plugindoctor
プロの方が仕事でもガチで使えるってことでTwitterで紹介していた無料プラグイン。
気になったのでひとまずPluginDoctorにかけてみた!
『Warmy EP1A Tube EQ』
■ ひずみ特性
こんな感じで倍音が足されていた!
ちなみに!EQをBypassしても歪み(倍音)は付与された状態だった。
EQはいらないけど、質感だけほしいみたいな大人な使い方もできるってわけか!
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気になったのでひとまずPluginDoctorにかけてみた!
『Warmy EP1A Tube EQ』
○ガチで使える高音質無料Plugin
— 品川 洋 (@old47shinagawa) June 4, 2023
Kiive Audio
WARMY EP1A TUBE EQ
Pultec EQのエミュレートです
Kiiveは
実機の緻密なデータ化と独自のアルゴリズムにより
新たなエミュレート系のベンダーとしてブランドを確立しています https://t.co/DztE4xFhTJ
■ ひずみ特性
こんな感じで倍音が足されていた!
ちなみに!EQをBypassしても歪み(倍音)は付与された状態だった。
EQはいらないけど、質感だけほしいみたいな大人な使い方もできるってわけか!
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MassivePassiveの実機を触ったことはないから深い思い入れがあるわけでもないのだが、
とても有名なイコライザのモデリングプラグインだけに、すでに多くの人がレビューしているから僕が書き足すことはほとんどないんだけど、Plugindoctorで観測しながらプリセットをみていて気付いたことを書いてみる。
次の2点につて。
・歪み特性
・Analyzer画面が不自然?
・負荷
■ 歪み特性
プリセットを見たりぐりぐりつまみを弄っていて気付いたのだが、一番左側のバンドのGainを上げ下げすると歪み(倍音)が発生する。
こんな風に。
ぐぐっとアナログ感がが出るのだ。
そして、次のように左側2バンドをシェルビングにしてブースト&カットすると、周波数特性的には大きなブースト・カットが発生していないのに歪むというアナログ感をニュルっと足すことができる。
プリセットを見ていても、そのように設定しているものがあった。
これは面白い効果だなぁと思った。
■ Analyzer画面が不自然?
これまたプリセットを次々に切り替えながらPlugindoctorで観測していて思ったのだけれど、、、、
MassiveのAnalyzer画面に表示されている黄色いラインと、Plugindoctorで観測された周波数特性とで形が大きく異なっている。
どちらを信じるか…だが、、、MassiveのUI表示の方に違和感がある。
ウーム。
次の例は、気になったプリセットをいくつかピックアップしたものだ。
うーん、MassiveのUIは微妙に違和感があるから↓のようにアナライザ部分を非表示にして運用して耳で判断した方がよさそうに思う。
この方がアナログ機材感も出るしね!
■ 負荷
処理負荷は結構高い…
Pulsar Muや僕が愛用してるチャンネルストリップ bx_console SSL 4000Eなどと比べると4倍以上の負荷になっている。
バスやマスターで使うことになるかな。
最後に音ですが・・・・
前半Bypass、後半 ON
うーん、自分の耳では凄さとかよくわからないけどwww
これから多用することになるかもしれん…
あとあと、2022/6/26まで、イントロセールでPulsarユーザは€59でゲットできるからお早めにね!!
