UADのバンドルを買おうか迷いに迷っていろんなプラグインを試している…
しかし未だに「買う!!!」という意思を後押ししてくれるほどの効果を感じられなかった…
Monosnap VST Plugins, Synth Presets, Effects, Virt2

しかし、なんだ!?このAvalonとやらは…!?!?!?!?!

Avalon_UI

挿しただけで音が変わるを初めて体感できた気がする。
なんというか、語彙が少なくて表現できないけど、安易な表現を敢えて選ぶとすると「音が太くなった」という印象だ。

さて、いつも通りPluginDoctorの計測結果を見つつ最後に音も聴いてみよう。

■ 周波数特性
単に挿しただけだとフラット!マルチサンプリングあり(と思われる)
Avalon_周波数特性


■ ひずみ特性
ひずみ特性を見てみると第2倍音が大きく出てる感じがする。
これが音の暖かみというか太さを感じた要因か?
Avalon_ひずみ特性
AVALON_ひずみ特性
Avalon_ひずみ特性2


■ EQ
EQはQが割と広めで滑らかにかかる印象だ。
中域2バンドはQを2段階に調整できる。
低域、広域のシェルビングは大雑把にかかる感じだけど、それがまた良い。
Honeycam 2023-11-13 22-43-22

■ コンプ
OPTコンプなのかな??
アタックは2msから200msと幅が広い。
AVALON_Comp_Attack

そして4倍モードのスイッチがついていて、アタックを0.5ms〜50msの範囲に変更することもできる。
AVALON_Comp_Attack2


さらに興味深い挙動を見せたのがRatio高めの時の挙動。
圧縮直後にぐわっとリダクションして戻るっていう……
この後載せる音源のスネアにこの設定をしてみたが、アタックがめちゃくちゃ強調された硬い音になって面白かった。
Avalon_Comp

■ 処理負荷
処理負荷はめちゃくちゃ高い…
俺が愛用している bx_console SSL 4000Eの7〜10倍の処理負荷がかかる…
bx_consoleはトラックにガンガン挿していける感じだけど、Avalonはそんな気軽に立ち上げられる感じじゃないように思える。
Avalon_処理負荷


■ 音源視聴
さて、音源を載せてみる。
前半Bypass→後半 ON

次のようにキック&ベース、シンセ、スネア、、3か所に使ってみた。
特にスネアにはRatio高めの特殊設定を施してみた。音がグワっと変わるのが確認できる。。。
キックとかが太くなったのはMIX状態で感じてもらえるだろうか??
3個立ち上げただけで僕のPCではCPUメータ赤が付きっ放しだ…(T_T)
AVALON_音源テスト

■ まとめ
挿しただけで素人の俺でも音が変わるのがわかった!!!!
こんな経験はなかなかない…
こんなん、めちゃくちゃ欲しくなるわ!!!!

でもねぇ。。。処理負荷高いんだよねぇ。。。
専用DSPを使うことを前提に設計されたのを無理やりネイティブ環境で動かしてる感じなのかなぁ。。

かなり買いたい欲を刺激されるプラグインであることは間違いない……




悩ましい。


僕が普段愛用してるチャンネルストリップはこれなんだけど・・・