だから囁くのさ

音楽の話とかとか

plugindoctor

Pulsar Massiveのアナログ感 : Plugindoctorで遊ぶ

先日Pulsar Audioから「Massive」というManley Massive Passive EQをモデリングしたイコライザプラグインがリリースされた。
MassivePassiveの実機を触ったことはないから深い思い入れがあるわけでもないのだが、
Pulsar Audioというと、僕が愛用しているMu,1178,Smasherの発売元なので興味がわいた。

とても有名なイコライザのモデリングプラグインだけに、すでに多くの人がレビューしているから僕が書き足すことはほとんどないんだけど、Plugindoctorで観測しながらプリセットをみていて気付いたことを書いてみる。

次の2点につて。
・歪み特性
・Analyzer画面が不自然?
・負荷


■ 歪み特性
プリセットを見たりぐりぐりつまみを弄っていて気付いたのだが、一番左側のバンドのGainを上げ下げすると歪み(倍音)が発生する。
こんな風に。
PulsarMassive_歪み特性

ぐぐっとアナログ感がが出るのだ。

そして、次のように左側2バンドをシェルビングにしてブースト&カットすると、周波数特性的には大きなブースト・カットが発生していないのに歪むというアナログ感をニュルっと足すことができる。
PulsarMassive_Shelfブーストカット_サチュレーション

プリセットを見ていても、そのように設定しているものがあった。
これは面白い効果だなぁと思った。



■ Analyzer画面が不自然?
これまたプリセットを次々に切り替えながらPlugindoctorで観測していて思ったのだけれど、、、、

MassiveのAnalyzer画面に表示されている黄色いラインと、Plugindoctorで観測された周波数特性とで形が大きく異なっている。
どちらを信じるか…だが、、、MassiveのUI表示の方に違和感がある。
ウーム。

次の例は、気になったプリセットをいくつかピックアップしたものだ。
PulsarMassive_temp_femalevocal
PulsarMassive_temp_metalkick
PulsarMassive_temp_rockbass
PulsarMassive_temp_sweet_saturation

うーん、MassiveのUIは微妙に違和感があるから↓のようにアナライザ部分を非表示にして運用して耳で判断した方がよさそうに思う。
この方がアナログ機材感も出るしね!
PulsarMassive_SimpleUI


■ 負荷
処理負荷は結構高い…
Pulsar Muや僕が愛用してるチャンネルストリップ bx_console SSL 4000Eなどと比べると4倍以上の負荷になっている。
バスやマスターで使うことになるかな。
PulsarMassive_負荷


最後に音ですが・・・・
前半Bypass、後半 ON


うーん、自分の耳では凄さとかよくわからないけどwww
これから多用することになるかもしれん…

あとあと、2022/6/26まで、イントロセールでPulsarユーザは€59でゲットできるからお早めにね!!
PulsarMassive_intro_sale


↓めちゃめちゃ良い感じのレビュー記事



PluginBoutiqueでのご購入はこちら



Plugindoctorで遊ぶ: Tape (Softube)

Tape_ss

今回はSoftubeの「Tape」をPlugindoctorで見てみる。
Plugindoctorのちょっと前のバージョン、少なくとも 1.4系の頃はSoftubeのプラグインは軒並み観測することが出来なかったんだけど、1.6あたりから観測できるようになったみたい。

Tapeって、挿してもあんまり音が変わったように聴こえないんだけど……の、謎に迫る。

さて、Tapeの挙動に大きく影響する主なパラメータが↓の3つ。
Tape_param_ss
  1. TYPE
    テープの種類を選択するボタン。
    周波数特性や歪み特性(倍音)の特徴を選択するもの
  2. AMOUNT
    名前の通り、どれぐらいの強さでテープの特徴を音に付与するか?というような意味合いのものだと思う。
  3. TAPE SPEED
    テープの回転速度、、、なのかな。
    実機を使ったことがないから、どういう風に使い分けをするのかよくわからんけれど、Plugindoctorで観測した感じだと周波数特性に影響が出ていた。
    歪み特性には大きな影響は出てなさそうに見えた。


さて、この後は、TYPE別に、AMOUNTを動かしたときに、歪み特性(倍音)と周波数特性がどうなるかを見ていく。
淡々とスクショを張り付けたのち、最後に考察を書く。

■■ TYPE A ■■
●歪み(倍音)特性
歪み特性_A
●周波数特性
・回転数 1(7/8)
周波数特性A_01
・回転数 3(3/4)
周波数特性A_03
・回転数 7(1/2)
周波数特性A_07
・回転数 15 (Default)
周波数特性A_15
・回転数 30
周波数特性A_30


■■ TYPE B ■■
●歪み(倍音)特性
歪み特性_B
●周波数特性
・回転数 1(7/8)
周波数特性B_01
・回転数 3(3/4)
周波数特性B_03
・回転数 7(1/2)
周波数特性B_07
・回転数 15 (Default)
周波数特性B_15
・回転数 30
周波数特性B_30



■■ TYPE C ■■
●歪み(倍音)特性
歪み特性_C
●周波数特性
・回転数 1(7/8)
周波数特性C_01
・回転数 3(3/4)
周波数特性C_03
・回転数 7(1/2)
周波数特性C_07
・回転数 15 (Default)
周波数特性C_15
・回転数 30
周波数特性C_30



★★★ 考察 ★★★
■歪み(倍音)特性
AMOUNTを増やせば、それに応じて倍音も増えるのはTYPE共通。
  • TYPE A
    A奇数倍音がシンプルに。
  • TYPE B
    複雑な倍音が付加される感じ
  • TYPE C
    奇数、偶数の倍音がすっきり足されるように見受けられる。



■周波数特性
TYPE共通で、回転数を「30」にするとハイが持ち上がる傾向にある。
UIの「15」と「30」の間に「LESS BASS」と書かれている。ハイが持ち上がるから相対的にBASS(LOW)が下がるということなのかな。

回転数のデフォルトは「15」だが、回転数「15」「30」では、AMOUNTの影響をほとんど受けない。
逆に回転数「7」以下の場合、AMOUNTの影響を大きく受ける。
ただし、AMOUNTのデフォルト値の「5」以下では、ほとんど影響は見られない。

  • TYPE A
    基本的にはフラット。
    回転数を「7」以下に下げた時、AMOUNTを上げるとハイが下がる。
    少し耳にうるさい音を抑えるのに使えるかもかも。
  • TYPE B
    250Hzよりしたがふっくら盛り上がってる。
    今回の計測をする前から、マスターにTYPE Bで挿すと低域が暖かくなるなぁと感じてはいたが、その証拠がここで見られた感じ。
    回転数を上げるとドンシャリな周波数特性になるのかなぁ。。。。今度試してみよう。
    回転数が低い時のAMOUNTから受ける影響が意味不明すぎる。。。「7」の時はピンポイントで耳に痛そうな周波数が抑えられるのが面白い。これも今度試してみよう。
  • TYPE C
    Bよりは低域が抑えめでフラット気味。
    回転数「15」でもAMOUNTを強めるとHighに寄る感じになる。
    今まで、静かなピアノ曲とかのマスターに挿すといい感じだなぁと思ってたけれど、回転数「15」「30」の時はHighが伸びる感じになるからだったのか。



最後に…
結構前から、マスタリングの時にマスターに挿してはいたんだけど、正直なところ TYPE Bくらいしか耳で特徴を捉えることが出来てなかった。
「TYPE Bは4つ打ち系のダンス、ポップスに合うなぁ」と。
挿しても音が大きく変わったように聴こえなかったからこれ、挿す意味あるんか????って思ったりしていたw

それもそのはず。
今までは回転数「15」、AMOUNTも高くても7を超えるかどうか、、、くらいの設定でしか使ってなかったのだが、今回の計測結果を見て納得。
回転数「15」の場合、周波数特性はTYPE Bくらいしか特徴が出ない。
AMOUNTも「7」程度では回転数を下げたところでそれほど大きくは周波数特性に影響しない。。。

そう、、、実際に音は(ほとんど)変わっていなかったのだ!!!