↓めちゃめちゃ良い感じのレビュー記事
PluginBoutiqueでのご購入はこちら
今回はSoftubeの「Tape」をPlugindoctorで見てみる。
Plugindoctorのちょっと前のバージョン、少なくとも 1.4系の頃はSoftubeのプラグインは軒並み観測することが出来なかったんだけど、1.6あたりから観測できるようになったみたい。
Tapeって、挿してもあんまり音が変わったように聴こえないんだけど……の、謎に迫る。
さて、Tapeの挙動に大きく影響する主なパラメータが↓の3つ。
- TYPE
テープの種類を選択するボタン。
周波数特性や歪み特性(倍音)の特徴を選択するもの - AMOUNT
名前の通り、どれぐらいの強さでテープの特徴を音に付与するか?というような意味合いのものだと思う。 - TAPE SPEED
テープの回転速度、、、なのかな。
実機を使ったことがないから、どういう風に使い分けをするのかよくわからんけれど、Plugindoctorで観測した感じだと周波数特性に影響が出ていた。
歪み特性には大きな影響は出てなさそうに見えた。
さて、この後は、TYPE別に、AMOUNTを動かしたときに、歪み特性(倍音)と周波数特性がどうなるかを見ていく。
淡々とスクショを張り付けたのち、最後に考察を書く。
■■ TYPE A ■■
●歪み(倍音)特性
●周波数特性
・回転数 1(7/8)
・回転数 3(3/4)
・回転数 7(1/2)
・回転数 15 (Default)
・回転数 30
■■ TYPE B ■■
●歪み(倍音)特性
●周波数特性
・回転数 1(7/8)
・回転数 3(3/4)
・回転数 7(1/2)
・回転数 15 (Default)
・回転数 30
■■ TYPE C ■■
●歪み(倍音)特性
●周波数特性
・回転数 1(7/8)
・回転数 3(3/4)
・回転数 7(1/2)
・回転数 15 (Default)
・回転数 30
★★★ 考察 ★★★
■歪み(倍音)特性
AMOUNTを増やせば、それに応じて倍音も増えるのはTYPE共通。
- TYPE A
A奇数倍音がシンプルに。
- TYPE B
複雑な倍音が付加される感じ
- TYPE C
奇数、偶数の倍音がすっきり足されるように見受けられる。
■周波数特性
TYPE共通で、回転数を「30」にするとハイが持ち上がる傾向にある。
UIの「15」と「30」の間に「LESS BASS」と書かれている。ハイが持ち上がるから相対的にBASS(LOW)が下がるということなのかな。
回転数のデフォルトは「15」だが、回転数「15」「30」では、AMOUNTの影響をほとんど受けない。
逆に回転数「7」以下の場合、AMOUNTの影響を大きく受ける。
ただし、AMOUNTのデフォルト値の「5」以下では、ほとんど影響は見られない。
- TYPE A
基本的にはフラット。
回転数を「7」以下に下げた時、AMOUNTを上げるとハイが下がる。
少し耳にうるさい音を抑えるのに使えるかもかも。
- TYPE B
250Hzよりしたがふっくら盛り上がってる。
今回の計測をする前から、マスターにTYPE Bで挿すと低域が暖かくなるなぁと感じてはいたが、その証拠がここで見られた感じ。
回転数を上げるとドンシャリな周波数特性になるのかなぁ。。。。今度試してみよう。
回転数が低い時のAMOUNTから受ける影響が意味不明すぎる。。。「7」の時はピンポイントで耳に痛そうな周波数が抑えられるのが面白い。これも今度試してみよう。
- TYPE C
Bよりは低域が抑えめでフラット気味。
回転数「15」でもAMOUNTを強めるとHighに寄る感じになる。
今まで、静かなピアノ曲とかのマスターに挿すといい感じだなぁと思ってたけれど、回転数「15」「30」の時はHighが伸びる感じになるからだったのか。
最後に…
結構前から、マスタリングの時にマスターに挿してはいたんだけど、正直なところ TYPE Bくらいしか耳で特徴を捉えることが出来てなかった。
「TYPE Bは4つ打ち系のダンス、ポップスに合うなぁ」と。
挿しても音が大きく変わったように聴こえなかったからこれ、挿す意味あるんか????って思ったりしていたw
それもそのはず。
今までは回転数「15」、AMOUNTも高くても7を超えるかどうか、、、くらいの設定でしか使ってなかったのだが、今回の計測結果を見て納得。
回転数「15」の場合、周波数特性はTYPE Bくらいしか特徴が出ない。
AMOUNTも「7」程度では回転数を下げたところでそれほど大きくは周波数特性に影響しない。。。
そう、、、実際に音は(ほとんど)変わっていなかったのだ!!!
プラグインの特徴をつかむためには、極端な設定を思い切ってグイっと試さないとだめだな!!!というのが教訓であった。。。。
ご購入はこちらから
去年末に公開記念で無料で配布していたArturiaの Tape MELLO-FI というテープシミュレータを試してみた。
昔Arturiaのソフトシンセを使ったときに激重だったので当時の悪印象が残っていたが、このプラグインはかなり軽量だった。
以下の機能を見ていこう
・テープストップ
・フラッター、WOW
・トーン
・フィルター
・サチュレーション(コンプ)
■テープストップ
再生停止ボタンを押したらゆっくり止まるアレな感じの再現だ。
テープを止めるスピードを選択することができて、最大8小節の長さで止めることができる。
この機能を使うためだけに導入してもいいんじゃないか?って思ったw
音を聴いてみてほしい
■フラッター、WOW
テープの回転速度を不安定にする設定かな?強めにひねるとピッチがグネグネ。
これも、わざと効果を狙った場合にはすごくハマる感じ。
ボーカルにかけると音痴に聴こえてしまうけど、パッド系とかに使ったらいい感じに厚くなったりするのかも
■トーン
ON・OFFボタンがついていて、ONにするだけでかなり極端な周波数特性になる。
ノブをひねると、低域・高域のどちらに寄せるかを選ぶことができる。
今回はボーカル素材にかけてみて、少し高域に寄せてみた。
ラジオボイスというか、古めかしい音になる。昔のテープはこういう音だったのか??
