自動EQ Balancer(sonible)を試す

sonibleという初めて聞くプラグインメーカーが無料配布を開始した「Balancer」が気になったので試した。
最近AIを使った自動調整プラグインをよく見かけるけど、趣味DTMerの楽しみが奪われるような気がして今までは敬遠していた。
↓の紹介記事とチュートリアル動画を見て気になり、無料だし試すだけ試してみようという気分になったのだった。

sonibleとFocusriteが共同開発したサウンドを自動で最適化するプラグイン、「Balancer」が無償配布中


そんなわけで作りかけの曲のキック、スネア、ハイハットに使ってみた。
↓は、最初OFF、途中の25秒あたりからON
キックの重心が落ちてスネアの芯が強くなったように聞こえる…

balancerを使ってみた


スネアの周波数分布を比べてみると、、、1-2kHzあたりが膨らまされていた。
もとの音源はなんとなくの気分で5kHzより上を少しブーストして音が明るくなった感じがしてたけど、シャンシャンした音になってしまっていた。
芯のある音にするには200Hzあたりと、1-2kHzあたりのエネルギーが必要なんだ…
Snareにbalancerの結果

キックはOFFの状態のほうが好きかなーと思いつつ概ね効果があった。
自動調整ツールは自分に足りていない知識を補って気づかせてくれるということがわかった。
最終調整でこのプラグインを使うかどうかはわからないけど、少なくとも補助には十分使えそう。

192kHzマスタリング

↓で192kHzのオーディオインターフェースを買おうかまよってる感じのことを書いてけど、、
同人DTMerに192kHz対応のAudioインターフェースは必要か?

結局、買ったw
以前使ってたものをメルカリで売ってからこれを手に入れたので実質1万円くらいでグレードアップ。
studio26c_sq


早速192kHzマスタリングを試してみたんだけど…
TapeWaves NLSL3-16あたりを使うとCPU負荷が跳ね上がって僕のPCでは音飛びしまくる・・・
とりあえず、↓のようなコンプ、EQをかけてかる〜くマスタリング的な処理をしてみた。
192setting


44.1kHzと192kHzとで比較してみた…けど、違いがよくわからんかった…
もっとガッツリかけてみないとわからないかな…


ともあれ、192kHz環境を得て自己満が進んだのでテンション上がってる!

Reverbプラグイン(VST)

先日PhoenixVerbというReverbプラグインがセールで1000円くらいだったから手に入れた。
元Lexiconの開発者が作ったiZotope PhoenixVerbが今なら3,700円! iZotopeからブラックフライデー限定のバンドルも販売中
Rev03


これが非常に使いやすかったので今までのReverbと比較してみた

使用頻度「低」:TrueVerb、、、いいんだけどなんか使いづらい
Rev04


使用頻度「高」:LittlePlate
いつだたか無料で手に入れたPlateReverb。最近の使用頻度高い。
ちょろっと響きを足したいときに、製作中にざっくりReverb入れたいときなどに重宝する。
パラメータが必要最低限で扱いやすい。Lowカットのつまみもあるから軽く乗せたいときも楽。
rev01


使用頻度「最高」:REV PLATE-140
これもセールで無料でゲットしたやつかな。使用頻度はかなり高め。WIDTHで音の広がりを制御しやすいのがいい。
ただし前後にEQを刺さないと使いづらい。
Rev02



今まで使っていたReverbは、どうしてもEQとセットでFXチャンネルに挿してる感じだったのだけど、PhoenixVerbはこのプラグインの中だけでほとんど音作りができちゃう点が良い!
プリセットも使いやすいし。。。

とうことで、音をざっくり比較。
パラメータとかセンド量はあんまり揃えてなくて、普段使ってる感じの調整で比較です

DTMerっぽいデスク

DTMerっぽいデスク

先日、スピーカースタンドを買ったので、その風景を写真に撮ってみた。
こんなにDTMerっぽいデスクになったのはDTMを始めてから初めてかもしれない。
ヘッドホンでの作業が多かったからスピーカーをちゃんと設置したのも初めて?

今まで、何かに、誰かに遠慮してたけれど、ちょっと吹っ切ってみた。

それはそうと、この安いスピーカー(PreSonus Eris3.5)、、、仕様を見たら再生可能な周波数の範囲が 80Hz 〜 20kHzってことで、低域も薄くて確認しづらいし、広域も頭打ちだからハイレゾミックスの意味がないかも……

スピーカー選びの時点ではコスパ重視すぎて周波数特性まで見てなかった…
ここはまたお金をためてグレードアップを検討しよう

DTMerのためのラウドネスノーマライゼーション対策 TP -1.0dB -13LUFS

(2021/04/30) 追加記事を書きました ラウドネスノーマライゼーションに対応したマスタリング手順
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最近ラウドネスノーマライゼーションについていろんな人の意見や情報を見聞きして自分はどうするかーと考えているところ。

結論としては TP -1.0dB, -13LUFSくらいで出力しようと決めた。

まず前提として、同人即売会で頒布するCD用と、ストリーム配信用に別々にマスターデータを作るのは面倒だな…という思いがある。
マスターデータを1種類にしようと考えて模索した結果が「TP -1.0dB, -13LUFS」である。

・TP -1.0dB
ちょっと前は、L3とかのリミッターの Out Ceilingを -0.1 〜 -0.3dBくらいにすれば良いという情報をもとにそのようにしていたんだけどTruePeakという概念を知り、TPリミッターを使うことにした。
ちなみにWavesの WLM Plus Loudness Meter を使ってる。


更新(2020/12/30)
今は、BUTE LIMITER2を使ってます




・-13LUFS
YouTubeやニコ動などのメジャーなサイトのラウドネス基準は -14〜-16LUFSとかだから、-13LUFSでアップすると音量を下げられてしまうので、最初から-16LUFSくらいで作ればいいのかとも考えたけど、CDに収録することを考えた時、もう少し収録レベルを上げたいなと思った。
ストリーム配信でまぁ、音量下げられても許容範囲かなと思ったのが -13LUFSだ。

↓のように無理なリミッティングをせずに TP -1.0dBにしたら、だいたい -13LUFSになったという感じ。
以前はL3でつぶしまくって音圧をあげたつもりになっていたけどラウドネスノーマライゼーションを通すと、結局ピークレベルが下がるということがわかったので、無駄なリミッターやマキシマイザは使わないようにしようと思った次第。

Loudness_13


こちらも御覧ください。

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