プラグインの特徴をつかむためには、極端な設定を思い切ってグイっと試さないとだめだな!!!というのが教訓であった。。。。


Plugindoctorで遊ぶ: Tape MELLO-FI (Arturia)

去年末に公開記念で無料で配布していたArturiaの Tape MELLO-FI というテープシミュレータを試してみた。
tape_mello_fi


昔Arturiaのソフトシンセを使ったときに激重だったので当時の悪印象が残っていたが、このプラグインはかなり軽量だった。

以下の機能を見ていこう
・テープストップ
・フラッター、WOW
・トーン
・フィルター
・サチュレーション(コンプ)

■テープストップ
再生停止ボタンを押したらゆっくり止まるアレな感じの再現だ。
テープを止めるスピードを選択することができて、最大8小節の長さで止めることができる。
この機能を使うためだけに導入してもいいんじゃないか?って思ったw
音を聴いてみてほしい

tape_stop


■フラッター、WOW
テープの回転速度を不安定にする設定かな?強めにひねるとピッチがグネグネ。
これも、わざと効果を狙った場合にはすごくハマる感じ。
ボーカルにかけると音痴に聴こえてしまうけど、パッド系とかに使ったらいい感じに厚くなったりするのかも

tape_mello_flutterw

■トーン
ON・OFFボタンがついていて、ONにするだけでかなり極端な周波数特性になる。
ノブをひねると、低域・高域のどちらに寄せるかを選ぶことができる。
今回はボーカル素材にかけてみて、少し高域に寄せてみた。

ラジオボイスというか、古めかしい音になる。昔のテープはこういう音だったのか??

良い感じに汚れるので、オケの中でもどっしりした感じになる印象だった。
極端な音の変化になるので、この音を狙って出したい場合はピンポイントで使える感じ。

tape_mello_tone


■フィルター
Qが狭いLPF,HPFだ。
エフェクティブに使う感じも良いかも。

tape_mello_filter

■サチュレーション(コンプ)
挿しただけで奇数倍音が発生していて、Driveを高めると暖かな音になる印象。
入力がピークを越えると緩やかにコンプがかかる。ちょっとだけクリップさせるとヌルっと歪んで良い感じ。
tape_mello_saturation
tape_mello_comp

WEARというノブがよくわからないんだけど、ちょっとひねるだけでノイズのようなものが発生する。
音もザラつくような印象で。これもローファイ感を出したいときに使えばいいのかな〜
tape_mello_wear


■■ まとめ ■■
定価99ドルになってるプラグインだけど、その価格で買うか?というと微妙w
セール時期に、また安くなったり無料配布とかあるかもしれないから、それを狙うのが良いかなぁ。

テープストップの質感はすごく気に入った。
SoftubeのTapeより良い感じだから、この効果を使いたいときは迷わず立ち上げるだろう。

ラジオボイスとか古めかしい音をわざとらしく作りたい場合にも活躍しそう!

Default設定でサチュレーション効果をうっすらかけるだけでも良いかもね!

そんな感じで〜


Plugindoctorで遊ぶ: Vintage Warmer2...それでも俺はマキシマイザーを求めるのか

VintageWarmer2


かなり昔に自分が作った曲の迫力を出すことを模索している時に「音を大きくする本」に出会い、おそらく間違った解釈で突っ走った結果ますます音が貧弱になった苦い経験がある。
それは、↓で懺悔したが。

音を大きくする本 (Stylenote Nowbooks3)
永野 光浩
スタイルノート
2006-11-13



だから、この本に対しては不信感しかない。
そして今回話題にしようとしているVintageWarmer2はその著者が激推ししていたプラグインである。
今日までは、その苦い経験から VintageWarmer2を避けてきていた。
値段もそれなりにするし、、、というのもあった。

しかし、ここのところの黒金の散財の結果、VintageWarmer2のセール時の価格はそれほど高くもないかなという感覚になってきて、じゃぁ、せめて試用版だけでも試してみるか。。。と、この記事につながる。


まずは自分の音源にかけてみる。
次の3種類が連続で流れる。音量感は揃えた。
Bypass→VintageWarmer2オン→ちょっと強めにかけた

※選んだ音源が悪かったか、、、ちょっと違いが分かりづらいかな。

いわゆるマルチバンドコンプ+リミッター(マキシマイザ)的な働きをするプラグインなので、ゲインリダクションが上がれば飽和感も増して音にまとまりが出るような気がする。
強くかけすぎると音のパンチは損なわれておとなしくなった印象だけど、2番目の音源くらい適度にかければグッと締まった音になる気がする。

結論からすると、、、、結構使える!!!
次のセールで買おうかな…

少なくとも10年以上前から存在しているかなーり古いプラグインだけれどVST3にも対応してるし定期的にメンテナンスが入ってるみたいだし普通に売れ続けてる製品なのかな。
CPU負荷が高いというレビューもあるが、さすが古いプラグイン。今どきのPCなら全然気にならない負荷だった。
具体的にはPulsar MuのOverSampling無しの時より少し重いかな、くらい。
さらに、トラックに使用することが想定されているMicroWarmerはPulsar Muよりだいぶ軽い。


さて、そんなわけで、実際に使うとなったらどんな挙動なのかを目でも把握しておきたいからPlugindoctorで遊んでみた!!

ちょっとググると「Kneeを上げてDriveを下げる」というのが定番設定とあった。
そうすると、なるほど、ヌルっとコンプレッションがかかる感じになるのかな。
VM2_定番設定

では、Knee,Driveをそれぞれ別に動かすとどうなるのかな?というのを見てみる。

まずはDriveを上げて最終出力ゲインを少し下げると。。。
なるほど、リミッター的な挙動になる。
ここまでは予想通りと。
VW2_Limitter


Kneeを上げる。
スレッショルドより下の音量が持ち上がってどんどん飽和感が増していく。
なるほど。
VM2_Knee


Kneeを上げた状態でDriveを下げていくと、、、ヌルっとしたつぶれ具合いになっていく。
VM2_GainDown


というわけで、まずはGRメータを見つつ、KneeとDriveの上げ下げで良い感じのところを見つける感じかなー。
5dB以上潰すとちょっとつぶれすぎかなーって感じる。
ガツっと潰してMIXを下げてパラレルコンプ的な使い方も良いかもしれない。

あとGRが生じている時の倍音がなんか複雑に出てるなぁと。アナログ感マシマシなのかな?わからんけど。
VM2_倍音


VintageWarmer2のレビューはさすがにいっぱいあるけど、この記事のPlugindoctorの計測結果は自分のメモと誰かの参考になればなと。


あとは僕が参考にしたレビューの一部


Plugindoctorで遊ぶ: PUNISHは暑苦しい?