良い感じに汚れるので、オケの中でもどっしりした感じになる印象だった。
極端な音の変化になるので、この音を狙って出したい場合はピンポイントで使える感じ。
■フィルター
Qが狭いLPF,HPFだ。
エフェクティブに使う感じも良いかも。
■サチュレーション(コンプ)
挿しただけで奇数倍音が発生していて、Driveを高めると暖かな音になる印象。
入力がピークを越えると緩やかにコンプがかかる。ちょっとだけクリップさせるとヌルっと歪んで良い感じ。
WEARというノブがよくわからないんだけど、ちょっとひねるだけでノイズのようなものが発生する。
音もザラつくような印象で。これもローファイ感を出したいときに使えばいいのかな〜
■■ まとめ ■■
定価99ドルになってるプラグインだけど、その価格で買うか?というと微妙w
セール時期に、また安くなったり無料配布とかあるかもしれないから、それを狙うのが良いかなぁ。
テープストップの質感はすごく気に入った。
SoftubeのTapeより良い感じだから、この効果を使いたいときは迷わず立ち上げるだろう。
ラジオボイスとか古めかしい音をわざとらしく作りたい場合にも活躍しそう!
Default設定でサチュレーション効果をうっすらかけるだけでも良いかもね!
そんな感じで〜
昔Arturiaのソフトシンセを使ったときに激重だったので当時の悪印象が残っていたが、このプラグインはかなり軽量だった。
以下の機能を見ていこう
・テープストップ
・フラッター、WOW
・トーン
・フィルター
・サチュレーション(コンプ)
■テープストップ
再生停止ボタンを押したらゆっくり止まるアレな感じの再現だ。
テープを止めるスピードを選択することができて、最大8小節の長さで止めることができる。
この機能を使うためだけに導入してもいいんじゃないか?って思ったw
音を聴いてみてほしい
■フラッター、WOW
テープの回転速度を不安定にする設定かな?強めにひねるとピッチがグネグネ。
これも、わざと効果を狙った場合にはすごくハマる感じ。
ボーカルにかけると音痴に聴こえてしまうけど、パッド系とかに使ったらいい感じに厚くなったりするのかも
■トーン
ON・OFFボタンがついていて、ONにするだけでかなり極端な周波数特性になる。
ノブをひねると、低域・高域のどちらに寄せるかを選ぶことができる。
今回はボーカル素材にかけてみて、少し高域に寄せてみた。
ラジオボイスというか、古めかしい音になる。昔のテープはこういう音だったのか??
良い感じに汚れるので、オケの中でもどっしりした感じになる印象だった。
極端な音の変化になるので、この音を狙って出したい場合はピンポイントで使える感じ。
■フィルター
Qが狭いLPF,HPFだ。
エフェクティブに使う感じも良いかも。
■サチュレーション(コンプ)
挿しただけで奇数倍音が発生していて、Driveを高めると暖かな音になる印象。
入力がピークを越えると緩やかにコンプがかかる。ちょっとだけクリップさせるとヌルっと歪んで良い感じ。
WEARというノブがよくわからないんだけど、ちょっとひねるだけでノイズのようなものが発生する。
音もザラつくような印象で。これもローファイ感を出したいときに使えばいいのかな〜
■■ まとめ ■■
定価99ドルになってるプラグインだけど、その価格で買うか?というと微妙w
セール時期に、また安くなったり無料配布とかあるかもしれないから、それを狙うのが良いかなぁ。
テープストップの質感はすごく気に入った。
SoftubeのTapeより良い感じだから、この効果を使いたいときは迷わず立ち上げるだろう。
ラジオボイスとか古めかしい音をわざとらしく作りたい場合にも活躍しそう!
