だから囁くのさ

音楽の話とかとか


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コンプ

コンプのリリースタイムの意味とは?

先日、コンプレッサーの挙動を可視化するWebサイトを見つけた。
Threshold、Ratio、AttackTime,ReleaseTimeを変化させたときの波形の変化をリアルタイムに表示してくれるものだ。
一部「ん?」って思う挙動もあるけれど概ねよくできている。
コンプの各パラメータの働きがリアルタイムに確認できるので初心者にとってもすごくわかりやすいと思う。


コンプの挙動_00_いろいろ動かしてみた


このサイトを色々試していたところ、リリースタイムの挙動の理解が進んだなぁというか、僕自身の理解が間違っていたところに気づけた部分があったので紹介したい。

リリースタイムは「入力信号がスレッショルドを下回ってから圧縮をやめるまでの時間」と説明されることが多いように思う。
確かに、次の画像のようにその通りではあるんだけれど…実際に音がどんなふうに変化するのかの説明になっていない。
これが初心者がコンプを難しいと感じる一因のような気がする。
コンプの挙動_01_リリースタイムの基本

さて、次のように全体のゲインを上げて、圧縮後の波形のピークが元の波形とだいたい同じくらいになるようにしてからリリースタイムを変化させてみた。

コンプの挙動_02_リリースタイムの本当の姿

こうすると、リリースタイムが短いと元の波形の減衰部分が膨らんで波形が太ることがわかる。
これを見るとリリースタイムをどういう意味合いで設定すればいいかがイメージしやすくなるんではないだろうか??

自分自身の勉強にもなったので情報共有ってことで載せます。

どんな素材にも合うコンプレサープラグイン『Material Comp』- Plugindoctorで遊ぶ

先日ゆにすさんのショップで「MaterialComp」というコンプレッサープラグインがセールだったので開店ご祝儀もかねて購入した。
以前レビューを見かけたときからちょっと気になってたんだよねーというのもあり。

このコンプは「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」をそれぞれ設定することができるので、このコンプだけでいろんな音に対応できそうな可能性を感じる。
少なくとも方向性を決めるための試行錯誤をこのプラグインの中で完結できそう。

↓は制作中の曲のピアノのパートに適用したセッティング。ほんの少しの試行錯誤でバシっとハマる設定が見つかった。
MaterialComp_ピアノへ
Optでゆったりつぶしつつ、倍音を足したりしたり。
さらにステレオイメージャーがついてるのでうっすら広げたり。低域はそのままに高域を広げてくれるらしい。

さて、どんな機能があるかとか細かいことは他の人のレビューを見てもらうということでリンクを最後に張ります。
ここでは以下を淡々と。
・処理負荷
・「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」のPlugindoctorの測定結果

●処理負荷

MaterialComp_負荷
トラックに挿すコンプとして使用頻度の高いC1, H-Comp, FatChannelに比べるとちょっと負荷が高い。
バスコンプとして使用するSSL BusComp, PulsarMu と同じか少し高い。
うーん、各トラックにガンガン挿すのはちょっとためらっちゃうかな?と思ったけど、今のPCだったらそれほど問題ないかな。

●Plugindoctor測定結果

「コンプの種類」
Tubeタイプの時だけ第2,3倍音が足される雰囲気。
MaterialComp_CompMode_Tube


「プリアンプ(Preamp)」
周波数特性は「RETRO TAPE」を選択したときだけ特徴的な感じになった。
倍音特性はご覧の通り
MaterialComp_Preamp_周波数特性
MaterialComp_Preamp_倍音


「アナログフレーバー」
倍音特性に大きく違いはなかった。うっすらノイズが乗る感じかな。
周波数特性はそれぞれ特徴的だった。結構、派手にEQをかけたような感じになる。
耳で聴いてピタッとハマるのがあればそれを使うし、なければ別途EQを挿すって感じになるかなぁ。
MaterialComp_AnalogFlavor_周波数特性



とにかく弄りがいがあるプラグインなので今後かなり使用頻度が高くなると思われる続きを読む

Plugindoctorで遊ぶ: Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違い

どっかで、PluginAlliance版Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違いによる音の変化が分かりづらいという記述を見かけた。
試してみたけど、うん、自分でもよく分からんかった…

これは、、、気分で変えるパラメータなのか…

自分の耳がへぼいからPlugindoctorで計測してみることにした。
サンプリング周波数が低い時は周波数特性に大きな違いが分かりづらく、192kHzにあげてみたらそれぞれに少しだけ特徴がみられた。
サンプリング周波数が低いといっても48kHzというのはDTMerとしては普通の作業環境なんだが…
shadow_hills_48_192

NICKELは高周波に突起があり、STEELは高周波が下がっていて重心が低い方にあるように見受けられる。
この結果を見てから聴いてみると、そういう風に感じなくもない…
とはいえ、可聴域外の周波数での出来事が楽曲全体に影響するのだろうか。

とりあえず計測結果を載せておく〜

■48kHZの時
shadow_hills_freq_48
拡大してみてね

■192kHZの時
shadow_hills_freq_192
拡大してみてね

購入はこちら

買っちゃった Shadow Hills Mastering Compressor(VST プラグインです)

(2021/03/20) ちょっとした計測結果を載せてみた
「Plugindoctorで遊ぶ: Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違い」

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買っちゃった!!!だって29.99$だったんだもん

和田さんという方のYoutube動画を観ていたら、ちょうどいいタイミングでPlugin Allianceからセール情報が来て、90%OFFの30$ってことでポチってしまった。


Shadow Hills Mastering Compressor(デデデんッ!!!)
Shadow Hills Mastering Compresso

自分が良いなーと思ってる人が使ってるプラグインを使いたくなってしまう。
スポーツとかでもプロ選手が使っているシューズやグローブを使いたくなっちゃう心理に似てるような、似てないような。

PulsarMuとともにマスターにうっすらかけてみた…けど…
Mu_and_Shadow_hills


自分にはよくなったのかどうなのか、何が変わったのかよく分からん。
トランスを切り替えても音の変化が分からん
モニター環境(スピーカー、ヘッドホン)が悪いのか。

まぁ、完全なる自己満なんです〜
曲作りは進まないのに道具だけ増えてく現象〜

(2021/04/26 ↓追加)



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