先日PluginBoutiqueSpireを買ったらおまけでPUNISH LiteっていうPUNISHの機能限定版が無料で付いてきた。
punish



今回はこれを試してみた〜。
もともとPUNISHというプラグインには興味持ってたんだけど、Liteはワンノブのサチュレータかな?なら試さなくていいや、というくらいに思ってた。
でもでも、UIを見ていたらGR(ゲインリダクション)メーターがついてるのに気づいた。
あれ、コンプ的な挙動もするのかな??とちょっと興味がわいたので試してみようという気になった。

まずは今回試した音源を…
それぞれ前半がバイパス状態、後半がPUNISHをかけた状態。
今回はメインのシンセと、キック以外のドラムバスにかけてみた。



特にシンセの音の変化が分かりやすくて、オケの中で細いなーと思っていた音が厚みを増して存在感が出てる。
ソロで聴いてみると特にわかるけど、ザラザラとしたオーバードライブ感も加わってるからオケの中でも輪郭が出てくる効果があるように思う。

波形を見てもグワッとコンプがかかっているのが分かる。

punish_wave


ではPluginDoctorでも見ていく。PluginDoctorの登場は久しぶりー


まずは素で通してGRがかかっていない状態。この状態でもすでに歪み(倍音)が加わってのが分かる。
plugindoctor_default


Inputと中央のノブを強めていくとコンプレッションがかかりそれに応じてひずみも増加した。
punish_歪み


中央のノブを強めるとスレッショルドが下がる感じかな?↓のようになった。
punish_compress_knob


コンプレッションの具合いを見ていくと結構Ratioが高いことに気づく。
ガツンとつぶれる感じかな?
ガツンと潰すコンプということでPulsarSmasherとも比較してみようと思い立った。
punish_compress


ふむふむ。。。。Ratioの感じがとても似てる。
これ以外にCPU負荷はほとんど同じだし、バスには不向きで単パートにかけるのに向いているという特徴も同じ。
ということは、PUNISHじゃなくてももともと持ってるSmasherで良くない?
Pulsar大好きだし!!!

っていうことで、音と波形を見比べてみる。

smasher_punish_wave


音のつぶれ具合いは似てるんだけど、PUNISHはディストーションというかオーバードライブというか、より歪み感が加わっている。
ふむ、、、PUNISHにもちゃんと個性があって目的に合わせて選ぶべきプラグインだということが分かった!!

今回比較してみて、PulsarSmasherのつぶれ具合いが思っていたよりもクリーンだということも分かった。


■今回の結論
  • PUNISH、SmasherともにCPU負荷は低いので単パートにガツンとコンプをかけたいときに使う
  • PUNISHはより汚したいときに使う
  • PUNISHはディストーションも加わるため、あまりに多くのパートに使うと暑苦しくなりすぎる
    実際PUNISHをベースにも挿してみたらものすごく暑苦しくなってダメだった


余談ですがバスにガツンとコンプをかけたいときは、僕の手持ちの中ではPulsarの1178が好きです!


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Plugindoctorで遊ぶ: 音を太くする OneKnob Phatter (Waves)

先日、無料配布していたOneKnob Phatterをゲットしてみた。


ツマミをグイっとひねるだけで音が太くなる(良い感じにしてくれる)、、、と。
こういうプラグインこそ中で何が行われているのかPlugindoctorで見たくなるなー
Phatter_Freq


ふむ、、、シェルビングっぽい感じで低域が持ち上がってる……だけ??

歪みは…
Phatter歪み


1kHz以下にぐしゃぐしゃっと。
500Hzいかに多く倍音が発生しているような。。。

ふーむ、、、Pro-Q3で周波数特性を真似して音を比較してみるかぁ。
次のようにPlugindoctorで計測しながらPhatterと同じ周波数特性になるようにPro-Q3を操作する。。。

Phatter_ProQ3


実際に次の曲のピアノのトラックに適用してみる。↓
4小節ごとに Bypass → OneKnob Phatter → Pro-Q3 → Bypass

ふーむ、、僕の耳にはほぼ同じ音に聞こえる
もう、EQでいいじゃん!!

ちょっと前にEQの使い方を解説してる動画を見て、目的の音に近づけていくのにまずシェルビングでブーストorカットをする話を見たが、今回の結果も踏まえて更に納得したというか腹落ちした。

音を太くする、重心を下げるという目的でシェルビングでLowをブーストすればいいんだな!みたいな。

自分はいろんなプラグインを試してはいるけれど、実際に使うプラグインの種類はできる限り少なくしたい、選択肢をシンプルにしたいと思ってるので、こういったほかのプラグインで同じこと実現できるものは捨てていこうと思う。

今回はEQで同じようなことができるということで Phatter は不採用!

余談:
↑を書き終えて気づいた恥ずかしいこと…
「太い=Fat」と「Phat」を勘違いしてました、ごめんなさい!!!www
もともと低域成分が少ない素材に対して低域成分を足しつつシェルビングで持ち上げるという処理を1ノブでやってくれるってのは便利かもしれない。

↓にしっかり「ローシェルフ・フィルター」って書いてあった、ハズカシーーー



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Plugindoctorで遊ぶ: High-Shelf-EQ比較

最近、Mixの時の各トラックの音作りの最初の工程でシェルビングカーブでイコライジングすることが増えた。
それからボーカルミックスの最後の一押しの時もHighをシェルビングで軽く持ち上げることがちょいちょいある。

Highをシェルビングカーブでブーストするときに次のように感じた。
Waves API-500Bを使うといきなり煌びやかになるなぁ
bx_console 4000E滑らかにすぅーーっと上がるなぁ

このように感じたことをとりあえず理屈として納得したかったのでPlugindoctorで計測してみることにしてみた。

比較したEQは次の5種
Pro-Q3 (Q=0.5)
API 500B(Waves)
Maag EQ2
bx_console 4000E
SSL Native Channelstrip

これらで、5kHzを2dB、6dBブーストした時の結果を見てみた。
●+2dB
5k_2dB

●+6dB
5k_6dB


  • API 500Bはかなり下の帯域からがっつりブーストされた。
  • Maagは+2dBの時は比較的穏やかに持ち上がっていたのに対してブースト量が増えるほどに派手になっていった。
    あと、ツマミが0dBの時でも少しだけブーストされた状態だった。
  • SSL系は bx_consoleもSSL Nativeも優しく持ち上げる感じだった。
    bx_consoleは上の方を少しだけ落としているせいか少しだけ音が柔らかい気もする。
  • Pro-Q3はデジタルらしい素直なカーブだった。

普段の音作りは最近使い慣れてきたというのもあるけれどbx_console 4000Bが良いね。
少しだけアグレッシブにしたいときにMaag EQを、かなりがっつり弄りたいときに API-500Bをっていう感じの使い分けを今後試してみようかな。

Shelving_eq_comp



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Plugindoctorで遊ぶ: DIABLO LITE (Free ドラム エンハンサー)

ドラムエンハンサー…とりわけキックを熱くするプラグインというと気になってしまう今日この頃。
今日はFreeのプラグインの『Diablo Lite』を見てみる。


この類のプラグインで「PUNCH(パンチ)」という何やらふわっとしたパラメータって、結局何してるんだろう?と気になる。
それを探るため今回もPlugindoctorに通してみたのだった。