Default設定でサチュレーション効果をうっすらかけるだけでも良いかもね!
そんな感じで〜
2021年12月19日12:00
かなり昔に自分が作った曲の迫力を出すことを模索している時に「音を大きくする本」に出会い、おそらく間違った解釈で突っ走った結果ますます音が貧弱になった苦い経験がある。
それは、↓で懺悔したが。
だから、この本に対しては不信感しかない。
そして今回話題にしようとしているVintageWarmer2はその著者が激推ししていたプラグインである。
今日までは、その苦い経験から VintageWarmer2を避けてきていた。
値段もそれなりにするし、、、というのもあった。
しかし、ここのところの黒金の散財の結果、VintageWarmer2のセール時の価格はそれほど高くもないかなという感覚になってきて、じゃぁ、せめて試用版だけでも試してみるか。。。と、この記事につながる。
まずは自分の音源にかけてみる。
次の3種類が連続で流れる。音量感は揃えた。
Bypass→VintageWarmer2オン→ちょっと強めにかけた
※選んだ音源が悪かったか、、、ちょっと違いが分かりづらいかな。
いわゆるマルチバンドコンプ+リミッター(マキシマイザ)的な働きをするプラグインなので、ゲインリダクションが上がれば飽和感も増して音にまとまりが出るような気がする。
強くかけすぎると音のパンチは損なわれておとなしくなった印象だけど、2番目の音源くらい適度にかければグッと締まった音になる気がする。
結論からすると、、、、結構使える!!!
次のセールで買おうかな…
少なくとも10年以上前から存在しているかなーり古いプラグインだけれどVST3にも対応してるし定期的にメンテナンスが入ってるみたいだし普通に売れ続けてる製品なのかな。
CPU負荷が高いというレビューもあるが、さすが古いプラグイン。今どきのPCなら全然気にならない負荷だった。
具体的にはPulsar MuのOverSampling無しの時より少し重いかな、くらい。
さらに、トラックに使用することが想定されているMicroWarmerはPulsar Muよりだいぶ軽い。
さて、そんなわけで、実際に使うとなったらどんな挙動なのかを目でも把握しておきたいからPlugindoctorで遊んでみた!!
ちょっとググると「Kneeを上げてDriveを下げる」というのが定番設定とあった。
そうすると、なるほど、ヌルっとコンプレッションがかかる感じになるのかな。
では、Knee,Driveをそれぞれ別に動かすとどうなるのかな?というのを見てみる。
まずはDriveを上げて最終出力ゲインを少し下げると。。。
なるほど、リミッター的な挙動になる。
ここまでは予想通りと。
Kneeを上げる。
スレッショルドより下の音量が持ち上がってどんどん飽和感が増していく。
なるほど。
Kneeを上げた状態でDriveを下げていくと、、、ヌルっとしたつぶれ具合いになっていく。
というわけで、まずはGRメータを見つつ、KneeとDriveの上げ下げで良い感じのところを見つける感じかなー。
5dB以上潰すとちょっとつぶれすぎかなーって感じる。
ガツっと潰してMIXを下げてパラレルコンプ的な使い方も良いかもしれない。
あとGRが生じている時の倍音がなんか複雑に出てるなぁと。アナログ感マシマシなのかな?わからんけど。
VintageWarmer2のレビューはさすがにいっぱいあるけど、この記事のPlugindoctorの計測結果は自分のメモと誰かの参考になればなと。
あとは僕が参考にしたレビューの一部
先日PluginBoutiqueでSpireを買ったらおまけでPUNISH LiteっていうPUNISHの機能限定版が無料で付いてきた。
今回はこれを試してみた〜。
もともとPUNISHというプラグインには興味持ってたんだけど、Liteはワンノブのサチュレータかな?なら試さなくていいや、というくらいに思ってた。
でもでも、UIを見ていたらGR(ゲインリダクション)メーターがついてるのに気づいた。
あれ、コンプ的な挙動もするのかな??とちょっと興味がわいたので試してみようという気になった。
まずは今回試した音源を…
それぞれ前半がバイパス状態、後半がPUNISHをかけた状態。
今回はメインのシンセと、キック以外のドラムバスにかけてみた。
特にシンセの音の変化が分かりやすくて、オケの中で細いなーと思っていた音が厚みを増して存在感が出てる。
ソロで聴いてみると特にわかるけど、ザラザラとしたオーバードライブ感も加わってるからオケの中でも輪郭が出てくる効果があるように思う。
波形を見てもグワッとコンプがかかっているのが分かる。
ではPluginDoctorでも見ていく。PluginDoctorの登場は久しぶりー
まずは素で通してGRがかかっていない状態。この状態でもすでに歪み(倍音)が加わってのが分かる。
Inputと中央のノブを強めていくとコンプレッションがかかりそれに応じてひずみも増加した。
中央のノブを強めるとスレッショルドが下がる感じかな?↓のようになった。
コンプレッションの具合いを見ていくと結構Ratioが高いことに気づく。
ガツンとつぶれる感じかな?
