/29 よろしければ、↓の記事もドゾー。個人的にはInflatorより、X-Saturatorが好みです。
Plugindoctorで遊ぶ: SSL X-Saturator - アナログ感
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前からずーっと気になっていたプラグイン「Sonnox Oxford Inflator V3」がナウでセール中
75%OFF(2022/11/20 現在)


しかし手元には「WavesNLS」、それから今年に入って「TrueIron」「SoundToys Radiator」などなどをセールでゲットして、アナログ感、サチュレーション効果用のプラグウインがそこそこ増えてきている。
ここにきて安いからといって買っていいものか…

そこでPlugindoctorの計測結果を見て、一つの判断指標とすることにした。

以下の設定にて、、、
EFFECT:50%、CURVE:50(最大)、OUTPUT:「-3.0dB」

聴覚上は同じかちょっと明るいかな?くらいだった。
しかしピークメーターは -0.5dBだった。

Inflator_gain


何が起きてるかっていうと、「TrueIron」とかとほとんど同じなんだけど、倍音が付加されている感じだった。
特に、第3,5倍音。ノイズとかはなし。
Inflator_freq1
Inflator_freq


こうして倍音特性をみると、WavesNLSやTrueIronとかと似てるんだけど、処理負荷が軽い。
StudioOne上の表記だけど、↓のような感じだった。
Inflator_cpu

Inflator:1
WaveNLS :2
TrueIron:3
LittleRadiator:3
Radiator:7

圧倒的に軽い。
TrueIronを使うよりは気軽にトラックに挿していけるような感じだ。

とうことで、買おう
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