Punchのつまみを回してみる…
diablo_punch


なんてことはない…アタックを強める作用をしているだけだった。
トランジェントシェイパー的な感じか。

では「CLIP」を回してみると…
diabo_clip


ひずみが加わるがっぽいが「SOFT」と「HARD」とでひずみのかかり方が違うようだ。
↑は「SOFT」の時の挙動。CLIPを上げると滑らかに(?)ひずみが加わる。
微調整がしやすい。

一方「HARD」は次のように閾値を超えた瞬間に歪む
diablo_clip_hard


ちなみに「SOFT」にした状態で「INPUT」を上げても滑らかに歪んでいく
diablo_input


余談だけど、OUTPUTでクリップさせてもあんまり歪まなかった。あくまで出力Gain調整に使うもののようだ。
diablo_output


次に、手元のデモ曲のキックに使ってみた。
↓のように、「元キック」→「コンプでアタックを少し強調したもの」→「DIABLOを使ったもの」を聴き比べてみた。
diablo_kik


波形のピークはつぶされて原音より下がっているが良い感じに汚されたせいかオケの中では埋もれず聴こえてくるような気がする。
無理やりCLIPさせているので、波形としては抑揚のないものになったような気がするけど、アタックの成分の密度が増したようにも見えるので、そのおかげでオケに埋もれにくくなったのかもしれない。
kick_hikaku



こういうあからさまに歪ませたりクリップさせたりするプラグインはあるようで持っていなかった。
マキシマイザーともリミッターともちょっと違う挙動のようにも感じる。
ディストーションとも違うけどオーバードライブっぽいというか。


もしかしたらシンセベースを熱くするのにも使えそうな予感がするから試してみようかな〜


◎参考

https://sawayakatrip.com/post-6148629810

Plugindoctorで遊ぶ: GSatPlus (Free Plugin : TB ProAudio)

今回はTB ProAudioというメーカーが無料配布している『GSatPlus(GSat+)』というサチュレーションプラグインを見ていく。


TB ProAudioといメーカー名をちゃんと認識していなかったのだけど、このメーカーが無料配布しているISOL8というプラグインを既に使っていた……
日常的に使っているプラグインの配布元はちゃんと覚えようぜ…俺。

さて本題。
久しぶりに淡々とPlugindoctorの計測結果を貼り付けていく。

◎まずは「ODD」「EVEN」
それぞれ、奇数倍音、偶数倍音のかかり具合を調整するツマミ
gsat_sat2


◎「STAGES」
数値を上げていくと倍音の付加具合を強まる感じかな。
STAGESを挙げている状態でEVEN(偶数倍音)のツマミをひねると奇数倍音も付加される。
gsat_sat2


◎「CLIP」
意図的にデジタルクリップを発生させられるボタン。
オーバードライブというか、ディストーションというか、ぐしゃっと潰れた音をワザと作れる。
gsat_clip


◎サイズ変更
プラグインの右下をドラッグするとキレイにサイズを調整することができる。
DAWの中でじゃまにならないサイズ感で操作することができそう!
gsat_scale



◎所感
実際に使ってみるとシンセ系の音を太くするのには効果的な感じだった。
しかし、僕の手持ちのプラグインだとTrueIronで事足りてしまいそうなので…残念ながら僕は使わないかも…

TrueIronとかと比べた場合のアドバンテージ
(1)TrueIronよりは軽い
(2)無料
 サチュレーター系のプラグインを1個も持ってないならまずはこれを使ってみるの良いんじゃない?
(3)奇数・偶数倍音をそれぞれ調整できる
『SSL X-Saturator』でそういう雰囲気の機能があって気になっていたんだけど、この無料プラグインで実装されてるという。X-Saurator持ってないならGSat+を使う動機になりえるかな。

と、素人ながら考えてみた。

そうそう、冒頭に話題にした ISOL8 ですが、僕は↓のように『スマホやノートPCのスピーカーや安いイヤホンで聞いた場合の雰囲気を再現するために100Hz以下、10kHz以上を切る』という目的で使ったりしてます。
完全に余談でした
ISOL8


他の方の『GSat+』のレビュー


どんな素材にも合うコンプレサープラグイン『Material Comp』- Plugindoctorで遊ぶ

先日ゆにすさんのショップで「MaterialComp」というコンプレッサープラグインがセールだったので開店ご祝儀もかねて購入した。
以前レビューを見かけたときからちょっと気になってたんだよねーというのもあり。

このコンプは「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」をそれぞれ設定することができるので、このコンプだけでいろんな音に対応できそうな可能性を感じる。
少なくとも方向性を決めるための試行錯誤をこのプラグインの中で完結できそう。

↓は制作中の曲のピアノのパートに適用したセッティング。ほんの少しの試行錯誤でバシっとハマる設定が見つかった。
MaterialComp_ピアノへ
Optでゆったりつぶしつつ、倍音を足したりしたり。
さらにステレオイメージャーがついてるのでうっすら広げたり。低域はそのままに高域を広げてくれるらしい。

さて、どんな機能があるかとか細かいことは他の人のレビューを見てもらうということでリンクを最後に張ります。
ここでは以下を淡々と。
・処理負荷
・「コンプの種類(VCA,FET,Opt,etc)」「プリアンプ」「アナログフレーバー」のPlugindoctorの測定結果

●処理負荷

MaterialComp_負荷
トラックに挿すコンプとして使用頻度の高いC1, H-Comp, FatChannelに比べるとちょっと負荷が高い。
バスコンプとして使用するSSL BusComp, PulsarMu と同じか少し高い。
うーん、各トラックにガンガン挿すのはちょっとためらっちゃうかな?と思ったけど、今のPCだったらそれほど問題ないかな。

●Plugindoctor測定結果

「コンプの種類」
Tubeタイプの時だけ第2,3倍音が足される雰囲気。
MaterialComp_CompMode_Tube


「プリアンプ(Preamp)」
周波数特性は「RETRO TAPE」を選択したときだけ特徴的な感じになった。
倍音特性はご覧の通り
MaterialComp_Preamp_周波数特性
MaterialComp_Preamp_倍音


「アナログフレーバー」
倍音特性に大きく違いはなかった。うっすらノイズが乗る感じかな。
周波数特性はそれぞれ特徴的だった。結構、派手にEQをかけたような感じになる。
耳で聴いてピタッとハマるのがあればそれを使うし、なければ別途EQを挿すって感じになるかなぁ。
MaterialComp_AnalogFlavor_周波数特性



とにかく弄りがいがあるプラグインなので今後かなり使用頻度が高くなると思われる続きを読む

Plugindoctorで遊ぶ: Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違い

どっかで、PluginAlliance版Shadow Hills Mastering Compressorのトランスの違いによる音の変化が分かりづらいという記述を見かけた。
試してみたけど、うん、自分でもよく分からんかった…

これは、、、気分で変えるパラメータなのか…

自分の耳がへぼいからPlugindoctorで計測してみることにした。
サンプリング周波数が低い時は周波数特性に大きな違いが分かりづらく、192kHzにあげてみたらそれぞれに少しだけ特徴がみられた。
サンプリング周波数が低いといっても48kHzというのはDTMerとしては普通の作業環境なんだが…
shadow_hills_48_192

NICKELは高周波に突起があり、STEELは高周波が下がっていて重心が低い方にあるように見受けられる。
この結果を見てから聴いてみると、そういう風に感じなくもない…
とはいえ、可聴域外の周波数での出来事が楽曲全体に影響するのだろうか。