ガツンと潰すコンプということでPulsarSmasherとも比較してみようと思い立った。
ふむふむ。。。。Ratioの感じがとても似てる。
これ以外にCPU負荷はほとんど同じだし、バスには不向きで単パートにかけるのに向いているという特徴も同じ。
ということは、PUNISHじゃなくてももともと持ってるSmasherで良くない?
Pulsar大好きだし!!!
っていうことで、音と波形を見比べてみる。
音のつぶれ具合いは似てるんだけど、PUNISHはディストーションというかオーバードライブというか、より歪み感が加わっている。
ふむ、、、PUNISHにもちゃんと個性があって目的に合わせて選ぶべきプラグインだということが分かった!!
今回比較してみて、PulsarSmasherのつぶれ具合いが思っていたよりもクリーンだということも分かった。
■今回の結論
余談ですがバスにガツンとコンプをかけたいときは、僕の手持ちの中ではPulsarの1178が好きです!
=====================================
今回はこれを試してみた〜。
もともとPUNISHというプラグインには興味持ってたんだけど、Liteはワンノブのサチュレータかな?なら試さなくていいや、というくらいに思ってた。
でもでも、UIを見ていたらGR(ゲインリダクション)メーターがついてるのに気づいた。
あれ、コンプ的な挙動もするのかな??とちょっと興味がわいたので試してみようという気になった。
まずは今回試した音源を…
それぞれ前半がバイパス状態、後半がPUNISHをかけた状態。
今回はメインのシンセと、キック以外のドラムバスにかけてみた。
特にシンセの音の変化が分かりやすくて、オケの中で細いなーと思っていた音が厚みを増して存在感が出てる。
ソロで聴いてみると特にわかるけど、ザラザラとしたオーバードライブ感も加わってるからオケの中でも輪郭が出てくる効果があるように思う。
波形を見てもグワッとコンプがかかっているのが分かる。
ではPluginDoctorでも見ていく。PluginDoctorの登場は久しぶりー
まずは素で通してGRがかかっていない状態。この状態でもすでに歪み(倍音)が加わってのが分かる。
Inputと中央のノブを強めていくとコンプレッションがかかりそれに応じてひずみも増加した。
中央のノブを強めるとスレッショルドが下がる感じかな?↓のようになった。
コンプレッションの具合いを見ていくと結構Ratioが高いことに気づく。
ガツンとつぶれる感じかな?
ガツンと潰すコンプということでPulsarSmasherとも比較してみようと思い立った。
ふむふむ。。。。Ratioの感じがとても似てる。
これ以外にCPU負荷はほとんど同じだし、バスには不向きで単パートにかけるのに向いているという特徴も同じ。
ということは、PUNISHじゃなくてももともと持ってるSmasherで良くない?
Pulsar大好きだし!!!
っていうことで、音と波形を見比べてみる。
音のつぶれ具合いは似てるんだけど、PUNISHはディストーションというかオーバードライブというか、より歪み感が加わっている。
ふむ、、、PUNISHにもちゃんと個性があって目的に合わせて選ぶべきプラグインだということが分かった!!
今回比較してみて、PulsarSmasherのつぶれ具合いが思っていたよりもクリーンだということも分かった。
■今回の結論
- PUNISH、SmasherともにCPU負荷は低いので単パートにガツンとコンプをかけたいときに使う
- PUNISHはより汚したいときに使う
- PUNISHはディストーションも加わるため、あまりに多くのパートに使うと暑苦しくなりすぎる
実際PUNISHをベースにも挿してみたらものすごく暑苦しくなってダメだった
余談ですがバスにガツンとコンプをかけたいときは、僕の手持ちの中ではPulsarの1178が好きです!
=====================================
#歌ってみた などのボーカルMIXを承ります!
お気軽にDMでご相談ください
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