とりあえず計測結果を載せておく〜

■48kHZの時
shadow_hills_freq_48
拡大してみてね

■192kHZの時
shadow_hills_freq_192
拡大してみてね

Plugindoctorで遊ぶ: Waves API-550A EQ

なかなかWavesさんから離れられないなぁー、、、という今日この頃。
先日いろいろ実験した「Nx Ocean Way Nashville」を買おうかなぁとWavesのサイトに行くと、
50$買い物すると1個プラグインを無料でゲットできるよというセールがやっていた(罠を仕掛けられていた)
無料でゲットできるゲットできるプラグインの中に「API 550(イコライザ)」があった。
これ、ユーザインターフェースがかっこよくて前々からなんか気になってたんだよなー

というわけで、試用版を使ってみた。

  1. テスト曲のシンセの音が良い感じになるようにAPI-550Aの設定をする。
    ちょちょっと設定を弄っただけで煌びやかな音になった。
  2. Plugindoctorで周波数特性を観測
  3. Pro-Q3で同じ周波数特性になるように設定

というようなことをやって実際に音を聴いてみた。

Bypass→API-550A→Pro-Q3
PluginDoctor_api_eq_proq3

Pro-Q3は周波数特性をAPI-550Aに合わせたので、パッと聞いた感じでは同じような音になっている。
しかし、API-550Aは3か所設定しただけなのに対し、同じ周波数特性にするためにPro-Q3では5か所の設定を行った。

API-550Aは、設定できる周波数がいくつかの選択肢からしか選べない&増減も2〜3dBづつしかできない。
細やかな微調整は出来ないから使いにくいんじゃ???って最初は思った。
しかし、積極的な音作りをしていく段階では、これくらいアバウトな方が迷いが少なくズバッと音を決めれるような気がする。
周波数も、きっとプロのエンジニアが経験則上よく弄るポイントが選択肢になってるんじゃないかなとも思う。

「ツマミをなんとなくグイっと弄ったら音が良い感じになる」っていう感覚が気持ちよく、実機モデリングならではなのかな。
これは…良い!!!!
PultecEQと同じで、ざっくりした音作りにおいて、ものすごく使いやすいと感じた。

Plugindoctorで遊ぶ:(注意点) Waves Nx Ocean Way Nashville(Virtual Mix Room)

※「こちら(入力ゲイン注意? Nx Ocean Way Nashville)」の検証記事もご覧ください〜
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去年、先週と、ヘッドホンした状態でスピーカーの音を再現するプラグインを実際にいくつか試した
スピーカ音をヘッドホンで再現するVSTプラグイン(BlueCat'sAudio Re-Head)
スタジオの音をヘッドホンで再現するVSTプラグイン(Nx Ocean Way Nashville)

そこで、ちょっとした注意点が見つかった。
「いやいや、当たり前だろ!」って言われそうな内容だとは思うんだけど。
自分でもそうかな?って思っていたことが、Plugindoctorの計測結果で確認できたというか。

↓は、「Waves Nx Ocean Way Nashville」と「DeeSpeaker」に-10dBの入力をした時の周波数特性。
2dB〜10dB持ち上がってる箇所があることが観測できた。
PluginDoctor_NxOceanWayNashville
PluginDoctor_DeeSpeaker


つまり、これらのプラグインに通す音はかなりのヘッドルームを確保している状態にする必要があると、、、自分は理解した。
ずっと昔にDeeSpeakerを試用したときは、L3でつぶした上に -0.3dBFSくらいまで音量を上げた状態の音をDeeSpeakerに流し込み、「なんか音が極端に悪くなったな…」と感じたのだけど、そら、-0.3dBFSから+2dB以上音量が上がれば音割れするよね…

ヘッドルームを十分に確保した状態で作業をするにはK-20メーターを使うのが合理的だね。


というわけで「Waves Nx Ocean Way Nashville」を買った。
しばらくこれでMixしてみようと思う。

Plugindoctorで遊ぶ: Pulsar Mu の Ratio

去年「Pulsar Mu」というコンプレッサープラグインをゲットしてから常に使っている。
バスコンプとして使ったとき、複数のトラックが滑らかに馴染むような…そんな錯覚を与えてくれる。

さて、このコンプを使い始めた時、あれ?Ratioのツマミがない…と当惑した。

マニュアルを見ると「スレッショルドの設定がRatioにも影響するよ」と書いてある。。
Threshold---
the compression ratio also depends on this setting.
The lower the Threshold, the higher the ratio.


どんなふうに影響してるんだろ?ってのをPlugindoctorを使って調べてみた。
Mu_Input_Threshold


以下は「DUAL INPUT」「Threshold」を弄って、圧縮率がどう変わるか計測したっ結果。

●Threshold低め→Ratio低め
mu_threshold_ratio2


●Threshold高め→Ratio高め
mu_threshold_ratio1



The lower the Threshold, the higher the ratio.

あれ?マニュアルには「スレッショルドが低いほど、圧縮率(Ratio)が高くなる」って書いてあるように見受けられるんだけど…結果は逆のように感じる。

「スレッショルドの高低」を僕が間違えて理解してるのか…?
「スレッショルド -10dB より、スレッショルド -20dBの方が低い」って表現すると思ってるのだけど。。。
「スレッショルドを下げる」っていう言い方もするし。

「スレッショルドが浅いほど、圧縮率(Ratio)が高くなる」という解釈なら納得。こっちかな。


うーん、よくわからないけど…以下のように覚えることにしよう。
  • Ratio高めにピークを潰す場合はThresholdを右に捻る
  • Ratio低めに優しくコンプかけるときはThresholdを左に捻る

で、リダクション量は「DUAL INPUT」で調整する。。。と。


※なんか自信ないので、、、間違ってるところあったら教えてほしいです。




Plugindoctorで遊ぶ:FAT2 音調べ

先日、黒金で衝動買いしたFAT2の音が素晴らしすぎるので、Plugindoctorの計測結果とともに音も紹介。

そうそう、これこれ、これが欲しかったんだよーっていうフィルターのかかり方をする。
基本的にはHPF,LPF,BPF,FXの4種類なんだけど、それぞれに5バリエーション、計20種類のフィルターが内蔵されている。

まずは、どんな音になるか聞き比べ。
4種類のフィルターの中の5つのバリエーションのうち、オーソドックスなNo.1と、少し変わってるNo.4(No5)をピックアップした。
※計20種類中の8種


では、どんな周波数特性になっているか。

●HPF
(1)はオーソドックス、(4)はノイズが乗っているような感じ
01_hpf1
02_hpf4


●LPF
こちらも(1)はオーソドックス、(5)はノイズが乗っているような感じ
03_lpf1
04_lpf5


●BPF
(1)は自分のイメージと違ってた。切り出したバンドの中央部分が少し凹んでる
(4)の方が僕の中のBPFのイメージ。そしてノイズのような感じで揺れてる
05_bpf1
06_bpf4


●FX
BPFの逆っぽい周波数特使になりつつ、レゾナンスのとんがりが2か所に表れている。
これも(5)の方は揺れがある。
07_fxf1
08_fxf5



このプラグインを使うだけど、EDM,トランスでよく使われている雰囲気の音が再現できてしまう。
こういうフィルタープラグインをずっと探していて、ようやくしっくりくるものに出会えた。

誰かの参考になれば幸いです。

Plugindoctorで遊ぶ: bx_console SSL 4000E

黒金セール!!!クリスマスセール!!! なんて誘惑が多い時期なんだ。。。

PluginAllianceからbx_consoleシリーズのセールのメールが来ていてサイトに飛んでみたら、あと40分でセール終了とカウントダウンが始まっていたのでポチってしまった。

『bx_console SSL 4000E』49.99$なり


WavesのSSL Collectionをすでに所有しているのに、なぜあえて買ったのか…
一つはWaves離れをしたいというのもある。。。
あと、一番の魅力はTMT(Tolerance Modeling Technology)という機能。セッションの中で、bx_consoleを複数のチャンネルに挿したとき、それぞれに微妙に違う特性を持たせて画一的な音にならないようにする?アナログ感の再現?っていうコンセプト。
Waves NLSに似たコンセプトはあるけれども、TMTの方がいろいろ利点を感じてるし(後述)、Waves SSL Echannelにはそういった機能はない。

まぁ、細かい機能のことやレビューは他の方がすでに色々書いてくれてると思うので、あとは淡々とPlugindoctorに突っ込んだ結果を書いてみる。

まず最初に……プラグインを通しただけの状態の周波数特性を見ると???となった。
エキスパンダーが結構効いた状態になっていて、計測結果を見る分にはちょっと邪魔だったので切った。
SSL_EQ_FIRST1
SSL_EQ_FIRST2

Waves SSL EChannelとの比較
EQ、コンプの特性は、まぁ、ほとんど変わらないかなぁという感じ。
SSL_EQ_QSSL_EQ_DynamicsAttk


V GAINのつまみ。アナログっぽいノイズの分量を調整できる。
WavesはON,OFFのみしかないので、bx_consoleの方が細やかな調整ができる(それが必要かどうかはさておき)
SSL_V_GAIN


そしてTMT!個人的に一番注目している機能です。
EQのかかり具合が番号によって結構違う。ステレオのLRでもEQの効き具合が違ってる!!
こんなに特性が変わるもんなのか〜
いい意味で(?)音が滲むような効果になるのかなー
SSL_TMT



UIだけでいうと、bx_console Nが好き!
bx_console 4000Eを使いつつ、気に入ったら、bx_console Nの試用版も触ってみよう。

もーーーーーーアナログ感のプラグインは沼すぎる続きを読む

Plugindoctorで遊ぶ: SSL X-Saturator - アナログ感

今回は SSL Native X-Saturatorでアナログ感の検証

インストールしてPlugindoctorに通してみたり自分の音源に挿してみたりした。

まず何よりUIがかっこいい
全体的に立体感がありつつもソリッド。
中央のアナログメーターのライトの感じ、針の動きが気持ちいい。。
※気分の問題ではある。。。

HARMONICSのつまみ
基本的にはサチュレーション効果(倍音付加?歪み負荷)な挙動をするんだけど、
HARMONICSつまみで偶数倍音を強めるか、奇数倍音を強めるかを調整できる。
自分の音源ではベースは偶数、メロディシンセは奇数倍音を強めると締まりが良くなったきがする。
音源に合わせて調整しやすい気がした。
SSL Native X-Saturator_2nd
SSL Native X-Saturator_3rd


負荷が低い
先週Inflatorの負荷が低いということを書いたが、X-Saturatorはもっと低い。
躊躇なく挿せる。全チャンネルに挿したくなっちゃう。。
SSL Native X-Saturator_負荷
↓は先週計測した各種アナログ感VSTの負荷
Inflator_cpu


======================

Plugindoctorで遊ぶ: Sonnox Oxford Inflator V3 - アナログ感 -

2020/11/29 よろしければ、↓の記事もドゾー。個人的にはInflatorより、X-Saturatorが好みです。
Plugindoctorで遊ぶ: SSL X-Saturator - アナログ感
-----------

前からずーっと気になっていたプラグイン「Sonnox Oxford Inflator V3」がナウでセール中
77%オフというとすっごい安い、買おうか迷う。


しかし手元には「WavesNLS」、それから今年に入って「TrueIron」「SoundToys Radiator」などなどをセールでゲットして、アナログ感、サチュレーション効果用のプラグウインがそこそこ増えてきている。
ここにきて安いからといって買っていいものか…

そこでPlugindoctorの計測結果を見て、一つの判断指標とすることにした。

以下の設定にて、、、
EFFECT:50%、CURVE:50(最大)、OUTPUT:「-3.0dB」

聴覚上は同じかちょっと明るいかな?くらいだった。
しかしピークメーターは -0.5dBだった。

Inflator_gain


何が起きてるかっていうと、「TrueIron」とかとほとんど同じなんだけど、倍音が付加されている感じだった。
特に、第3,5倍音。ノイズとかはなし。
Inflator_freq1
Inflator_freq


こうして倍音特性をみると、WavesNLSやTrueIronとかと似てるんだけど、処理負荷が軽い。
StudioOne上の表記だけど、↓のような感じだった。
Inflator_cpu

Inflator:1
WaveNLS :2
TrueIron:3
LittleRadiator:3
Radiator:7

圧倒的に軽い。
TrueIronを使うよりは気軽にトラックに挿していけるような感じだ。

とうことで、買おう
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Plugindoctorで遊ぶ:DAWとつなぐ

Plugindoctorは基本的にはVSTホストとして動作し、VSTプラグインの周波数特性、歪み特性、コンプのかかり具合とかを計測して可視化してくれるアプリだ。

PD_Plugin


しかし、先日、TrueIronところというプラグインを計測しようとした、まったくグラフが描画されない状態だった。
何かしらの制約があるのだろうか‥‥

そんな折、PlugindoctorとDAWを繋げて計測する方法を見聞きした。
Plugindoctorからの出力をDAWのインプットに入れて、計測したいプラグインを通した音をPlugindoctorに返すという方法だ。

PD_TO_DAW


さて、この具体的な方法は……

Plugindoctorに以下のようにオーディオデバイスの出力と入力を設定するダイアログがあった。

PD_設定画面


もともとはハードウェアのエフェクタの特性を計測したりするのが目的のものだったのだろうか。
オーディオインターフェースの出力を選択し、エフェクタを通した結果をまたオーディオインターフェースの入力で受け取る、、というものを想定したものと思われる。

PD_TO_HARD


この信号の流れをPCの中で完結できれば、Plugindoctorの出力をDAWに渡し、DAWの出力をPlugindoctorで受け取ることができる。

今回は、仮想オーディオデバイスという仕組みを実装したVB-CABLEというソフトウェアを利用することで実現した。


導入方法はこちら。。


VB-CABLEをインストールすると、Windows上では仮想のオーディオインターフェースの入出力が増える
今回の目的ではオーディオデバイスが2つ必要だったのでシェアウェアの方を利用した(600~900円くらいだったかな)
SoundDevice


以下のような設定をして、Plugindoctorの出力をDAWへ、DAWの出力をPlugindoctorへ…ということができた。
PD_設定画面2S1_設定

PD_TO_DAW_with_AB

注意点
  • Plugindoctor,DAWのサンプリングレートを合わせる
  • バッファサイズを大きめにする(僕は最大にした)

それでも計測結果にのノイズがのったりして綺麗な波形にならないので、まだほかに何か設定や調整が必要なのかもしれない。


こうして、TrueIronの計測結果を目視することができた。
まだまだノイズがのってしまてるけど
TD_TrueIron


さて、こうなてくると、DAW標準搭載のエフェクトも計測できちゃうんじゃない??ということで、今一番気になっているFatChannelを計測してみた。
FETコンプ、パッシブEQを通しただけでは倍音が生成されたりしてなかった。
アナログモデリング的な挙動によるサチュレーション効果(倍音付与)を期待してしまっていただけに残念だった・・・・

PD_Fatchannel


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アナログ感 "Waves NLS" vs "True Iron"

アナログ感(?)を出すために、なんか倍音とかを足したりしてくれるプラグインとして、Waves NLSを好んで使っています。
が、僕の耳では、効果が出てるのか?実はよくわかってない。
音が変わるのは間違いなく感じるんだけど、肝心の良い方向に変わってるのか?というのが感じ取れていない。。。

そんななか、最近 True Ironというプラグインを知ったので早速plugindoctorで調べてみよう!と思ったんだけど、僕の手元ではうまくプロットされなかった
@gyokimaeさんから資料をいただきました!ありがとうございます!!

↓でTrueIronの特性をPlugindoctorで見れるようになりました!(※2020/10/15更新)



僕の手元ではスペアナを使ったりして周波数特性をなんとなく見つつ、手元の音源に使ってみた。
結論としては、違いや効果がよくわからない…という情けないことに。

まずは、音源を。。。

ベースとシンセサイザーにかけています。
プラグインのOutputを調整して、Bypass時と音量感は同じようになるようにしています。

・シンセ、ベースのみ


・ミックス状態


うーん、僕の耳ではあまり違いを感じれない…
Mixの中での分離感も変わるんじゃないか??と思ってミックス音源を聞き比べても全然違いが分からない。。。。
SoundCloudに、元音源の.wavもダウンロードできるようになっているので、もし聞き比べて違いが分かった方は教えていただけると救われます…

・Bassの設定
nls_vs_iron_bass

・シンセの設定
nls_vs_iron_synth



そんなわけで「TrueIronは買いか??」を検証するのが目的ではあったんだけど、、、、
まだわからない状態。
Wavesから離れるならTrueIron買いかなー。40$なら今のうちに買うのが吉か…

おすすめポイントとかあれば教えてください!

WavesNLSは、Diamondバンドルに入ってるのに、同じようなグレードのHorizonバンドルには入ってないので、今後Wavesアップデートにお金を払い続けるにしても、やめるにしても、ちょっと扱いが面倒なので、余計にTrue Ironにも心が揺れます。






PluginDoctorで遊ぶ: StereoImager, StereoMaker

StereoImagerの動作原理、なぜ音が広がったように感じるのか?というのを理解していないので、PluginDoctorの計測結果から何を読み取ればいいのかも曖昧な状態で書いてます。

先日、gyokimaeさんがYouTube配信でWIDERを話題にしていたのをきっかけに自分も少し手持ちのプラグインをテストしてみることに…
WIDERは以前から高頻度で使っていたんだけど、なんとなーく音がぼやけるな…と思って最近は使わなくなっていた。

改めて動作原理や、音の変わり具合を確認して自分の中の指針を固めたい。

今回は↓の4つのプラグインの動きを見てみた。音も確認してみたのでこの記事の最後に載せてみました。
どれも深くかけると音がボヤっとして音圧あげにくそうな音になった。
この4つを使い分けるとすると
  • Waves S1
    さらっと広げたいとき
  • Reason StereoImager
    低域は広げたくないとき
  • WIDER
    使いどころが難しい…完全モノラル音源を広げるのに使えるかも
  • Waves PS22
    完全モノラル音源を広げるのに使えるかも。
    例えば、低域は締めておきたいベースとかコード用のパッドとか?

--------------
・Waves S1
↓は音の広がりを制御する「Width」のパラメータを弄った時の音量と位相。
音が広がった時に全体的に音量が下がるのはわかる。位相変化は特になし。
なるほど、わからん…
S1_GainS1_位相特性

・Reason StereoImager
こちらは「Width」を広げるとほんの少し位相がずれるのが見れた。
けど、左右チャンネル同じように位相がずれている、、、これでなぜ音が広がるのかがよくわからない…
ReasonStereoImager

・WIDER
各周波数帯の音量を左右のチャンネルで変化させることで、センターで鳴っている音が左右に広がったように感じさせるものなのかな。
Wider_Gain

・Waves PS22
WIDERと似ていて、各周波数で、左右の音量差をつけるような動きをしてる。
Freqを弄ることで、Freqで指定した周波数より下はモノラルを保つようにできるっぽい。
WIDERくらい細かくなればいいのにと思った。
PS22_Gain


ここまでの感じからすると、StereoImager(S1, Reason)と、WIDER,PS22は根本的に動作原理と使用目的が違うのかな…
WIDER,PS22はモノラル音源をステレオ化することが主目的なのだろうか。

実際に音源に使ってみた。
S1はさらっと広がってる感じ。
ReasonStereoImagerは低域をMono方向にしつつ高域を広げる感じにしたら音が汚くなった…
WIDERは大胆に広がった感じ
PS22はFreqを調整するとWIDERより低域が締まった感じで広がったような印象。
Reason以外はモノラル耐性が強そう。

ハイハットのループをテストに選んだのは微妙だったかな…
検証結果と音を聴き比べた印象では、WIDER,PS22はStereoImagerとはなんだか使用目的が違うような気がして、同一音源で比較すること自体が無意味な気がしてきたので、後日、追加で実験するかも…


StereoImagerTestStereoImagerTest位相メーター

Plugindoctorで遊ぶ: SubBass Doctor 808

セール情報を見てちょっと気になったプラグイン「SubBass Doctor 808」


PluginDoctorで計測したり、実際に試用版を使ってみた結果、僕は買わないという結論になったのだけど、せっかくだから、計測結果だけでも載せておきます。
何かの参考になればと。。解釈の間違いとかあればご指摘いただけると嬉しいです。

・起動直後
HPF,LPFがかかってます
SubbassDoctor808_01_Initiali

・CURE
単純にHPF、LPFのFrequencyが変化してるだけに見える…
SubbassDoctor808_02_Cure

・SUB(低域)
20Hz〜50Hzくらいがぐぐぐっと持ちあがって、倍音も付加されてる感じ?
SubbassDoctor808_04_SubSubbassDoctor808_04_Sub_歪み

・SAT(サチュレーション)
高周波の倍音が足されて、結果としてゲインが上がってる感じ。
SubbassDoctor808_03_SatSubbassDoctor808_03_Sat_歪み


ちょと前にCOSMOSを買ってしまっていて…
自分が所持しているプラグインでは、WavesNLSとCOSMOSで代用できるかなと思ったので購入見送り。


Plugindoctorで遊ぶ:入力ゲインを気を付けよう

引き続きPlugindoctorで遊んでます。

前回の記事(Plugindoctorで遊ぶ(Waves:Renaissance系の終焉))でも少し触れたけれど、アナログモデリング系のプラグインは -18dBFS=0VU としているものがあって、プラグイン製作者の意図通りの挙動をさせるには入力ゲインを調整して-18dBぐらいにした方が良いのかも?という話。

Plugindoctorでの計測結果を動画(Gif)で紹介する。

NLS(Waves Non-Linear Summer)
入力が 0dBFSの時
NLS_0dB

入力が -18dBFSの時
NLS_-18dB


COSMOS(Nomad Factory)
入力が 0dBFSの時
COSMOS_0dB

入力が -18dBFSの時
Cosmos_-18dB


--------------------------------------------------------
いずれも入力ゲインが -18dBFS の時、きれいな周波数特性となった。
入力ゲインが 0dBFS の時、NLSは低域が極端に上がり、COSMOSは高域をDRIVEする過程で、中低域が急激に減衰するような妙な動きになった。

各トラック(チャンネル)のプリフェーダーのゲインをなるべく大きくしなきゃ…という根拠のない強迫観念、しいて言えばS/N比に関する間違った知識で今までやっていたけれど、完全に逆効果だったということが分かった。

各トラックの入力ゲインは -18dBFS にする

これ。
そもそも、デジタルEQにしても、0dBFS付近の入力をしたらブーストする余地が全くないよな…
冷静に考えれば当たり前のことも思い込みで見えなくなってしまうのだった。

そんなわけで、DAWの各トラックにVUメータを刺す運用を試してみようと思う。
幸いStudioOneに備え付けられているVUメータは、プラグインスロットの中で簡易表示する機能があるので、↓のような見た目を実現できた。
うーん、コンソール卓を使ってるみたいでテンション上がる!




※2021/02/15 追記 ↑うざいので全チャンネルVUメータ挿入はやめましたw

Plugindoctorで遊ぶ(Waves:Renaissance系の終焉)5

Plugindoctorとは、VSTプレグインの解析をしてくれる非常にユニークなソフトウェア。
大雑把に説明すると
・EQでブースト/カットしたときに、実際の各帯域がどう増減しているのか(周波数特性)、
・アナログモデリング系のエフェクトを通したときに、どういう倍音が発生しているか
・コンプレッサーのかかり具合は?
などを視覚的に確認することができるというもの。


@gyokimaeさんの「オーディオ・プラグイン解析ツールPlugindoctorで遊ぼう!」を参考にさせてもらって遊んでます。楽しくて、あっという間に時間が過ぎていきますw214



手元にはWaves Diamondバンドルのプラグインと、その他ちらほらとあるので、まずはWavesのプラグインを中心に見ていっている。

解析から得られる自分なりのメリット
  • 手持ちのプラグインの特性を把握しておけば、新たにプラグインを導入しようとしたときにDemo版などを使って、手持ちで代替可能かなど検討できるかもしれない。
  • 似たような特性を持つプラグインがあれば、どちらかの使用をやめ、プラグインの選択肢をへらしてシンプルになる

それから、少し調べ始めて気づいたのだけど、自分の思い込みで使ってて違和感があった部分が、解析結果を見ることによりはっきりと原因がわかったも点もあったので紹介する。

今回は、
Waves Renaissance系は他でほぼほぼ代替可能(自分の中では終焉)
 H-Comp, H-EQ(Digital2), eMo F2 Filterあたりで事足りる。
 軽くてインターフェースもシンプルで使いやすかったところもあるけれど。
NLSへの誤解
 入力ゲインは抑えめ(-12dB未満)にして使おう。
PuigTec EQP-1Aへの間違った理解
IM-Pusherはもう二度と使わない気がする
というところ。

以下は自分なりの観察結果と考察。
測定結果の解釈を間違えているかもしれない…

Renaissance系
H-Comp」vs「Renaissance Compressor」
↓はメーターのスケールが合ってなくて雑だけど4dBほどリダクションした場合の倍音とか?の特性。
H-CompのAnalog Off と、R-Compの特性が大体同じっぽいように見えた。
H_Comp_vs_R_Comp

あと、C1もシンプルで使いやすいなって思ってたんだけど、余計な倍音?が発生してるなぁー、、
歪み特性_C1_-4dB
結論:単純なコンプはとりあえずH-CompのAnalogOffを使う
※負荷は心配

イコライザは、単純なデジタルEQならStudioOne備え付けのEQか、H-EQのDigital2で十分な気がしている。
H-EQは意外と負荷が高いけど

あと、PsyTranceとかで、ベース、キックの低域を薄くしたようなエフェクティブな表現のためのHPFとしてもRenaissanceEQを使っていたんだけど、HPF,LPFだけなら eMo F2 Filterで良いかなと思い始めてきた。
↓のように周波数、位相特性が酷似してるので。
R-EQ_eMo_Filter


--------------------
NLSへの誤解
これまで、DRIVEを上げると音がもこもこしたような感じになるんだよな…と思ってました。
↓の周波数特性は、NLSのDRIVEを最大にした状態で入力ゲインを変化させたもの。
入力ゲインが大きいと、低域が大きく膨らんでいる。
一方、-18dBの入力であれば、綺麗で特徴的な周波数特性になっている。
David Shimamotoさんの本(とーくばっく)にも、アナログモデリング系のプラグインは-18dbFS=0VUを基準にして設計されているものがある、と書かれていたけれど、このことだったのか。
NSL_周波数特性

いままでは、入力が大きすぎたからもこもこしたような音になってしまっていたんだな!と、この結果を見て納得できた。

--------------------
PuigTec EQP-1Aへの間違った理解
低域のBOOST,ATTENを同時に上げたときの特性は知識としては知っていました、、、が使いこなせていなかったの巻。
キックの低域を熱くするために60Hz位を狙ってブーストしたつもりなのに、なんか音がスッキリしないな…と感じていた。
それは、LOW FREQUENCYを「60」に設定してブーストしたのでは、だめだったのだ…
↓のように、1kHzくらいまで上がってる。モワッとしたなと感じた自分の耳はあながち間違いではなかったのか。
PuigTec_EQP1A_60Hzをブーストしているつもりだったもの

僕がイメージしていた「60Hz」あたりをブーストするには、LOW FREQUENCYを「20」にした上で、BOOST&ATTENしないといけなかったのだ
「60Hz」を狙いたいのに「20」を指定しないといけないだなんて…そんなご無体な。
PuigTec_EQP1A_イメージ通り60Hz以下をブーストしている感じの設定

ちなみにLOW FREQUENCY=「60」でBOOST&ATTENした場合、200Hzくらいまでは大きくブーストされてしまうので、ちょっと狙った感じにならなかった。
かなりQが広くて使い所が難しいなと感じた。

まぁ、もやもやしていた点がはっきり分かってスッキリしたし、実際に↑の設定を試したら、気持ちよく低域が熱くなった気がする。

あと、MEQ5の低域と高域のQが結構違うんだなというのも面白かった
PuigTec_MEQ5_Q_低域広い_広域狭い

--------------------
IM-Pusherはもう二度と使わない
手軽に音に迫力を出すには便利だなーと思っていたんだけど、、、
↓をみると、勝手にLowカット&ブーストした上に、位相特性がむちゃくちゃ・・・?
Vitamin Sonic Enhancerも同じような位相特性だったんだけど、、これの意味がよく分かってないのだけど、なんか気持ち悪いな。
IM_PUSHER_周波数特性

位相特性も気持ち悪いけど、勝手にローカットしたりとか、意図していなかった挙動なので知ってしまうと使いづらいなと…
知らないままでいたほうが幸せだったか…


今回は、興奮してえらく長くなってしまった。
正直、測定結果を正しく理解できていない部分もあると思う。
しかし、なんとなく違和感を持ちつつも使いつけてきたプラグインたちを計測した結果、いくつかの違和感の原因解明にもつながった。

非常に有意義な実験だった。
今後も、気になるところはちょこちょこと調べていこうと思う。
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